「ITエンジニアとして、差をつけるために! 生き抜くために!」 |
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ITエンジニア、特にフリーエンジニアにとって、厳しい時期が続いた。不況で案件数が減少し、つらい思いをしたエンジニアは少なくないだろう。
だが、ここ最近、案件が動き始めた。そう語るのは、首都圏コンピュータ技術者の平野美由紀さんだ。
「一時期は確かに厳しかったのですが、2010年夏ごろから案件が増え始めました。それに伴い、わたしたち首都圏コンピュータ技術者は、ITエンジニアの積極募集を始めました」
つらく厳しい季節を乗り越え、ようやく明るい話題が聞こえ始めた。首都圏コンピュータ技術者が求めるITエンジニア像について、話を聞いた。
2つの意味での「高いコミュニケーション能力」求む
首都圏コンピュータ技術者は、フリーエンジニアや個人事業主に対し、案件情報やサポートサービスを提供している企業である。全国で約2000人のエンジニアが同社とパートナー契約を結んでいる。
求めるITエンジニア像について、平野さんは次のように語る。
「首都圏コンピュータ技術者では、技術力も去ることながら、高いコミュニケーション能力を有する方を求めています」
ここでいうコミュニケーション能力とは、具体的には「顧客から要望を引き出せる」ことと「他者と交流する意識の高さ」のことだ。
「顧客から要望を引き出せる」ことは、ITエンジニアとして顧客と接する上で、最も重要な能力の1つといえるだろう。首都圏コンピュータ技術者では、各種技術スキルはもちろんだが、汎用性の高い「エンジニアとしてのコミュニケーション能力」を持つ人材を求めている、ということのようだ。
エンジニア同士のつながりを生み出す首都圏コンピュータ技術者
「他者と交流する意識の高さ」は、特に近年の優秀なITエンジニアに共通する特性だ。勉強会やイベントなどに積極的に参加し、多くのITエンジニアと交流を重ねる人材には、優秀な人が少なくない。他者からのフィードバックを受け入れ、成長していくからだ。
首都圏コンピュータ技術者でも、「個人事業主同士をつなぐ」という点を大きなポイントとしている。
平野美由紀さん
「パートナーのエンジニアが主催する勉強会や交流会は多いですね。わたしたちのエンジニア・ネットワークを活用して、どんどんエンジニア同士の交流をしていただければ、と思っています。オフィスも勉強会の会場として貸し出していますよ」
首都圏コンピュータ技術者のパートナーが立ち上げたものとしては、Java勉強会を開催するコミュニティ「dalf」などがある。ほかにも.NETやデータベースなど、さまざまな技術領域の勉強会・交流会が立ち上がっている。こうした輪の中に飛び込んでいくことは、ITエンジニアとして成長する上で、非常に重要な経験となるだろう。
首都圏コンピュータ技術者、「個人事業主」という働き方に興味を持ったITエンジニアは、まずは同社が定期的に開催している「キャリア相談会」に来てほしい、と平野さんは語る。
「すぐに案件を紹介してほしいという方から、案件状況を知りたいという方、キャリアプランを相談したいという方まで、さまざまな方がいらっしゃいます。独立したいけど、あと一歩を踏み出せない方には、特に来てほしいですね。それぞれご要望に応じて対応しますので、ぜひお気軽にご参加ください」
企業に属していないため、フリーエンジニアは孤立しがちだ。そんな人にとって、悩みを相談できたり、案件を紹介してもらえたり、他のエンジニアとの交流の機会が得られたりと、パートナー契約は非常にメリットが多い。ITエンジニアとして他の人との差別化を図り、この業界で生き抜いていくために、まずはキャリア相談会に参加し、自身のキャリアプランを見直してみてはいかがだろうか。
●パートナーの声 首都圏コンピュータ技術者 パートナー 加藤孝司さん わたしは個人事業主として、チームリーダー、設計、開発、検証、サポート、トレーニングなど幅広く経験してきました。マイクロソフトのテクノロジを中心に、クラウドサービスやサーバ関連のノウハウ、Web/Windowsアプリなどの技術を持ち合わせています。 2007年1月から首都圏コンピュータ技術者のパートナーとして活動しています。報酬面の有利性と、営業活動や事務手続きなどをお任せできる信頼ある組織であるという点を重視し、首都圏コンピュータ技術者へのパートナー契約という道を選びました。 首都圏コンピュータ技術者については、常にパートナーのキャリアプランや将来を意識して接していただけることに、とても大きな可能性を感じています。ポジティブな向上心を持つパートナーを、決して放っておかないのが、首都圏コンピュータ技術者の良いところです。 また、高い志を持った多くのパートナーさんと知り合えるのも、首都圏コンピュータ技術者の特徴だと思います。こういった環境に身を置けることは、エンジニアとしてだけでなく、ビジネスパーソンとしても、とても貴重な経験だと思います。 個人事業主としては、何事においても自分から積極的に動くことを心掛けています。対顧客にしても、対首都圏コンピュータ技術者にしても、待ちの姿勢にならずに自分から動くことが、良い結果につながると信じています。同時に、将来の大きな目標を見据え、日々の一歩一歩を着実に積み重ねていく堅実さも大切にしようと思っています。 |
Javaエンジニアを積極募集中!
首都圏コンピュータ技術者では現在、Java案件ニーズの高まりを踏まえ、Javaエンジニアを積極募集中だ。30代のエンジニアはもちろん、20代でもJava経験が3年ほどあれば、十分案件が紹介できる状況だという。
案件内容は多岐にわたる。何らかの業界の業務知識や、プロジェクトマネジメント経験、または語学スキルがあると望ましい。腕に覚えのあるJavaエンジニアは、まずはキャリア相談会に申し込んでほしい。
■ Java案件事例その1
・ 案件内容:Webシステム開発支援
・ 求める経験:Java、PostgreSQL、Apache、Tomcat、Eclipse
■Java案件事例その2
・ 案件内容:金融向けパッケージ開発
・ 担当:詳細設計〜テスト
・ 求める経験:Java、Swing、Seasar2、Hibernate、Oracle
■Java案件事例その3
・ 案件内容:研究開発
・ 求める経験:Java、Eclipse、JUnit、GUIコンポーネント
提供:首都圏コンピュータ技術者株式会社
企画:アイティメディア営業企画
制作:@IT自分戦略研究所 編集部
掲載内容有効期限:2010年11月30日
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