
月刊エンジニアライフ(42)
プログラマが天職だ、と思えるまでの20年
@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ事務局
2012/2/3
本音が語れるエンジニア参加型メディア「@IT自分戦略研究所 エンジニアライフ」。日々、ITエンジニアの「生の声」を公開しています。
さて、2012年1月の新着コラム「月間アクセスランキング」を紹介します。
■プログラマが天職になるまでの20年
1月の1位は「プログラマで生きている」の「自分の稼ぎで食っている」。キャリア20年超のプログラマひでみ氏が、「わたしがプログラマという職業を選んだ理由」について語っています。
- 10才のわたしは20歳の自分に絶望していた
- 17才のわたしは唐突にコンピュータ業界に入ることを選択した
- 20代のわたしはさまよっていた
- 30代のわたしは新たな選択をした
- そして、40代のわたしはいまだにプログラマで生きている
ひでみ氏は生まれたときから足が悪く、「へたすると20歳で歩けなくなる」と医者に宣告されていました。10代のひでみ氏にとって、それは「何もできない大人になる」と言われるに等しいことでした。友達と一緒に外へ遊びに行けず、しゃがみながら日々を過ごしていたところ、父親からこう言われたそうです。
「手に職をつければ、歩けなくなっても自分の稼ぎで喰っていけるぞ!」
ひでみ氏は「自分ができる仕事」を探し始めます。そうして選んだのが「プログラマ」でした。
歩けなくなるまでは働こう、ではなく、歩けなくなっても働ける仕事を探さないといけない。やりたいとかやりたくないとか、好きとか嫌いとかは問題にしちゃいけない。自分ができる仕事を探さなきゃいけない。
「自分には合わない」と思いつつ、自分が選択したのだからと仕事にかじりついた20代を過ぎ、46歳になったひでみ氏は、「仕事が好き」と言いながら現役プログラマとして働いています。
高校生の時に単なる消去法で決めた仕事を、「喰っていかなきゃいけないから」という理由でやめられなくて、「仕事ができる人になるんだ」と働き続けた結果、よくわかってないのに選んだ仕事は「天職」になりました。
自分に“できること”を選ぶのか“好きなこと”を選ぶのか、「仕事」とは何か、仕事について考えるきっかけを与えてくれる素晴らしいコラムです。
■IT小説、第3弾スタート
人気IT小説「高慢と偏見」「人形つかい」を執筆する『Press Enter』のリーベルG氏が、新シリーズをスタートさせました。その名も「冷たい方程式」。
今回の主人公は情報システム管理部門勤務の社内SE。長年不評だった勤怠管理システムのリプレイスプロジェクト担当になったところから、物語は始まります。
以前の勤怠管理システムを作ったのが大手SIerだったため、今回のシステムは中小SIerを選定するという方針を採りました。他よりずいぶん安い見積もりを出してくるベンダに発注を決めたのですがが……。
本連載は、毎週月曜日に更新しています。まとめて読みたい人は全記事一覧をどうぞ。
■1月の新規コラムニスト
1月は、1人のコラムニストがデビューしました。
| 名前 | コラムタイトル | コラム内容 |
|---|---|---|
| 暇な時に読むといいかもしれないお話 | 暇なときに読んでもらいたい、主に新人向けの馬鹿ばかしい文章。肩ひじ張らずにお気軽に。 |
● 暇な時に読むといいかもしれないお話
都内在住のエンジニアMr.F氏による新コラムがスタートしました。エンジニアの仕事にまつわるさまざまなテーマを「肩ひじの張らない文章」で軽やかに描いています。
例えば「神様の作り方」について。といっても、創世神話のようなものではありません。本当のテーマは「自分のタスクを書き出し、きちんと終わらせて定時に帰る」やり方について。Mr.F氏の語り口は独特ですが、とても分かりやすいです。
「新人の教え方」や「上司への報告のやり方」などを、ビジネス書とは一味違う形で描く、注目の連載です。
エンジニアライフでは、独自のRSSを配信しています。コラムニスト一覧から、気になるコラムを探してみるのもよいでしょう。「話題のコラムをチェックしたい」「気になる話題をまとめて読みたい」という方は、エンジニアライフの歩き方をご覧ください。
エンジニアライフではコラムニストを募集しています。募集対象者は下記の通りです。
- ITエンジニア(元でも可)
- ITが好きで、将来はIT業界に就職しようと考えている学生
- ITエンジニアの採用や教育に関わっている人事・教育担当者
われこそはと思う方は、コラムニスト募集ページからご応募ください。あなたの、コラムニストとしてのご参加をお待ちしています。
月刊エンジニアライフ バックナンバー
- 第1回 ニッポンのITエンジニアが語る本音33本
- 第2回 下流プログラマ、IT業界を斬る
- 第3回 下流プログラマ、IT産業の空洞化を嘆く
- 第4回 あなたは「自ら提案できるエンジニア」になれるか
- 第5回 「新婚なんだから早く帰れば」なんていわないで
- 第6回 ベンチャー社長、SQLからIT業界を考える
- 第7回 無職からの逆転男、ヘルプデスクでキャリアを考える女
- 第8回 「サイテー上司」との過酷な日々
- 第9回 客先常駐エンジニアの憂うつ
- 第10回 新人研修で自衛隊? 昔は多かった体育会系IT企業
- 第11回 プログラマよ、「プログラマ止まり」のルートを探せ
- 第12回 コードにカッコはいる? いらない? 宗教論争は続く
- 第13回 気合いと根性の残業課長 vs 定時に帰る新人
- 第14回 「生涯プログラマ」を目指す彼女の苦難
- 第15回 FizzBuzzをムダに長く書いてみた
- 第16回 「ググるな危険」が呼んだ波紋
- 第17回 ソフトウェア開発に幸せな未来をもたらすには?
- 第18回 「IT技術者へのあこがれ」を復活させるために
- 第19回 「会社はアテにするな」技術者が生き抜くための7カ条
- 第20回 30歳からのキャリアプラン、名付けて「三十路の誓い」
- 第21回 IT業界≠3K? IPA『人材白書2010』から考える
- 第22回 勇者とモンスターとオブジェクト指向
- 第23回 「マジカル仕様書」と「ミステリアスソース」の恐怖
- 第24回 残業にも発熱にも負けず、彼女はプログラミングをする
- 第25回 「プログラマに嫌われるリーダー」になっていませんか
- 第26回 プログラマとリーダーの「すれ違い」を解決しよう
- 第27回 彼女がC++に萌える理由
- 第28回 スキルアップは重要だが、「スキル依存症」にご注意を
- 第29回 「ずっとプログラマ」を実現するために
- 第30回 今日こそ定時に帰るための「仕事の護身術」
- 第31回 デスマーチを生み出す、無茶という名のチェーンソー
- 第32回 不謹慎ムードにのまれず、くだらないことで笑いたい
- 第33回 新人エンジニアに伝えたい「エンジニアっていいよ!」
- 第34回 “伸びない”ベテラン技術者がかかる病
- 第35回 優秀なエンジニア5人=普通のエンジニア1000人?
- 第36回 請負プログラマvs.上級システムエンジニア
- 第37回 エンジニアとして成長したいなら、“師匠”を探せ
- 第38回 素人がRailsでWebサービスを作ってみて分かったこと
- 第39回 5分ぐらいで分かる、良い報告書の書き方
- 第40回 ベテランプログラマの言語習得術
- 第41回 7つの言語、7人の英霊によるコーディング戦争
- 第42回 プログラマが天職だ、と思えるまでの20年
- 第43回 JRubyコミッタが見た、大手SIerとグリーのスピード差
- 第44回 サバイバル精神が、時にエンジニアを鬼にする
- 第45回 批判に時間を割くな、エンジニアなら作れ
|
|
| スキルアップに役立つ問題を無料で出題 | |
| ITスキル研修4000件、最新情報の検索できます |
キャリアアップ
スポンサーからのお知らせ
- - PR -




LinuxCon Japan 2012、基調講演にグレッグ・クローハートマン氏