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ITエンジニアが「開発者」として、誇りを持って働ける企業がある。ERPパッケージに強みを持つワークスアプリケーションズだ。「60歳まで開発者」を実現する人事制度の仕組み、実際に開発者魂を持って仕事に取り組むITエンジニアの活躍の秘密を探った。

開発者としての能力を最大限に発揮できる環境

 ITエンジニアのキャリアパスについては、「プログラマから始まり、プロジェクトマネージャやITコンサルタントなどの上流工程にステップアップする」という考え方が一般的だろう。しかしあくまでも開発者として成長し、現場でその能力を発揮し続けることも、ITエンジニアの目指すべきキャリアパスの1つなのではないだろうか。

 このように、ITエンジニアが開発者として、誇りを持って働ける環境を提供しているのが、ワークスアプリケーションズである。

 ワークスアプリケーションズでは、IT系スタッフをすべて「研究開発エンジニア」と位置付け、開発者がいかんなく能力を発揮できる体制を整えている。キャリアパスとしては、「アシスタント」「メンバー」の上位に管理系の「マネジャー」「ゼネラルマネジャー」が置かれているが、マネジメント職へ進むかどうかは本人が選択できる。開発者として成長し続けることを目指す場合は、「エキスパート」「フェロー」という技術系のキャリアを選択できる。つまり、マネジメント職に進まなくても、開発者のままキャリアアップしていくことができるのである。

図1 ワークスアプリケーションズにおける技術系/管理系キャリアパス

 同社 リクルーティンググループ マネジャー 早船真章氏は、多様なキャリアの選択を可能にするキャリアパス導入の背景について、「実は、マネジメント職を設置したのも2年前からで、それ以前は研究開発エンジニアを含む全社員がフラットな組織でした。自らのキャリアパスについては、本人が決定するものと考えています。当社としては、それぞれを尊重したいという意図から、いずれかのキャリアを選択できる仕組みを導入しています」と説明する。

常に「問題解決型の思考」で開発を

 受託開発では、特定の顧客の要望に合わせたシステムを開発することが求められる。しかしパッケージ開発の場合は、幅広い層がターゲットである。市場の潜在ニーズを先読みして、多くのユーザーに必要とされる機能を考え、実装していくことが重要となる。

ワークスアプリケーションズ
リクルーティンググループ マネジャー 早船真章氏

 従って、開発者が担う役割は非常に大きいといえる。実際、ワークスアプリケーションズの研究開発エンジニアは全従業員の50%を占め、ついでコンサルタントが30%、営業が15%、管理系が5%となっている。「現在はこれがベストのバランスだと考えています。当面はこれを維持していく予定です」(早船氏)という。

 これらの開発者すべてに広い責任範囲を与え、見つけた問題を解決するための新たな機能やソフトウェアを自由に企画・開発できる環境を提供しているのも、ワークスアプリケーションズの大きな魅力だ。

 役職のない一般の開発者でも、企画・提案した新機能の有用性が認められれば、開発プロジェクトを立ち上げることができる。レビューなどを経て商品化に至れば、自分の企画したものが数十万のユーザーに利用される可能性がある。開発者にとっては、まさに腕の見せ所であり、モノづくりの実力を最大限に発揮できる環境だといえる。

 早船氏は「当社の研究開発エンジニアには、常に問題解決型の思考を持ってほしいと思っています。問題を解決しようとする意識が、新たな機能を生み出すきっかけとなり、開発者としてのさらなる成長につながっていくはずです」と述べる。

「60歳まで開発者でいたい」ゼネラルマネジャーの思い

 開発者を志向するITエンジニアにとって、非常にやりがいのある環境を提供しているワークスアプリケーションズ。同社 製品開発本部 CLM/ID Management 開発 ゼネラルマネジャー 土屋英司氏も、同社の魅力に引かれて入社した開発者の1人だ。

ワークスアプリケーションズ
製品開発本部 CLM/ID Management 開発
ゼネラルマネジャー 土屋英司氏

 「新卒で、あるシステムインテグレータに就職したのですが、仕事は親会社からの受託開発がほとんどでした。開発自体は楽しんでやっていたのですが、あまりにも仕事がきつく、体調を崩したこともあって退社しました。フリーを経て、再度就職活動を開始しましたが、今回は受託開発ではなく、上流から下流まですべてのフェイズを手掛けることができ、そのうえで開発者としてのキャリアを全うできる企業にターゲットを絞りました」(土屋氏)

 該当する企業は数社あったが、中でも「世界レベルの開発者を世に出したい」というワークスアプリケーションズの思いに心を動かされたという。

 「面接で『60歳まで開発者として働ける』という言葉を聞き、入社へと大きく気持ちが傾きました」と、土屋氏は入社のきっかけを振り返る。

 今年で入社6年目となる土屋氏だが、現在は管理系のキャリアであるゼネラルマネジャーとして活躍している。

 ワークスアプリケーションズでは年に2回、多面評価制の人事考課を行い、高い評価を得た社員は、上位のキャリアパスを選択する権利を得られる。土屋氏もこの権利を得たが、研究開発エンジニアの上位キャリアであるフェローではなく、あえてゼネラルマネジャーの道を選んだという。開発者にこだわってきた土屋氏が、なぜゼネラルマネジャーになったのだろう。

 「本音としては開発者でいたいのですが、人員が増えて規模が拡大した会社の現状を考えると、いままでのようなフラットな組織での効率的な開発が難しくなってきているのは事実です。開発プロジェクトを管理する重要なポストに、私の力が必要とされるのであれば、それに応えることが最善の選択だと判断しました。管理職という、よりレベルの高い領域にチャレンジすることで、自分自身をさらに成長させたいという思いもありました」と土屋氏はその理由を語る。

 ゼネラルマネジャーの業務では、開発プロジェクトの予算管理や人員計画をはじめ、経営にかかわる業務が大きなウエイトを占める。そして、開発プロジェクトがスムーズに進むようにチームをまとめるリーダーとしての役割も重要となる。

日本のソフトウェア技術を世界に認めさせたい

 土屋氏がゼネラルマネジャーとして最も重視している取り組みは、「チーム内で共通の問題意識を持てるような環境づくり」だ。いま、どんな問題があるのかを全員で意識し、全員が同じ方を向いて問題解決に取り組めるようにしたいと考えている。

 また、「自発的に問題を見つけたり、解決に至るプロセスを考案したりできないでいる開発者には、私の方からさまざまな問題を提起して、背中を押しています。こういったこともゼネラルマネジャーの役割だと考えています」(土屋氏)としている。

 ゼネラルマネジャーとして管理業務を遂行しながらも、土屋氏の開発者としての意欲は決して失われていない。「職位がマネジャーだった時代には、開発業務が仕事の6割を占めていましたが、ゼネラルマネジャーになった現在は2割程度に減少しました。それでも、空いた時間を見つけて開発に取り組むようにしています。ただ、管理職を経験してから、開発に対する考え方が少し変わりました。以前は1つの機能や1つの部品を集中して開発することを好んでいましたが、いまは製品全体、さらには事業全体を見据えて開発にかかわることが楽しく感じられるようになりました」と土屋氏。

 将来は再び開発の現場に戻り、新しいソフトウェアの立ち上げに携わりたい考えで、そのための準備も着々と進めているという。さらに、海外への輸出にも意欲を見せている。海外からの輸入製品が主流になっているERPパッケージの現状を打破するために、「日本から世界に通じるERPパッケージを開発して、海外に輸出していきたい」(土屋氏)との考えだ。「日本はIT後進国とも呼ばれていますが、技術力では決して劣ってはいないと考えています。日本のソフトウェア技術が世界に認められることで、ITエンジニアの将来も大きく開けてくるはずです」(土屋氏)としている。

自由な開発環境を、有効に活用してほしい

 ワークスアプリケーションズの多面評価では、自由な開発環境を活用し、能動的に問題解決に取り組む人ほど、評価が高い傾向があるという。つまり、決められた仕事をこなしているだけでは、高い評価は得られないのである。目の前にある仕事をやり遂げるだけではなく、自分で問題を発見し、さらに新しい機能を提案したり、独自のプロジェクトにチャレンジしたりするなど、積極的に開発者としての能力を発揮できる人材が求められている。

 土屋氏は、「開発者にとっては、本当にやりがいのある環境だと思います。ここまで開発者に自由な裁量を与えている企業はほかにないのでは」と、開発者にとってのワークスアプリケーションズの魅力を語る。

 「与えられた仕事ばかりで、本当に自分がやりたい仕事ができない状況にあったり、自分の能力が思うように発揮できずに不満を感じていたりするなら、当社のような環境でその実力を試してみるのもよいかもしれません。また、上流から下流まですべての工程を手掛けられる環境で、開発者としての可能性を追求したいITエンジニアもぜひチャレンジしてほしい」として、多くの優秀なITエンジニアが、ワークスアプリケーションズに参画することに期待を寄せている。

採用情報
募集職種
研究開発エンジニア
業務詳細
大手企業向けERPパッケージソフト「COMPANY」(自社製品)の研究開発業務


提供:株式会社ワークスアプリケーションズ
企画:アイティメディア営業本部
制作:@IT自分戦略研究所編集部
掲載内容有効期限:2008年11月26日

会社概要
■会社名
株式会社ワークスアプリケーションズ

■本社所在地
東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル19F

■代表者
代表取締役最高経営責任者 牧野正幸
代表取締役最高執行責任者 阿部孝司
代表取締役最高技術責任者 石川芳郎

■設立
1996年7月

■資本金
32億7097万4000円

■事業内容
大手企業向けERPパッケージシステム「COMPANY」の開発・販売・サポート

採用情報
募集職種
研究開発エンジニア
業務詳細
大手企業向けERPパッケージソフト「COMPANY」(自社製品)の研究開発業務

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