
第8回 Linux時刻管理の仕組みと設定
大竹龍史(ナレッジデザイン)
2008/12/26
■演習問題
ポイントを押さえたら、演習問題に挑戦してみましょう。問題ごとに、LPIC試験での重要度を記載しています。試験を受ける際の参考にしてください。
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dateコマンドを実行したところ、次のように表示されました。
| 2008年 11月 4日 火曜日 04:41:28 JST |
これを次の形式で表示するための実行コマンドはどれですか? なお、環境変数LANGの値はCに設定されているものとします(LANG=C)(2つ選択)。
| Nov 04 04:41:28 |
[試験対策の重要度:(level1)**、(level2)**]
a.date '+%b %d %T'
b.date '+%b %d %H:%M:%S'
c.date '%B %d %T'
d.date '+%B %d %H%M%S'
| (注)
LANGの補足説明 環境変数LANGの値にロケール名(locale)を設定することにより、使用する言語や文字コードを指定できます。 (例1)ロケールにja_JP.UTF-8を指定
(例2)ロケールにCを指定(Cはデフォルトのロケール)
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a、b
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表示形式の書式指定では最初に+を付けます。よって+のない選択肢cは間違いです。Novのように省略形の月名を指定する場合は、%bです。選択肢cと選択肢dで指定されている%Bは月名がNovemberのように完全な月名になります。従って、選択肢aと選択肢bが正解です。本文中の「【3】ハードウェアクロックとシステムクロックの時刻設定/表示コマンドの使い方を把握しておく」の解説を参照してください。
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システムクロックの時刻をNTPを利用して正確な時刻に設定したので、これをハードウェアクロックにローカルタイムで設定しておくことにします。なお、/etc/adjtimeファイルの内容を表示したところ、次の記述行があります。
| LOCAL |
正しい実行コマンドはどれですか?(3つ選択)
[試験対策の重要度:(level1)***、(level2)−]
a.date --hardwareclock
b.date > /dev/rtc
c.hwclock -w
d.hwclock --systohc
e.hwclock -s
f.hwclock --hctosys
g.hwclock --systohc --localtime
h.hwclock --hctosys --utc
|
c、d、g
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ハードウェアクロックの設定はhwclockコマンドで行います。dateコマンドはシステムクロックの表示、設定を行うコマンドなので、選択肢aと選択肢bは間違いです。
hwclockを実行する場合、/etc/adjtimeにLOCALの記述がある場合はデフォルトはローカルタイムとなります。システムクロックの時刻でハードウェアクロックの時刻を設定するオプションは、--systohcまたは-wです。
従って、選択肢cと選択肢dは正解、選択肢eと選択肢fは間違いです。また、ローカルタイムの指定は--localtimeオプションで明示的に指定することもできるので、選択肢gは正解です。選択肢hはオプション--utcでutcの時刻を指定しているので間違いです。
本文中の「【3】ハードウェアクロックとシステムクロックの時刻設定/表示コマンドの使い方を把握しておく」の解説を参照してください。
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