〜3カ月連続で増加、7職種で前月を上回る!〜
最新DATAで見る「IT系エンジニア」求人動向
2004/3/25
IT系エンジニアといっても、仕事の中身は細分化されています。いま企業が最も求めているIT系職種は何か? リクナビNEXTの協力をもとに、過去3カ月間の職種別求人件数を紹介していきます。転職を考えている人も、いますぐの転職は考えていない人も“自分戦略”の参考にしてください。 |
総件数は3カ月連続で増加 7職種で前月を上回る |
2004年2月の「IT系エンジニア」の求人動向を見ると、総件数は2288件で3カ月連続の増加となった。職種別では、10職種のうち減少したのはわずか1職種だけとなり、7職種が増加、2職種が前月並みの件数であった。この状況を見る限り、春の転職シーズンを反映し、上昇トレンドを維持しているといえるだろう。
次に2004年1月、2月の2カ月間における職種別求人件数を比較してみる。増加した7職種のうち、「システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系)」(12%増)、「運用・監視・テクニカルサポート・保守 」(21%増)、「社内情報システム・MIS」(13%増)、「研究・特許・テクニカルマーケティング・品質管理など」(10%増)の4職種は、それぞれ2ケタ台の伸び率を示している。
伸び率は2ケタ台に及ばなかったものの、若手エンジニアの転職先として人気の「システム開発(Web・オープン系)」は900件台、「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」は200件台をキープしている。また、今月唯一マイナスに転じた「ネットワーク設計・構築(LAN・Web系) 」職種も、その下げ幅は9%で収まり、件数では2003年12月を上回っている。こうしたプラス材料によって、総件数は前月の実績を押し上げることとなった。
3月に入り、春の転職シーズンが加熱する中、次回(3月分)はこの好調なトレンドを維持できるのか。転職活動を行っている読者には、依然関心の高まるところだろう。
●月末時点におけるIT系エンジニアの求人件数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 直近2カ月間の増減率を「矢印」で表示
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(提供:リクナビNEXT/リクルートの転職サイト)
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