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XMLデータの設計
顧客『体験』満足度の追求を教育にも生かす

★@IT読者の受講モニターレポートを掲載しました。
トレーニングコース「XML基礎」の受講レポートはこちら
トレーニングコース「XMLデータの設計」の受講レポートはこちら 2002/8/22

インフォテリア認定トレーニング各コースをもっとよく知っていただくために、本ページでは、実際に講義を行う講師にインタビューを実施。「XMLデータの設計」について、日本ヒューレット・パッカード株式会社 HPサービス事業統括 hp教育サービス事業部 ビジネス推進部 田島和夫さん、細渕久美さんから、このコースのポイントや工夫している点を聞いた。


 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本hp)では、インフォテリアの認定コース「XML基礎」「XMLデータの設計」「XMLデータの利用」「XMLアプリケーション開発1」の合計4コースを行っています。「XMLデータの設計」は、「XML基礎」の次の段階に当たるコースで、XMLデータを企業間などで受け渡しするために必要な、XMLスキーマ言語の概念を学習します。XMLデータやXMLスキーマ言語としてのDTD作成について、実践レベルの技術を身に付けることができます。内容はXMLの文法・記述方法、DTDの文法・記述方法などが中心で、すでにXMLの概要をご存知のエンジニアの方なら、この「XMLデータの設計」から受講をスタートしてもよいかと思われます。もちろん「XML基礎」「XMLデータの設計」の両方を受講することで、さらに理解が深まることはいうまでもありません。

 受講対象者は主にエンジニアの方なのですが敷居はそれほど高くなく、XML作成は初めてという方でも大丈夫ですよ。基本的な項目が中心なので、エンジニアばかりでなく、企画部門や営業部門の方でも「XMLマスター」資格を取得したい方にお薦めできるコースです。

 コース内容は、講義が70%で演習が30%といった割合です。演習は穴埋め問題が中心で、これらは、テクニカルな基礎知識を確認するための問題として用意されています。加えて、ある程度の知識を持っている方のために、当社が独自に追加した演習問題をいくつか用意しています。XML文書を見てDTDを作る、といったベーシックなものや、実際に私が解いてみて面白いと思った問題などをベースに作ったものです。

 先日は、講義の最後に理解度テストを試験的に実施しました。約20問のテストですが、受講者の方からは大変好評でした。今後も5〜10分でできる理解度テストを実施しようと、問題作りに励んでいます。決まった内容だけでなく、自分が受講する立場だと仮定して、「あるといいな」というものをコースに積極的に取り入れていきたいと考えています。

 XMLの学習においては、「いったいXMLって何なのか」「どんな部分で役立つのか」といったことを、ふかん的に理解することが大切だと最近痛感しています。私自身も、XMLがなぜ注目され、どういった部分で使われているのか、を理解するのに時間がかかりました。「XML基礎」「XMLデータの設計」「XMLデータの利用」は、全体を通じて、XMLの世界をふかん的に理解するのに役立つトレーニングコースです。この一連のコースを受講することによって、XMLをビジネスに生かすきっかけになればと思っています。


 日本hpには、「HP-UX教育コース」「hp OpenView教育コース」を中心とした、自社製品の教育に関する長い歴史と実績があります。というのも日本hpの教育コースは、ヒューレット・パッカード(以下、hp)の企業理念と深く結び付いているからなのです。

 hpでは、製品のサイクルを、企画・製品化、市場からの認知、お客様の購入、お客様からの評価、といった一連の流れを想定しています。そしてこのサイクルの中に、自社製品をご購入いただいた後に、その製品をお客様によりよく使っていただくためには「教育」が不可欠であると認識し、実践してきました。

 「製品を作った、売った、さあ教育の準備をしよう」ではなく、製品の開発と同時に、教育コースの開発にとりかかります。製品開発のスペシャリストと教育部門が協力し、実践的で効果的な教育内容を開発する体制というものは、他社にない強味ではないでしょうか。

 日本hpは、顧客満足度を企業活動の根幹に位置付けています。教育の分野では、受講後には講師の教え方はどうだったか、演習の時間は十分だったかといった設問のアンケートを取り、受講者の満足度を常に把握しています。これは世界約40カ国に設置されているhp教育センター共通の制度です。日本hpの教育サービスの顧客満足度が、世界的に見てどのレベルにあるのかも分かるのです。幸いにも現時点では、日本hpの教育サービスは、常に5段階評価の4以上の評価を頂き、満足度の高い講義になっていると自負しています。

 さらに、この顧客満足度を維持するために「TCE」という考え方も導入しています。これは「Total Customer Experience」の略で、営業、サービス、教育などあらゆる部署とのかかわりにおいて、お客様が常に「最高の体験・経験」を得られるようにしようというものです。

 教育コースの内容はもちろん、講師の教え方、熱意、そして、教室の設備から受け付けの対応など、あらゆる点で最高品質の講義を体験していただきたい、これが日本hpの教育コースの原点です。この気持ちのもと、今回インフォテリア認定トレーニングセンターとなり、私たちのカリキュラムの1つとしてXML関連コースを新設しました。

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日本ヒューレット・パッカード株式会社ロゴ
日本ヒューレット・パッカード株式会社
hp教育サービス 品川御殿山教育センター
講師 細渕 久美さん
HPイメージ

 1967年東京生まれ。1988年ソニー・テクトロニクス(株)に入社し、1990年から自社製品の電子計測機器の教育コース開発・講師、展示会の説明員などを担当。1995年エフエム・エスエス・インターナショナル(株)に入社。ロータスノーツR3、R4の認定スクール立ち上げメンバーとして認定講師となる。その後、ロータスノーツR4.5のユーザーサポートに従事し、1999年日本ヒューレット・パッカード(株)入社。
 Microsoft CTECの認定講師として、Woindows NT 4.0、Windows 2000のMSUコースを担当。2002年からインフォテリア認定講師として、インフォテリア認定コースを担当する。そのほか、HP-UXユーザー基礎コース、HTML入門コースも。IT系講習の講師歴13年の経験を生かし、難しい表現の多い技術内容を分かりやすく伝えること、学習方法を明確にする手伝いをすることが講習のモットー。

日本ヒューレット・パッカード株式会社(東京・品川)
開催コース XML基礎、XMLデータの設計、XMLデータの利用、XMLアプリケーション開発1
※講師は細渕氏以外が担当する場合があります。あらかじめご了承ください。
URL http://www.jpn.hp.com/education/welcome.shtml
電話番号 0120-081-565 電子メール dl1_cec@hp.com
会場 住所 東京都品川区北品川4-7-35 御殿山ヒルズ5階
アクセス JR「品川」駅徒歩8分、京浜急行「北品川」駅徒歩5分


  トレーニングコース 「インフォテリア認定 XMLデータの設計」受講レポート
★@IT読者の受講モニターレポートです。
「設計のポイントとして、こういうケースではこの方法を選ぶと良いなど、具体例を挙げて説明していただけたのが参考になりました」
ソフトフェア開発業 プリマーケティング担当 27歳(東京都) 2002/8

──このコースを受講した理由は?
 業務でXMLの知識が必要となるためです。データ設計など実践で役立ちそうな内容だったので受講しました。

──実務に役立ちそうなポイントは何でしたか?

 設計のポイントとして、こういうケースではこの方法を選ぶと良いなど、具体例を挙げて説明していただけたのが参考になりました。

──講師の教え方は判りやすかったですか?

 丁寧でわかりやすい説明でした。XMLマスター試験を意識した解説もあって良かったです。

──講師は質問に適切に答えてくれましたか?

 疑問に思う個所は質問する前に講師から解説があったので、特に質問する機会はありませんでした。

──テキスト教材は判りやすかったですか?

 サンプルが多く見やすい教材でした。前半は基礎的な内容も書かれているのでリファレンスとしても使えそうです。

──講習中の雰囲気はいかがでしたか?

 演習が多かったので、みなさん集中して取り組まれていたと思います。

──物足りなかった点はありましたか?
 演習の課題が穴埋め問題だったのですが、もう少し内容の濃いものでもよかったかと思います。

──総合的に評価して何点かと、その理由を教えてください。

 90点。前半は基礎的な内容だったので、XMLの学習を始めたばかりの私でも不安に感じることなく受講できました。1日と期間が短いので演習に物足りない気もしましたが、これをきっかけに今後の学習につなげたいと思います。

「今までDTDを書くのは面倒だと思って敬遠していたのですが、これからはDTDを書けそうです」
ソフトウェア開発 26歳(東京都) 2002/8

──このコースを受講した理由は?
 XMLデータを業務で取り扱っているため、XMLデータの編集に必要な知識をつけたいため。

──実務に役立ちそうなポイントは何でしたか?

 講習の内容は主にDTDに関するものでした。今までDTDを書くのは面倒だと思って敬遠していたのですが、これからはDTDを書けそうです。XMLSchemaについてもいまいち理解不足だったのですが、これから自習学習するための序章になりました。

──講師の教え方は判りやすかったですか?

 私にとっては、ペースが少し早かったのですが、説明は理解できました。

──講師は質問に適切に答えてくれましたか?

 講習内容に関してではなく、その他雑多な質問をしたのですが、丁寧に対応していただきました。

──テキスト教材は判りやすかったですか?

 どこに何がかいてあるのか、ぱっと見ではわかりにくいと感じました。講習会中は講師の話を聞くのが主で、テキストにはざっとしか目を通せませんでした。帰ってゆっくり見直す必要があると感じました。

──講習中の雰囲気はいかがでしたか?

 みなさん集中して受講していたようで静かでした。

──物足りなかった点はありましたか?

 XMLSchemaも講習内容に含まれていたので、詳細が聞けるのかと期待していたのですが、「XMLSchemaはじっくり時間をかける必要があり、この講習では概要のみ説明」ということで残念でした。

──総合的に評価して何点かと、その理由を教えてください。

 「この講習は私のレベルに合っていた」「知りたいことの説明があった」という点で満足しているので高得点です。

(インフォテリア認定トレーニングコースの全体像)

 
  関連リンク
日本ヒューレット・パッカード hp教育サービス

インフォテリア

インフォテリア認定教育センター(ICEC)

コーススケジュール一覧

XMLマスター

  XMLデータの設計
学習内容
XML文書の記述(整形式XML)
  文書型宣言
XML文書本体、要素、属性
コメント
処理命令
CDATAセクション
文字符号化方式
実体参照・文字番号参照
DTD
  スキーマの利用例
スキーマ定義言語の種類と特徴
DTDの特徴
外部サブセットと内部サブセット
要素型宣言(要素内容モデル、混合内容モデル)
属性リスト宣言
実体宣言
実体
記法宣言
条件付セクション
名前空間
  名前空間の目的
名前空間の利用例
名前空間の記述
属性での利用
名前空間を含んだXML文書の文書型定義
XML Schema
  XML Schemaの目的
DTDとの違い
XML Schemaの構文
型(単純型、複合型)
型の派生

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