〜技術者の採用ニーズが回復の兆し!〜
最新DATAで見る「IT系エンジニア」求人動向
2003/7/17
IT系エンジニアといっても、仕事の中身は細分化されています。いま企業が最も求めているIT系職種は何か? リクナビNEXTの協力をもとに、過去3カ月間の職種別求人件数を紹介していきます。転職を考えている人も、いますぐの転職は考えていない人も“自分戦略”の参考にしてください。 |
「ネットワーク設計」や「運用・保守」 「テクニカルマーケ」などのニーズ増加 |
5月と6月の求人件数を比べると、総件数は微増となった。職種別で見ても、全10職種のうち、「3職種で増加、5職種で前月同様」の求人件数となり、前月までのダウントレンドから「やや復調」の兆しが表れている。
続いて、5月、6月の2カ月間における職種別求人件数を見てみると、「ネットワーク設計・構築(LAN・Web系)」「運用・監視・テクニカルサポート・保守」や「研究・特許・テクニカルマーケティング・品質管理など」 の職種は、10%前後の増加となっている。
そのほかの職種では、「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」「社内情報システム・MIS」なども、それぞれほぼ前月と同様の件数といったところ。
また、毎月の総求人件数の40%近くを占める「システム開発(Web・オープン系)」、そして20%近くを占める「システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系)」の求人件数は、それぞれ減少傾向に歯止めがかかっている。
このように、ここ数カ月間、著しくニーズが下がっていた職種が増加、あるいは下げ止まりを迎えたことが、総求人件数のアップにつながった。これを見る限りにおいて、IT系エンジニアの求人は、「やや底を打ちつつある状況」といえるのかもしれない。
●月末時点におけるIT系エンジニアの求人件数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(提供:リクナビNEXT/リクルートの転職サイト)
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