〜4カ月連続で増加、6職種で前月を上回る!〜
最新DATAで見る「IT系エンジニア」求人動向
2004/4/22
IT系エンジニアといっても、仕事の中身は細分化されています。いま企業が最も求めているIT系職種は何か? リクナビNEXTの協力をもとに、過去3カ月間の職種別求人件数を紹介していきます。転職を考えている人も、いますぐの転職は考えていない人も“自分戦略”の参考にしてください。 |
総件数は4カ月連続で増加 6職種で前月を上回る |
2004年3月の「IT系エンジニア」の求人動向を見ると、総件数は2358件で4カ月連続の増加となった。職種別では、10職種のうち減少したのは2職種で、6職種が増加、2職種が前月と同じ件数であった。春の転職シーズンを反映し、上昇トレンドを維持している。
次に2004年2月、3月の2カ月間における職種別求人件数を比べてみよう。増加した6職種のうち、「システム開発(汎用機系) 」と「パッケージソフト・ミドルウェア開発」はそれぞれ47%の大幅増だ。もともとの件数が少ないとはいえ、この伸び率は注目に値する。そのほかの職種では、「社内情報システム・MIS」(17%増)、そして「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」(6%増)、「システム開発(Web・オープン系)」(3%増)、「システム開発(マイコン・ファームウェア・制御系)」(3%増)など、前月を上回る数字を示している。
一方、前月より減少したのは、「研究・特許・テクニカルマーケティング・品質管理など」(20%減)「運用・監視・テクニカルサポート・保守 」(6%減)の2職種だが、これらは前月が2ケタ台の伸び率を示していたため、その反動を受けたと推測できる。
今月は毎月3ケタの件数を集め、総件数のけん引役となる職種が、増加あるいは前月並みの結果であったため、総件数も前月を上回ることになった。
4月に入り、春の転職シーズンが終盤を迎えており、今後上昇トレンドが続くのか、転職志望者にとっては興味の尽きないところだろう。
●月末時点におけるIT系エンジニアの求人件数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※ 直近2カ月間の増減率を「矢印」で表示
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(提供:リクナビNEXT/リクルートの転職サイト)
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