ITエンジニアが知って得する、簿記・会計入門

第3回 イナバ君、ここまで理解すれば簿記3級レベル

日本公認会計士協会準会員
小澤文子
2008/6/16

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 最後に、簿記3級試験について

ブンコ先生 イナバ君、ここまで頑張って勉強してきたから、一度、力試しをしてみたら?

イナバ君 力試し???

ブンコ先生 日商簿記検定試験といって簿記の知識レベルを確認できる試験があるの。まずは3級取得のための勉強をすれば、簿記の基本的な流れをもっとしっかり身に付けることができるわよ。

イナバ君 じゃあ、プロジェクトと並行して勉強してみます!

ブンコ先生 これからも頑張ってね。

イナバ君 ありがとうございました!

 こうしてイナバ君は、簿記・会計の基礎知識を習得し、無事会計システムのプロジェクトにアサインされました。プロジェクトでは、持ち前の頑張り屋な性格で活躍してくれることでしょう。

 そういえば、簿記・会計の勉強中、イナバ君はたくさんのお菓子を食べ、横にも大きく成長しました(当初123kgだった体重が現在は130kg近い)。今度は日商簿記検定3級の勉強をするイナバ君ですが、資格試験に合格するころには一体どんな体になっているのでしょうか?! ……想像するだけでも体に悪そうなので、イナバ君の成長記はこの辺でいったんおしまいです。

ブンコ先生 イナバ君、お菓子はほどほどにね。

イナバ君 (ギクッ)は、は〜い。

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筆者プロフィール
小澤文子(仰星監査法人)●東京生まれの千葉育ち。お茶の水女子大学英文科卒業後、まったくもって未経験だったコンピュータの世界に興味を持ち、日本アイ・ビー・エムにSEとして入社。会計システムをはじめとする中堅企業の業務システムSIに多数携わるが、勤続12年目の夏に突如思い立ち同社を退社。その後、長い受験生活を経て2007年公認会計士試験に合格、現在に至る。次なる目標は「一生に一度はお嫁にいくこと」。
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