SJC-D

Sun認定Javaディベロッパ

2004/2/28

 SJC-Dは、Javaプログラミングの基本構造やシンタックスを習得した人が対象で、実務的なアプリケーション作成の技術を身に付けたいプログラマに対して、実際のアプリケーション作成の複雑なプログラミング課題を出題し、その課題を実行するのに必要な知識について小論文形式でテストを行う。

試験形式
課題を解く(パートI)、小論文(パートII)
試験時間
プログラミング課題は無制限、小論文は90分(5〜10問)で、プログラミング課題に関連するもの
合格基準
小論文試験と合わせて124点以上で合格
合格結果
後で電子メールで通知
受験料
5万400円(税込み)
受験場所
課題はどこからでも受験できる。小論文は指定された会場(東京・サン高輪台トレーニングセンター)
有効期間
2年間
表1 SJC-Dの試験情報

 試験は2つのパート(パートIとパートII)に分けられ、それぞれ独立したテストとして行われる。パート1はプログラミング課題であり、サン・エデュケーション・サービスから送付されてくる。

 プログラミング

課題のファイルは.jarファイルで、次の内容が含まれる。

  • 「instructions.html」という文書
  • 課題で使用するクラスファイル
  • 課題で使用するバイナリ・データベースファイル

 機能としては次の機能が課題に使用される。

  • 情報を表示するグラフィカルユーザーインターフェイスと、柔軟な検索とレコードロッキングをサポートするためのデータベースの拡張
  • データベースシステムに対するネットワークサーバ機能
  • ユーザーインターフェイスとデータベースを接続する通信機能

 次にパートIIの試験だが、サン・マイクロシステムズから指定された会場で小論文試験を受験する。ただし、パートIの課題が提供された日より1年の間に受験する必要がある。

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