WebSphere Application Serverアドバイザー

2004/6/5

 WebSphere Application Serverアドバイザー試験は、WebSphereグローバルマスターの入門レベルに当たる資格である。本認定制度は、IBM WebSphere技術者認定制度を名称変更したもので、WebSphere Application Serverアドバイザー試験は新制度になってから追加された。なお、このアドバイザー試験は世界共通認定ではなく、国内のみの認定となる。

■試験内容

 本認定資格は、WebSphere Application ServerおよびWebSphere Studioを使用したJ2EEアプリケーション開発と、WebSphere Application Serverに関する基礎的な知識を問う資格である。試験の概要は、以下のようになっている。

試験番号
000-906
試験名称
WebSphere Application Serverアドバイザー
試験方法
オンライン試験
試験時間
60分
試験形式
多肢選択式
出題数
40問
合格基準
70%(28問)
合格結果
試験終了後直ちに画面に表示される
受験料
1万500円(税込み)
受験場所
全国
有効期間
なし
表1 WebSphere Application Serverアドバイザーの試験情報

 主な試験範囲は以下のようになっており、アプリケーション開発の基礎知識を網羅した内容となっている。

  • WebSphere製品概要
  • WebSphere Application Server導入と構成・管理における基礎知識
  • WebSphere Studioを使用したアプリケーション開発における基礎知識
  • サーバサイドJava(サーブレット/JSP)プログラミング基礎知識

■合格後のスキルパス

 WebSphere Application Server アドバイザー合格後は、WebSphere Application Serverの管理を行うWebSphere Application Server V5.0認定システムアドミニストレーター(Basic)試験(試験番号:340)や、WebSphere Studioを利用したシステム開発を行うWebSphere Studio V5.0認定アソシエイト・デベロッパー(試験番号:285)などを受けることができる。

[関連URL]
IBMのWebSphereグローバルマスターのWebページ

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