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DOM、SAX、SOAP、Webサービスを学ぶインフォテリアの新トレーニングコース
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| ★@IT読者の受講レポートをこのページの最後に掲載しました。
2003/1/9 |
XML技術者育成推進委員会が実施する「XMLマスター:ベーシック」が好調だ。2001年10月の開始以来、取得者数が加速度的に伸び続け、2002年8月には2000名を突破した。同委員会では、さらなるXML技術者の育成を目指して、上位認定制度「XMLマスター:プロフェッショナル」を2002年11月から開始することを先日発表した。「XMLマスター:プロフェッショナル」の試験では、XML処理システムの構築概要、XSLT、DOM(Document
Object Model)、SAX(Simple API for XML)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、Webサービスなど、現場のシステム構築時に必要とされるより高度な知識が必要となる。
この動きに呼応して、XMLマスター認定コースの1つである「インフォテリア認定トレーニング」の開発を行っているインフォテリア株式会社(以下、インフォテリア)は、新たに「DOM/SAXプログラミング」「Webサービス/SOAPによるシステム連携」の2コースを新設。新コースでは「XMLマスター:プロフェッショナル」の試験範囲を学習テーマとしている。DOM、SAX、SOAP、WebサービスといったXMLに関連するテクノロジを習得する意義について、インフォテリアでXMLを活用したシステムのコンサルティングを行っている吉松シニアエンジニアに話を聞いた。
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XMLを処理するアプリケーションに必要なテクノロジが、
DOMやSAX、SOAP、Webサービス |
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プロフィール
インフォテリア株式会社
ソリューション本部 シニアエンジニア 吉松 史彰さん |
| 大手システムインテグレータにて開発、社内技術サポートの後、1997年よりマイクロソフト認定トレーナーとして、主に
Windows DNA、COM(+)、MTS、ADO/OLEDB などのテクノロジにフォーカスした、デベロッパ向けのトレーニング
コースの開発および教育を行う。1999年度 MCSP MCT アワード受賞。2001年4月より、インフォテリア(旧インフォテリアネットワークス株式会社。2002年4月にインフォテリアに統合)にて、XMLを活用したシステムのコンサルティングおよび開発を行っている。@ITでは「Insider
.NETフォーラム」でコラムを執筆中。 |
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XMLがここまではやった理由の1つは、XML文書が人にとって分かりやすく簡単に取り扱えるものだったからです。しかしXML文書の用途として現在注目されているのは、ソフトウェアが扱うデータの表現としての価値です。
そこでいまでは、人が直接XML文書を作成したり、変更したりするよりは、アプリケーションによって直接処理されるケースの方が多くなっています。XMLを処理するアプリケーションに必要なテクノロジが、DOMやSAX、SOAP、Webサービスなのです。
XML処理アプリケーションの発展段階を追ってご説明すると分かりやすいかと思います。XML処理アプリケーションは、まず第1フェイズとしてXMLパーサが作られました。人の代わりにXMLの文法チェックをしてくれるXMLパーサがさまざまなシステムに実装されたことにより、システム間連携を行う際に、データをXML形式で受け渡せるようになりました。これはXMLの普及にはとても重要なことでした。
そして第2フェイズとしてDOMやSAXなどのAPIを利用したさまざまなアプリケーションが開発されています。DOMやSAXを利用することにより、プログラマはXMLの細かい文法を意識することなくXMLを簡単に取り扱えるようになりました。XMLエディタなどのXML関連ツールもこれらのAPIを使って数多く開発されています。
しかし、システム連携という観点から見ると、DOMやSAXは受け取ったXML文書からデータを取り出したり、あるいは受け渡すデータを作成したりといったことは容易にできますが、システム間でXML文書の受け渡しを行う際の固有の手続きについては何もサポートしていません。伝送プロトコルや使用するセキュリティレベルを考慮しながらデータ送受信を行うなどといったことはプログラマが自分でコーディングしなければなりません。
そこで、XML文書の受け渡しについての手続きを隠ぺいしてくれる、SOAPを利用したアプリケーションが開発され始めています。これを第3フェイズと位置付けてよいかと思います。SOAPを利用することにより、XML文書の受け渡しを容易にでき、インターネット上に点在するWebサービスへのアクセスも容易に行うことができるようになっています(談)。
XMLマスターの上位資格「XMLマスター:プロフェッショナル」では、DOMやSAXなどを使用したXMLアプリケーションの開発、XMLの応用技術Webサービス、さらにXMLのセキュリティ関係の技術など、XMLをシステム構築の現場で活用するために必要な技術を理解・習得しているかどうかが問われる。今回インフォテリアが新設した「DOM/SAXプログラミング」「Webサービス/SOAPによるシステム連携」は、まさにこれらの範囲をカバーしている(下表参照)。
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DOM/SAXプログラミング
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| 日数:2日間 |
標準価格:10万円 |
形式:講習+実習 |
| 前提知識 |
| ・ |
「XML基礎」「XMLデータの設計」「XMLデータの利用」を受講済みか、または同等の知識を有すること
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| ・ |
Java言語の基礎知識を有すること(単一のJavaアプリケーションの作成ができるレベルの知識が必要)
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| XML文書を取り扱うための標準APIであるDOM/SAXを利用したアプリケーションの作成方法を学習します。 |
| Webサービス/SOAPによるシステム連携 |
| 日数:2日間 |
標準価格:10万円 |
形式:講習+実習 |
| 前提知識 |
| ・ |
「XML基礎」「XMLデータの設計」「XMLデータの利用」を受講済みか、または同等の知識を有すること
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| ・ |
Java言語の基礎知識を有すること(単一のJavaアプリケーションの作成ができるレベルの知識が必要)
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| Webサービスの仕組みと適用範囲を理解するとともにSOAPを利用してWebサービスを構築する方法について学習します。 |
これら新コースでは具体的にどのようなことを学ぶのか。実際に教育を行うインフォテリア認定トレーニングセンターの講師2人に説明してもらった。
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XMLの業界標準APIを学ぶ「DOM/SAXプログラミング」 |
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プロフィール
ソニーグローバルソリューションズ株式会社
エンタープライズソリューション本部 Knowledge Academy コースディレクター 福内 かおりさん |
8年間、某電気メーカーの情報システム部でさまざまなプラットフォームでの開発・運用を経験。人に教える仕事がしたくなり、2000年1月シーアイエス(現ソニーグローバルソリューションズ)に入社。Lotus
NotesのDB開発、WBT関連業務立ち上げ後、マイクロソフトのE-CommerceセミナーやtechEd担当を経て、現在XML関連・Java関連コースの開発と講師を担当。
講師経験を生かし、2002年7月に「XML MASTERテキスト XMLマスター[ベーシック]」(ソフトバンク
パブリッシング刊)を執筆。 |
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「DOM/SAXプログラミング」は、XMLの実践的な構築技術を身につけたプロフェッショナルな技術者を育成するためのコースで、Web開発においてXMLを扱うシステムを担当する方、Javaを使ってXMLデータを処理するプログラミングを学習したい方などには特にお薦めです。
学習内容は、XML文書を取り扱うための標準APIであるDOMおよびSAXを利用したアプリケーションの作成方法です。DOMとは、W3C(World
Wide Web Consortium)で規定されている汎用的なAPIで、アプリケーションからXML文書にアクセスするためのインターフェイスです。XML文書の階層構造をたどりながら処理を行うことができます。
SAXとは、XML文書をシーケンシャルに処理することができるAPIで、W3Cで規定されているものではありませんが、業界スタンダードなAPIの1つです。本コースでは、まずこれらの「基本」を充分におさえ、実際にどのようなアプリケーションに応用できるかをイメージしていただけるように、講義を進めていきます。
前提知識としては、XMLの基本的な知識(「XML基礎」「XMLデータの設計」「XMLデータの利用」を受講されているか、または同等の知識程度)を有することと、Java言語を使ってDOMとSAXの説明を進めますので、ある程度のJavaの基礎知識(単一のJavaアプリケーションの作成ができるレベルの知識)は必要です。Javaに多少不安があっても、私はJavaコースの講師も兼任しているので、その場でサポートします。演習中心のコースですが、インフォテリア認定テキスト以外に、後日サンプルとして使っていただけるよう、さまざまな言語やパターンで作成した参考ファイルを用意しています。
ソニーグローバルソリューションズは、インフォテリア認定第1号の教育センターとして同社の認定コースを開始したほか、認定コース以外にも「XMLを利用した企業間商取引(B
to B EC)システム構築」や、Javaを使わない「ScriptによるDOM・SAX XMLプログラミング」などのオリジナルコースも実施しています。これまでの経験を基にして、講習中は「よりわかり易く」を常に心がけています。私自身いろいろなセミナーに参加して情報収集していますので、テキストの内容に関わらずXMLに関する最新の情報をお届けできたらと思っています。
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Webサービスの基本と実践が学べる
「Webサービス/SOAPによるシステム連携」 |
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プロフィール
日本ヒューレット・パッカード株式会社
HPサービス事業本部
hp教育サービス事業本部
教育サービス技術部
衣笠 成一さん |
| 横河ヒューレット・パッカード株式会社(現日本ヒューレット・パッカード)入社後、UNIX(HP-UX)のプログラミング支援関連のシステムエンジニアおよびコンサルティングを経て、1996年に現部署に異動。以後、Netscape社およびBroadvision社の認定インストラクタとして主に、Webプログラミング開発・管理系のコースを担当。現在インフォテリア認定インストラクタとして、インフォテリア認定トレーニングコースを担当するとともに、大規模Web開発支援コースを含めたITプロフェショナル人材育成プログラム等において、技術サポートおよびインストラクタ支援を行っている。 |
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「Webサービス/SOAPによるシステム連携」コースでは、まずWebサービスの概要と仕組み、XMLによる送受信の標準仕様であるSOAPについて、そのメッセージ構成の仕様を学習します。さらに、Webサービスを構成する代表的な技術であるWSDL(Web
Service Description Language)と、UDDI(Universal Description, Discovery and
Integration)についての概要、XML文書のセキュリティについても学びます。これらは、XML文書を使用してシステム間接続を行う際に有用な知識です。
Webサービスについて基本的な知識を学んだ後は、SOAPの実装環境であるApache-SOAPを使用して、実際にWebサービスを構築し、それをクライアントから利用するための実習・演習を行います。ここでは、シンプルなリクエスト&レスポンス型のWebサービスに加え、メッセージング型のWebサービスについてもシステム構築を学習します。
本コースは、実際にWebサービスを活用したシステムの構築に携わる方のためのものです。従って受講には、インフォテリア認定コースである「XML基礎」「XMLデータの設計」「XMLデータの利用」の各コースを受講されているか、または同等の知識を有することが前提となります。また、Java言語について単一のJavaアプリケーションが作成できるレベルの知識が必要です。
Webサービスは、次世代のインターネット上のビジネス基盤として、インターネットを使用した企業間電子商取引(BtoB)などの利用を加速するものと期待されていて、近い将来広く普及することが予想されます。本コースは、Webサービス開発の現場でお役立ていただくため、インフォテリアの認定テキストに加え、実習課題により実践的なものを用意しました。講義についても、Webサービスの最新技術をトピックスとして積極的に取り入れていこうと考えています。
| @ITで募集した受講モニターのレポートです。インフォテリア認定トレーニングコース受講の検討材料としてお読みください。 |
| 「DOM、SAXの違いとXMLマスター:プロフェッショナルの説明が役立ちそうです」 |
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研究開発、AVおよびネットワークのソフトウェア開発全般担当(神奈川県)2002/11
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トレーニングコース:DOM/SAXプログラミング
インフォテリア認定教育センター:ソニーグローバルソリューションズ株式会社
──このコースを受講した理由は?
XMLマスター:ベーシック、Java2の資格を取得し、XMLの実用的なステップに進みたいと思い、受講しました。
──実務に役立ちそうなポイントは何でしたか?
DOM、SAXの違いとXMLマスター:プロフェッショナルに関する説明は、役立ちそうです。
──講師の教え方は判りやすかったですか?
非常に分かりやすく、丁寧に教えていただいたので、助かりました。
──講師は質問に適切に答えてくれましたか?
各質問へは丁寧に回答してくれていました。
──テキスト教材は判りやすかったですか?
演習問題に必要なimportなどの説明が、もう少しほしいですね。
──講習中の雰囲気はいかがでしたか?
皆さん真剣でしたが、特に演習は集中して取り組んでいました。
──物足りなかった点はありましたか?
特にありません。
──総合的に評価して何点かと、その理由を教えてください。
80点くらいです。プログラミングの演習時間がもう少しあれば満点です。 |
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| 「Apache-SOAPだけでなく、Apache-AXISについても解説があり、これは役立ちそうです」 |
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システム開発、業務系Webシステムの開発/保守担当(東京都)2003/1
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トレーニングコース:Webサービス/SOAPによるシステム連携
インフォテリア認定教育センター:日本ヒューレット・パッカード株式会社
──このコースを受講した理由は?
Javaを使ったWebシステムの開発に携わっており、SOAPについては特に勉強したかったため。
──実務に役立ちそうなポイントは何でしたか?
Apache-SOAPだけでなく、Apache-AXISについても解説があり、これは役に立つと思います。
──講師の教え方は判りやすかったですか?
最初に概要を分かりやすく説明して頂いたので、その後の詳細の内容もよく理解できました。
──講師は質問に適切に答えてくれましたか?
演習中は、1人ずつ声をかけて頂いたので、分からない点を質問する機会が得られ助かりました。
──テキスト教材は判りやすかったですか?
全体的には見やすいですが、演習問題の解説がもう少し詳しく書かれていると良いと思います。
──講習中の雰囲気はいかがでしたか?
受講者の講義に対する真剣さが伝わってきました。質問もしやすい雰囲気で良かったと思います。
──物足りなかった点はありましたか?
実際のシステム構築例などを挙げて説明いただけると、もっと参考になったと思います。しかし、SOAP/XMLは比較的新しい技術なので実例を紹介するのは難しいかもしれませんね。
──総合的に評価して何点かと、その理由を教えてください。
80点くらいだと思います。2日間という短期間の割には内容の濃い講座だと思います。 |
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