〜採用ニーズは2カ月連続で増加!〜
最新DATAで見る「IT系エンジニア」求人動向
2003/8/26
IT系エンジニアといっても、仕事の中身は細分化されています。いま企業が最も求めているIT系職種は何か? リクナビNEXTの協力をもとに、過去3カ月間の職種別求人件数を紹介していきます。転職を考えている人も、いますぐの転職は考えていない人も“自分戦略”の参考にしてください。 |
6職種で減少しているものの 総件数は2カ月連続で微増 |
6月と7月の求人件数を比べると、総件数は5月、6月の比較と同様に微増している。職種別では、全10職種のうち3職種で増加、6職種で減少しているものの、その減少率は10%未満にすぎない。
次に、6月、7月の2カ月間における職種別求人件数を見てみよう。それによると、「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」は16%、「システム開発(Web・オープン系) 」は5%、「通信インフラ設計・構築(キャリア・ISP系)」は、65%増加している。
さらに、毎月の総求人件数の40%近くを占める「システム開発(Web・オープン系)」、そして20%近くを占める「システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系)」の求人件数は、前月と同様に「微増ならびに据え置き」状況であるため、総件数の「前月割れ」を回避している。
企業の採用ニーズは季節や時期の影響を受けやすいが、5月〜7月の3カ月で見ても、大きくマイナストレンドを示す職種は見当たらない。全10職種のうち、明らかに減少しているのは「パッケージソフト・ミドルウェア開発」だけである。
こうした状況を見ると、IT系エンジニアの採用ニーズは「回復基調に向かいつつある」といえそうだ。
●月末時点におけるIT系エンジニアの求人件数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 直近2カ月間の増減率を「矢印」で表示
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(提供:リクナビNEXT/リクルートの転職サイト)
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