ココネは2007年9月に設立したばかりの新しい企業である。英語習得サイト「entoy」(エントイ)のテストサービス版(限定的に公開)を始め、インタラクティブで誰もが簡単に使えるインターフェイスのWebサイトを、FlashのActionScript3.0を使って構築している。ココネが目指すのは、日本ではまだ少ないFlash開発者を1カ所に集めた、エンジニアが共に刺激し合い技術を高められる環境だ。今回、ココネでFlash開発を担当するエンジニアに、仕事の魅力を聞いた。 |
Flashで、これまでにない、機能に柔軟性のあるサイトを構築
現在ココネが開発している英語習得サイト「entoy」は、例文が並ぶような典型的な語学教材とはまったく異なる。慶応義塾大学の認知言語学研究チームに協力を仰ぎ、直感的な経験から言葉の本質を理解する学習方法を提案している。そして、学習内容をより効率的に習得させるために大切にしているのが、インターフェイスに高い表現力を持たせることだ。
要件や処理があらかじめ決まっている一般的なWebサイトとは違い、entoyは機能に高い柔軟性が求められる。例えば、オンラインショッピングサイトなら、販売に必要な機能を盛り込めばよく、サイトの機能はおおよそ決まっている。だがentoyは認知言語学を使った英語習得サイトという、これまでにないサービスで、新しく開発する機能がほとんどである。そのうえ、「なんとなく英語ができたらいいなと思っている人」という極めて広い範囲にターゲティングしているため、誰でも簡単に楽しめるサイト構築が不可欠である。そこでココネでは、開発言語にFlashのActionScript3.0を採用することを決めた。
開発を担当しているFlashエンジニアの安宅倫広氏は話す。「誰でもこのサイトを使えるようにするために、広く浸透しているプラットフォームを採用する必要がありました。また、英語学習という長きにわたり多くの日本人にとって課題となってきたものをテーマにしていることから、誰でも簡単に楽しく学習できる高い表現力が不可欠です。現時点で両方を満たしているFlashを使って、視覚的に楽しく、インタラクティブなものにしなくてはと思っています」
会社とサービスにゼロから参加できる楽しみ
ココネは2007年9月に設立したばかりの企業。当初は創設メンバー数人で準備を進めてきたが、2008年7月からは一般採用を始めた。その先駆けとなったのが井上尚樹氏だ。
井上氏はエンジニアとしてユニークな経歴を持つ。もともとはカメラマンであり、写真を撮るのが専門だったが、だんだんとWebサイトのデザインを手掛けるようになり、ついにはプログラミング技術も習得した。ビジュアルとプログラミング、両方の技術と経験を持つ。
ココネに応募した動機を井上氏はこう話す。「前職では会社としてFlashを使う頻度が減りつつあったのですが、私個人はFlashを極めたいと思っていました。それももっと自由度の高いものを。そこでFlash開発者を募集していたココネに応募を決めました。また、ココネはまだ社員が少なく、未知の可能性があることも魅力でした。大会社や歴史のある会社では、事業内容や役割ががっちり決まっていますが、ココネなら開発者としてだけではなく、あらゆることに携わることができるのではないかと考えたんです」
立ち上げて間もない会社であるため、これから入ってくるエンジニアも井上氏同様、創設メンバーに限りなく近い立場での参加となる。「新しいこと、やりたいことがあってウズウズしているエンジニアなら、ココネで力を発揮できると思いますよ」と井上氏はいう。
共に刺激しあえる仲間と技術を高めあう環境
ココネは、日本ではまだ少ないFlash開発者専門集団として、メンバーが互いに刺激し合い成長できる環境をつくることを1つの目的としている。「これからFlashやActionScriptを極めたいと思うエンジニアには、挑戦しがいがあり、また互いに刺激し合える仲間にも出会えると思います」とエンジニア出身の代表取締役社長 佐野哲平氏はいう。
海外勤務の経験を持つ元エンジニア
Flash開発者としての専門性を追求できる環境であると同時に、柔軟性や機動性が必要とされる点が特徴であり魅力だ。新しいサービスのアイデアを社員全員で出し、それを形にするためにそれぞれが得意とするスキルを発揮する。こうしてみんなで1つのサービスを作っていく。
サービス第1弾として手掛けている英語習得サイトentoyについて佐野氏は「普段からなんとなく英語を話せたらいいなと考えているにもかかわらず、費用や時間の制約で英語学習をあきらめてしまっている人たちのためのサイトです。いま準備しているサービスによって多くの人が英語を話せるようになれば、それは1つの社会貢献にもなるのではないでしょうか」という。
社会的意義のある新しいサービスを企画し開発するココネはいま、一緒に働く仲間の参画を期待している。「これからFlashやActionScriptを極めたいと思うエンジニアには挑戦しがいがあるでしょう。また、互いに刺激し合える仲間がいます」と佐野氏はいう。ココネのエンジニアたちがいうように、これまでにない、まったく新しいタイプのWebサイト構築を体験でき、腕の磨きがいがあることだろう。
提供:ココネ株式会社
企画:アイティメディア営業本部
制作:@IT自分戦略研究所編集部
掲載内容有効期限:2008年11月28日
会社概要
■会社名 ココネ株式会社 ■所在地 東京都品川区西五反田五丁目5番7号 ケーエムビル4F ■代表取締役社長 佐野哲平 ■事業内容 コミュニティ英語習得サイト 「entoy」(エントイ)の企画・開発・運営 ■設立 2007年9月 ■資本金 5000万円 ■従業員数 12人 ■交通アクセス 東急線「不動前駅」徒歩6分 JR線、都営浅草線「五反田駅」徒歩10分 |
採用情報
■雇用形態 正社員 ■仕事内容 FlashプログラマとしてWebサイトやそれに付随する開発業務全般 開発環境:Flash(ActionScript3.0)、Flex3、FMS3 ■応募資格 必須条件: ・オブジェクト指向言語でのプログラミング経験 (実務 経験2年以上) ・Flashでの開発経験 ・Flash開発を専門的にやっていきたい意思 希望条件: ・ActionScript3.0での開発経験 |
関連リンク
コミュニティ英語習得サイト「entoy」 テストサービス画面 |
ココネ株式会社 |
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