金融ベンチャーで活躍する開発エンジニア
すべてを自分で作り上げ、決められる環境
ハードウェアもソフトウェアも自分で実際に試して導入したい。SE、プログラマといった枠を超え、チャレンジしたい。そして金融知識も付けたい。そんなチャレンジ精神を持ち、その先のキャリアのために会社を利用する。そんなチャレンジ精神に富んだエンジニアを募集している企業がある。その企業と転職したエンジニアの体験談を紹介しよう。 |
自分のITスキルが 「求められている」という体感 |
インターネットの普及で最も劇的に変わった業界がある。それは金融業である。現在では証券・銀行・保険といった金融商品はPCでも売買できることが当たり前になりつつある。では、インターネットと金融業との相性の良さは、何に由来するのだろうか。
それは多くの金融商品が画一化された商品だからである。そのため、PCの画面上で商品の優劣を簡単に判断できる。しかも証券・外国為替といった商品は、価格の変動スピードが非常に早い。店頭に出向きウィンドウショッピングをしている時間がないか、もしくはその時間によって大きな利益を逃したり、損害を被ることがある。そのため、PCなどで売買する方が適しているのである。
こうした金融商品の中でも特に伸びているのが、外国為替の取引を扱う外国為替証拠金取引である。その中で、いち早くインターネットを利用したオンライントレーディングシステムを導入し、個人投資家による外国為替市場への参加を可能としたのが「フォレックス・キャピタル・マーケッツ・ジャパン」(FXCM ジャパン)である。それは2003年6月に預リ証拠金が4億3000万円だったのが、2004年8月に21億円を超え、わずか1年2カ月でおよそ4倍になったことからも理解できる。
同社のビジネス基盤は、前述したようにインターネットを利用したオンライントレーディングシステムにある。つまりIT基盤なくして成長はない。そうであれば、FXCM ジャパンはエンジニアが活躍できる場であることは想像に難くない。
では、そんな急成長しているFXCM ジャパンに入社したエンジニアの体験談を聞いてみよう。同社の情報システム部の浜野訓マネージャーは、「自分のITスキルが、それで作り上げたシステムが市場や会社を変えていく。それを肌で感じられるところにITエンジニアとして大きな魅力がある」と語る。
SEでもプログラマでもなく ITシステムすべてにかかわれる喜び |
浜野氏はもともと北海道のシステム開発会社のITエンジニアだった。主に銀行や生命保険会社など金融系システムの開発を手がけ、日本初ともなった大手銀行の合併によるシステム統合にもSEとして参加したキャリアを持つ。当時はCOBOLを駆使する汎用機系エンジニアであった。
そんな中、生命保険会社のコールセンターのアプリケーションをJavaで開発したこともあって、その後は基幹システムからサーバ、ネットワーク、データベースなどなど、ITエンジニアとしての興味の対象が広がっていった。さまざまな開発現場で経験を積み、スキルアップを図りたいと望むも、システム開発会社では仕事の役割分担が明確に限定されてしまう……。
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そこで、FXCM ジャパンの情報システム部への転職を決意した。「実はFXCM ジャパンよりも給料の高いシステムインテグレータにも内定をもらっていました。でも、そちらはやはり仕事の範囲が限られてしまう。FXCM ジャパンは当時、IT化に着手したばかり。パソコンを購入するところから、ネットワーク、データベースと、とにかく一から十まで自分で決めて、自分でできる。そこに魅力を感じました」(浜野氏)。
浜野氏によれば、情報システム部のITエンジニアとしての仕事の魅力は、FXCM ジャパンでITと名の付くものすべてにかかわり、参画できることである。「これまでよく『SEですか、プログラマですか?』『プロジェクトマネジメントの経験は?』などと聞かれました。個人的には、そういった『くくり』に疑問を持っています。ここでは全部やります(笑)。プログラムもシステム設計も……。もちろん、プロジェクトのマネジメントもします」(浜野氏)。
転職してからPostgreSQL、Apache、フレームワークのStruts、Linuxを使ってデータベースのアプリケーションを構築した。それらはすべて初めての経験だったという。「JavaもPerlもSQLもすべて独学です。専門書を読み漁って勉強し、勉強したことをシステム構築に生かせる……。そこがいまの仕事の最大の楽しみ」(浜野氏)という。
スキルの向上に「貪欲」な 技術者として生きたい |
さて、FXCM ジャパンでは現在、ITエンジニアを募集しているという。じつは、ニューヨークにあるFXCMから取引システムのデータベースを移行する計画などもあって、情報システム部の増強が急務なのだ。具体的には、ネットワークエンジニアとWebアプリケーション開発のITエンジニアである。ただし、浜野氏は、スキルもさることながら、何よりも向上心を持ったITエンジニアの応募を心待ちにしているようだ。「私自身、常に『技術者でありたい』と思っています。技術者とは、自分のスキル向上に『貪欲な人種』です。この気持ちが何よりも大切。特に当社のようなベンチャーでは、データベース構築にしても製品の選定から運用、保守、チューニング、そしてネットワークとの接続まですべてに携わることになるでしょう。SEやプログラマといったくくりで考えて欲しくはありません」(浜野氏)。
外国為替市場を取り巻く環境は新たな法規制が整備されるなど、大きな変革期を迎えている。急速な環境の変化の中で、勝ち組企業が誇る最大の武器がITといえるだろう。自らが作ったシステムが企業の成長、さらには市場の活性化をも促す……。そんな仕事のだいご味を体感したいITエンジニアなら、ぜひともFXCM ジャパンに応募してみてはいかがだろうか。
FXCM ジャパンについてもっと知りたい |
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■最新のテクノロジーでITシステムを構築するチャンスが!
現在、当社では、今後のビジネス拡大のために、ITシステムを再構築しています。例えば、現在、ニューヨークのFXCM ジャパンで稼働しているサーバシステムは、日曜日の午前3時から土曜日の午前5時までノンストップで動き続けています。このサーバシステムの一部を日本に移管を予定していますが、ニューヨークと同様に高い信頼性と可用性が求められます。 また、ネットワーク関連のシステムでは冗長化やVPNをはじめ、セキュリティ関連でのネットスクリーン、シトリックス社のメタフレームなど、常に最先端のITシステムを導入してきました。当社の情報システム部のITエンジニアなら、今後も最新のテクノロジに直接に触れ、それらを使ったシステムの構築を経験できます。ITエンジニアとして貴重な体験とキャリアを積めるはずです。 |
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株式会社フォレックス・キャピタル・マーケッツ・ジャパン
アットマーク・アイティ 人財局
掲載内容有効期限:2004年9月30日
会社案内 |
■社名 |
採用条件 |
■雇用形態 正社員 ■応募条件 高卒以上、40歳位までの方 ※経験3年以上の方 ■給与 年俸制 ※経験等を考慮の上、当社規定により優遇 ■福利厚生 各種社会保険完備、交通費支給 ■就業条件 ・勤務時間 9:00 〜 17:00 (シフト制に移行予定あり、実働7時間) ・休日 完全週休2日制、祝日 年次有給休暇 他 ■勤務地 東京都千代田区(本社) ■応募方法 応募方法に関してはこちらをご覧ください |