〜採用ニーズは復調に向かうのか?〜
最新DATAで見る「IT系エンジニア」求人動向
2003/6/19
IT系エンジニアといっても、仕事の中身は細分化されています。いま企業が最も求めているIT系職種は何か? リクナビNEXTの協力をもとに、過去2カ月間の職種別求人件数を紹介していきます。転職を考えている人も、いますぐの転職は考えていない人も、“自分戦略”の参考にしてください。 |
「Web・オープン系」をはじめ |
4月と5月の求人件数を比べると、総件数は25%の減少となった。職種別で見ると、過去の求人件数の“けん引車”ともいえる、「システム開発(Web・オープン系) 」「システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系)」や「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」などでも、それぞれ前月よりも20%台の下落率を示している。
最も下落率が激しいのが「システム開発(汎用機系) 」であり、40%を超えている。さらに、「ネットワーク設計・構築(LAN・Web系) 」や「運用・監視・テクニカルサポート・保守」も、20%台の下落率を示し、求人件数も200件台からすべり落ちることとなった。
同様に、若手のITエンジニアに人気の高い「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」は、200件台に、「通信インフラ設計・構築(キャリア・ISP系)」は20件台にまでダウンしている。
このように職種別で見ても、際立って求人ニーズが高まっているものはない。依然として、IT系エンジニアの求人状況は、“冬の時代”から脱しきれていないといえるだろう。
●月末時点におけるIT系エンジニアの求人件数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(提供:リクナビNEXT/リクルートの転職サイト)
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