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幅広い技術知識や 論理的に物事を整理できる スキルが必要とされる |
プログラマは、システムエンジニアが決めた設計に従って、実際にコンピュータ上で動作するプログラムの詳細な仕様を設計する。さらにコンピュータプログラムをコーディングし、動作検証をする仕事である。
システムエンジニアがどんなに頑張ってシステムを設計しても、動かなければ意味がない。プログラマは、設計内容を動くシステムにするという重要な仕事を担当する。
プログラマの醍醐味(だいごみ)は、「自分の作ったものが実際に動く」というところだと筆者は考える。意図したとおりにメッセージが表示されたり、画面が遷移したりするのは、とても楽しいものである。
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また、自分の生産性を高めるために、自分だけの専用ツールを作ったり、開発環境をカスタマイズして自分なりの道具をそろえる楽しみもある。
一方で、「産みの苦しみ」ともいうべき修正作業(デバッグ)で「悶々(もんもん)とした日々」を過ごすなど、つらい面もある。
プログラマという職種がどのような生活を送っているのか、入社3年目程度のプログラマを例に、典型的な1週間を紹介する。
シチュエーションとしては、Webを使った顧客向け販売システムの開発プロジェクトに携わっており、5年先輩の社員とともに、プログラム設計およびコーディングの工程に入っているとする。紹介するのは、仕様書のレビューとコーディングが主なタスクとなっている週だ。
| 曜日 | 活動内容 |
| 月曜 | 9:00出社。毎朝行われる朝会に出席。その後、自分が書いたプログラム仕様書のレビュー(先輩+プロジェクトメンバー)。たくさんの修正指摘を受けて修正。指摘が思ったよりも多く、修正に手間取る。22:00退社。 |
| 火曜 | 9:00出社。朝会出席。昨日指摘を受けた修正部分の再レビュー。軽微な指摘はあったものの、内容的には問題がなかったため、コーディング作業に着手。ノリノリでコーディングを行っているうちに、気付いたら夜。22:00退社。 |
| 水曜 | 9:30出社。朝会にぎりぎりで間に合う。朝会参加。昨日に引き続きコーディング作業。コンパイルがなかなか通らず、やっと動いてもおかしなランタイムエラーが出て、頭を悩ます。夜は友達と飲みに行く予定があるため、だいぶ焦ったものの、なんとか見通しがつく。19:00退社。 |
| 木曜 | 9:00出社。ちょっと二日酔い。朝会参加。昨日のコーディングの続き。昨日詰まっていた部分がうそのように解消。夕方ごろ、先輩に意気揚々と進ちょく状況を報告。 |
| 金曜 | プロジェクト・進ちょく会議。午後から先輩とソースコードレビュー。コメントの記載が不十分と指摘があり、コメントの見直し。 |
開発したプログラムは、製品として顧客に納められ、ほかの誰かによってメンテナンスをされていくものである。従って、プログラムの仕様はしっかりとドキュメント化し、誰が読んでも分かるような、分かりやすいソースコードを書くことが重要だ。
そのため、プログラマには「論理的に物事を整理できる力」と「分かりやすい文章を書ける力」が必要になる。また、プログラミング言語以外に、ER図やUML図などのモデリング言語、データベース、OS、ネットワーク、ハードウェアなど、幅広い知識が求められる。
プログラマの仕事はプログラムを作ることなので、「ものづくりに喜びを感じる人」が向いている。特に、プログラミングにかかわる几帳面(きちょうめん)さを持っている人や、地道な作業をいとわない人が向いている。また、継続的な学習が必要であるため、「自己投資して勉強することをいとわない人」でなければ務まらないだろう。
さらに、デバッグという、神経をすり減らす作業をこなさねばならないのもプログラマの特徴だ。そのため、適度に力を抜いて気分転換ができるような柔軟性や、「なんとしても解決するぞ」という忍耐力が必要となる。
| 筆者プロフィール | ||
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