NTTデータ | 企画:アイティメディア営業本部 制作:アットマーク・アイティ編集部 掲載内容有効期限:2006年7月31日 |
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■年間100名の採用目標! キャリア採用に前向き 「次に転職してみたい企業は?」――2006年春、@IT自分戦略研究所とJOB@ITが共同で行った読者調査でこう尋ねたところ、「NTTデータ」の名を挙げるITエンジニアが多数いた。結果、転職希望先ランキング第2位に入った(表1)。
同調査で1位を獲得した日本IBM、またNTTデータと同じく2位のマイクロソフトは、もともとキャリア採用社員の割合も多く、転職先として比較的ポピュラーな企業といえる。一方NTTデータは、国内最大級のシステムインテグレータ(SIer)として超大規模なインフラを構築してきた実績を評価されつつも、多くのITエンジニアにとって“あこがれだが遠い転職先”とされていた。キャリア採用も皆無ではなかったが、表1のほかの人気企業と比較すると応募のチャンスが限定的と見られていたのだ。 こうした状況に変化が起こったのは2年ほど前からだ。NTTデータ 法人ビジネス推進部 企画部 人事育成担当 部長の後藤弘明氏はいう。 「従来、当社の売り上げは公共・金融分野向けビジネスが大きな割合を占めていました。しかし今後を見据えた場合、飛躍的に成長・拡大するのは法人分野向けビジネスであるととらえ、2004年に会社全体の中期経営計画を策定するに当たっても、『業績をさらに上げるには、これまで以上に法人分野向けビジネスの強化をするべきだ』という結論に達しました。以来年間100人を目標に法人事業を担うキーマンの採用を行っています。応募される方の出自はユーザー系情報子会社やハードウェアベンダの情報サービス部門、SIerなどであり、当社への入社以降、前職までの経験を生かし、プロジェクトを推進していただいています」
現在、NTTデータ 製造・流通ビジネス事業本部 ソリューション開発第一ビジネスユニット ソリューション開発第一担当として勤務する高平真美子氏も転職組の1人。「前職は新卒で入った準大手のSIerです。入社して4年半、ずっと同じ通信業向け料金システムのプロジェクトに携わっていました。入社当時はVBベースの開発やCOBOLベースのバッチ処理実装などを担当していましたが、3年目を過ぎたあたりからサブチームリーダーとして1〜5人のチームをまとめるようになりました。元請けSIerのITエンジニアとともにクライアント先に行って要件定義をするなど上流の仕事を任されるうちに、『いろいろなプロジェクトを経験して、もっと職能を磨きたい』『クライアントとじかに接し、要件を満たすシステムを自分の手でつくり上げたい』といった思いが募ってきたのです」(高平氏) 同じく昨年5月、製造・流通ビジネス事業本部に転職した久保隆一氏は「将来はCIO、もしくはそれを補佐する役割でビジネスとITのかかわりを追求していきたい。そんな思いでNTTデータに転職しました」と語る。高平氏と同じく、ソリューション開発第一ビジネスユニット ソリューション開発第一担当だ。 久保氏は大学卒業後、金融機関に入社し、その情報システム部門を経てコンサルタント会社へ転職したという経歴を持つ。コンサルタントとしてITインフラ戦略の検討や生産管理システムの構築、ERP導入に伴うEAIを利用したインターフェイス開発などのプロジェクトに携わりながら、少しずつ自分の夢を形づくってきたという。 「これまでユーザー、そしてコンサルタントとしてITとかかわってきて、それぞれの立場でITに対するとらえ方が異なることを学びました。例えばユーザー側の立場では“全体最適”という視点が抜けがちですが、コンサルタント側に立てば企業全体のプロセスや仕組み、ITの在り方が見えてきます。ただ、コンサルタントというのはやはり“モノ”を残す立場にはありません。そこで今度はSIerの立場で、これまでの知識や経験を生かしつつ、ITについてもっと勉強したいと思ったのです」(久保氏)。コンサルタント時代も、チームメンバーや開発協力会社であるソフトウェアハウス、ハードウェアベンダなどを取りまとめながら顧客と一緒にプロジェクトを動かしてきた。「こうしたプロジェクトマネジメントの実績は、NTTデータでもきっと生きるだろう」と考えたという。 転職する動機はさまざまだが、こうしたエンジニア1人1人の“思い”に応える職場として、NTTデータは門戸を大きく開いている。 ■面接は1時間、実績と希望をじっくり聞く もともと両氏はNTTデータに対してどのようなイメージを持っていたのだろう。久保氏は前職でNTTデータと仕事をする機会があり、「まじめで優秀な社員が多い」という印象があったという。「大規模なシステム開発を数多く成功に導いた実績もあり、プロジェクトマネジメント手法や開発方法論も優れたものを持っていると聞いていました。転職エージェントからNTTデータを紹介された時、『ここで実績を積めれば、将来とてもプラスになる』と思い、キャリア採用に応募したのです」(久保氏) 高平氏はNTTデータと仕事をしたことはなかったものの、その経験がある兄弟から、やはり「まじめで優秀な社員が多い」と聞いていた。そして転職エージェントからNTTデータを紹介された時、「入社できたらいいな」と思ったという。 転職活動はどのようなものだったか。久保氏は数年前から転職を考えており、転職エージェントから仕事の合間に少しずついろいろな企業を紹介してもらっていた。本格的に活動を開始したのは、一昨年末に第一子が誕生してからだ。「将来はCIOやそれを補佐する職種に就きたい。家族と触れ合う時間も作りたい」という希望を述べ、その希望がかないそうな企業として、転職エージェントが挙げたのがNTTデータをはじめとする数社だった。
「当時はプロジェクトを抱えていたので、面接時間についてはかなり無理をお願いしましたが、それを快諾してくれたのがNTTデータでした。面接は1回1時間とかなり長く、『何をやってきたか』『何ができるか』『何をやりたいのか』を繰り返し尋ねられるので、準備が必要でしょう。私の場合、実績については半年以上前から棚卸しをし、併せて周囲の人に自分の長所・短所をヒアリングするなど準備をしていたため、返事に窮することはありませんでした」(久保氏) ちなみに久保氏は面接で、将来の目標や家族との時間を大切にしたいといったこともすべて話した。そのうち面接官(入社後の配属部署の上長)から、「こういう案件を手伝ってもらいたいのだが」との話もあり、「社員や部下を非常に信頼している会社なんだな」と思ったそうだ。 高平氏の場合、過去に転職を経験している久保氏と異なり、今回が初めての転職だった。しかも一般的な「転職先を見つけてから辞める」過程を経ず、退職して3カ月ほどイギリスへ留学してからの転職活動となった。 「前職での仕事内容や実績については自分なりに自信がありました。しかし初めての転職だったので、自分の市場価値が分からない。どう評価されるのか分からない、という不安は絶えずありました」と高平氏は語る。また初めてのキャリア採用面接だったため、いまだに「こんな答え方で良かったのだろうか?」と自問自答することもあるそうだ。 「その1つは、自分の短所や苦手なことを聞かれ『人前で話すのが苦手です』と答えたこと。『大勢を前にしたプレゼンテーションが苦手です』といいたかったのですが、言葉足らずになって意思の疎通がスムーズにいかなくて……。また『いろいろな仕事に挑戦したい』と志望動機を述べた時にも、“いろいろな仕事”をこなすだけの実績をきちんと伝えられたか少し不安でした。前職では上流から下流まで一通り経験したとはいえ、1つのプロジェクトだけでしたし。結果としては、『前向きなポテンシャル』を買われたのだと思います。入社後、面接官だった現在の上長から冗談で『生意気タイプ』といわれたことがあるのですが、チャレンジしたいという姿勢が少し生意気、でも前向きと伝わり、良い方向に転んだのだと思います」(高平氏) ■社員はオープン、意見や希望もきちんと通る 現在、久保氏はメーカーと小売業を結ぶCPFR(Collaborative Planning Forecasting and Replenishment)の導入プロジェクトに携わっている。CPFRとはメーカーと小売業者が協業し、販売計画(需要予測)や生産計画を共有して市場のニーズにリアルタイムに応えていく仕組みであり、国内では成功事例がない試みだ。当然、ビジネスモデル策定をサポートし、システムを開発するNTTデータに寄せられる期待は大きく、やりがいがある。久保氏は昨年度までの実証実験フェイズにおいて、システム化検討チームのリーダーとしてほかの社員をまとめる立場にいた。業種という垣根を越えて、まさに全体最適の観点でシステムを構築しなければならず、久保氏の希望と実績にベストマッチした案件といえる。 高平氏はコンビニエンスストアの情報端末刷新プロジェクトを担当しており、本記事が掲載されるころにはサービス開始を迎えているそうだ。「プロジェクトでは、こうすれば良かったという反省点が多かったのも事実。それらをまとめ、今後のためにもチーム全体で改善に向けて動いていければと思っています」(高平氏)という。このように、プロジェクトに容易になじむことができ、自由に意見が述べられるのもNTTデータの魅力の1つだろう。 「産前産後の休暇や育児休職などの制度が整っているのも、女性にとっては非常に魅力です。実際にプロジェクト内で育児休職制度を利用している女性社員がいるのが、前の職場と違うところ。そういう実例を見ていると、やはり超大手企業で制度が整っており、働きやすいという魅力を実感しますね」(高平氏)というように、転職によって働く環境も格段に向上したそうだ。 いまの職場ではなかなか達成できない夢や目標、そして有意義に働ける環境を求めているのならば、NTTデータの門を叩いてみるのはいかがだろうか。
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