SJC-WC

Sun Certified Web Component Developer For Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)

2004/6/5

 SJC-WCは、サン・マイクロシステムズのJava認定資格(Sun Java Certification)のうち、システム開発に不可欠なサーブレット、JSPといったプログラミング能力の包括的な知識を認定する資格である。なお、SJC-WCの受験にはSJC-Pの取得が前提条件となっている。

■試験内容

 Sun Certified Web Component Developer For Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)(試験番号:310-080)に合格すると認定される。資格試験の概要は、以下のようになっている。

試験番号
310-080
試験名称
Sun Certified Web Component Developer For Java 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)
試験方法
オンライン試験
試験時間
90分
試験形式
多肢選択式・記述式
出題数
59問
合格基準
61%(36問)
合格結果
試験終了後直ちに画面に表示される
受験料
各2万5200円(税込み)
受験場所
全国
有効期間
なし
表1 SJC-WCの試験概要

 具体的な試験範囲は以下のようになっており、サーブレット/JSPに関する知識がバランスよく体系的に網羅されている。

  • サーブレットモデル
  • Webアプリケーションの配備
  • サーブレットコンテナモデル
  • サーバサイドの例外を扱うためのサーブレットのデザインと開発
  • セッション管理を扱うためのサーブレットのデザインと開発
  • 安全なWebアプリケーションのデザインと開発
  • スレッド・セーフなサーブレットのデザインと開発
  • JSP(JavaServer Pages)モデル
  • Webコンポーネントの再利用のデザインと開発
  • JavaBeansコンポーネントを使用したJSPのデザインと開発
  • カスタムタグを使用したJSPのデザインと開発
  • カスタムタグライブラリのデザインと開発
  • J2EEパターン

■合格後のスキルパス

 SJC-WC合格後は、EJBを利用したJ2EEシステムへの理解を認定するSJC-BCなどを目指すことができる。

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