pr

マイクロソフト技術を極め、世界で通用するITエンジニアに

いまやマイクロソフト技術は、OAツールからミッションクリティカル分野まで幅広く用いられている。マイクロソフト技術を極め、システム開発にかかわりたいと願うITエンジニアにとって最適な企業がある。マイクロソフトプラットフォームのプロフェッショナル集団として成長を続けるアバナードだ。

システム開発の現場で広がるマイクロソフト技術の利用

 @ITが2006年12月に行った読者調査で、プロジェクトで現在使用している開発ツール/モデリングツールを尋ねたところ、1位は「Microsoft Visual Studio .NET」だった。そのほかにも、システム開発で使用されているマイクロソフト製品がかなりの割合に上ることが明らかになった()。

図 プロジェクトで現在使用している開発ツール/モデリングツール(@IT読者調査 2006年12月より)

 このように、システム開発において大きな勢力になりつつあるマイクロソフトの技術。この分野に特化した企業があることを知っているだろうか。それが、マイクロソフトプラットフォームで顧客企業を支援するアバナードだ。

Windowsでミッションクリティカルなシステムを構築する

 アバナードは、マイクロソフトとアクセンチュアが出資して設立した合弁企業。グローバルで事業を展開しており、2007年6月現在で22カ国に法人を設立し、6500人以上のプロフェッショナルを擁する。マイクロソフトの最新技術を積極的に取り入れ、アクセンチュアとマイクロソフトが進めているプロジェクトの技術支援のほか、独自のプロジェクトも手がけており、2000年の米国・シアトルでの設立以来、急成長を続けているシステムインテグレータ(SIer)である。

 アバナード日本法人の設立は2005年。日本法人の立ち上げから現在に至るまでを、同社のシニア・インフラストラクチャー・アーキテクト 和田玄氏はこう語る。

アバナード シニア・インフラストラクチャー・アーキテクト 和田玄氏

 「日本法人の設立は、機会を見ながら慎重に行われました。アバナード本体が設立された2000年にも動きはあったのですが、当時の日本市場でWindowsプラットフォームは主流といえる段階まで達しておらず、設立は見送られました。それから設立までの5年の間に、グローバルレベルでミッションクリティカルな部門へのマイクロソフトソリューションの浸透が進み、日本国内にも国外の導入事例が広く知られるようになりました。

 例えば、ロンドン証券取引所のシステム。これは、アバナードとアクセンチュアの提携の下、すべて.NETで構築されています。この事例はほんの一部に過ぎず、グローバルレベルでは、.NETを使ったプラットフォームの構築、コストダウンの方法論がごくごく自然の考え方になっていったのです。

 同時に、この期間で日本国内にも急速にITが普及し、それに伴って1つの問題が浮上してきました。『コスト削減』という命題です。2000年ごろは、ITにどれだけの費用を掛けるかという基準がなく、予算を請求しさえすれば承認されるという状況がありました。ですがIT技術が当たり前のものとなるにつれ、ITコストは聖域ではなくなり、コストダウンについてユーザーが真剣に考えるようになったのです。新システム導入の際、海外の事例もあって「マイクロソフトの技術でコストダウンできないか」という声がユーザーから上がるようになってきました。これはある意味、必然のように思います。

 マイクロソフト製品はOSとして、またワープロなどのOAツールとして、必ずどこの企業でも使われています。マイクロソフトプラットフォームを導入することは、コスト削減だけでなく、システム統合やユーザビリティを同時に提供できる。その市場ニーズが育まれるのを待って、日本法人の設立に至ったのです」

 マイクロソフトのエンタープライズソリューションに特化し、アクセンチュアのコンサルティングノウハウを取り入れ、MS最先端技術を駆使するアバナード。銀行や官公庁などのミッションクリティカルな場面でWindowsテクノロジが使われ、認知と信頼感が深まった状況を背景に、確実に事業を拡大している。

マイクロソフト技術に関するノウハウを豊富に持つ強み

 アバナードの事業戦略のベースになっているのは、著名なグローバル企業であるマイクロソフトとアクセンチュアにより設立されたという強み。両社との協業プロジェクトを成功させることにより実績を挙げ、その実績を足がかりにアバナード単独の案件を推進している。現状、自社開発の業務は全体の2割程度ではあるが、アバナード独自の高い技術力を顧客に提供することで安定した評価を獲得し、徐々に単独案件の数を増やしている。

 さらにもう1つの強みについて、和田氏はこう語る。

 「アバナードには事実上、競合企業が存在しません。マイクロソフト製品を扱っている企業があっても、それに特化したノウハウや技術者を数多く持ち、最新技術を用いたシステムを迅速に提案できる企業はそうそうありませんからね。マイクロソフト製品は以前とは変わってきていて、導入するだけですべてが解決するようなものではなくなっています。サーバもそうですし、Dynamics CRMやBIを実現するSQL Serverといった製品も同じ。その製品を使って何を実現するべきかという、クライアントのビジネスに一歩踏み込んだ提案とプロジェクトが必要とされています。それに対応できるのは、海外の先進事例を含めて多くの情報とノウハウを持っているアバナードだけ、という自信を持っています」

「技術」と「人と人のつながり」、両面でITエンジニアの成長を支援

 社員教育のための多角的な教育支援プログラムを用意していることもアバナードの特徴の1つ。アバナードの教育支援プログラムは、2つの柱によって構成されている。1つは個人の能力を高めていくためのトレーニングプログラム。マイクロソフトが提供するトレーニングカリキュラムをはじめとしたスキルトレーニングはもちろん、コンサルティングに必要な対人スキルやリーダーシップなどのソフトスキルまで、細分化されたトレーニングプログラムが作成されている。これらのプログラムは、海外などで開催されるクラスルーム形式のセミナーやオンライン講習、Web講習など各社員が自分に適した方法で学習できる環境が整っている。

 もう1つが、全社員に対しキャリアプランの相談を受ける先輩社員を用意し、スキルをどのように活用するかを話し合う「キャリアマネージャー制度」。キャリアマネージャーは業務の一環として、担当社員の目標計画、研修計画のプランニングを責任を持ってサポートする。この仕組みにより全社員がそれぞれ自分で掲げた目標に向かって自分を高めていくことを可能にしている。この2つの制度が、社員のモチベーションを高く維持するとともに、「人と人のつながり」を重視する業務のスタイルを浸透させている。

 この「人と人のつながり」を重視するスタイルはアクセンチュアから引き継いだものであり、それは現在のアクセンチュアとアバナードのかかわり方にも表れている。

 「アクセンチュアとは、同じ会社の違う部署というような関係ですね。それくらい近い位置で一緒に業務に取り組んでいます。アバナードで行われる勉強会にアクセンチュアの人間が参加することがありますし、その逆もまた然りです。そんな風土ですから、転職組もすぐに会社の中に溶け込んでいます」と和田氏は語る。

第一線のテクノロジとコンサルティングを学べる喜び

 アバナード 矢生弘行氏は、前職でWindows技術を使って会計ソフトのパッケージ開発を手掛けてきたITエンジニア。クライアントに直接触れ合う仕事がしたいという希望を持ち、転職を決意。前職で培ったWindowsのスキルが生かせる職場を探していて、アバナードに出合った。

アバナード 矢生弘行氏

 「マイクロソフトとアクセンチュアの合弁企業で、第一線のテクノロジとコンサルティングの双方を学べるということが最大の魅力でした」と矢生氏は笑顔を見せる。

 「今年の4月から、Dynamics CRMの担当をしています。私の担当範囲は幅広く、ITエンジニアという枠にはとらわれません。企業対象のセミナーなども担当していて、顧客を獲得するところからかかわっています。技術に携わりながら、同時にクライアントとも触れ合うという転職前の志望どおりの経験を積み、やりがいを感じながら日々業務に当たっています。

 今回、私は自分から手を挙げてこの仕事に参画しました。アバナードは『自分から動く』という積極性を高く評価し、できる限り希望を聞き入れた体制づくりを行います。立候補した分、要求されることは多く、責任も発生しますが、こうしたい! という意欲のある人間には最良の企業だと感じています」

 環境面にも刺激が多いという。「担当しているDynamics CRMの導入に関して疑問があるとき、アバナードのグローバルコミュニティに質問を投げ掛けると、1日で20〜30件近い返信があるんです。またDynamics CRMの導入事例だけでなく、さまざまな技術情報、先進事例がグローバルで蓄積、共有化されており、これもアバナードの強みといえるでしょう。いまはまだ設立2年目で、知恵を借りるケースが多いのですが、将来は日本から導入事例を海外に次々と発信していきたいと考えています。それが今後のキャリアにおいて私が目指すところです」

 グローバルに展開している企業だからこそ、多くの情報が集まり、アセットとして新たな導入事例を蓄積していく。グローバル企業であるアバナード独自の強みだろう。

 アバナードは、今後自社開発の業務をさらに拡大していくに当たり、2007年10月までに100人の技術者を採用する計画を立てている。いったいどのような人材を求めているのだろうか。

 「技術本位とユーザー本位、この2つは時に相反してしまうことがあります。このような場合には、アバナードはまず『ユーザー側に立つことを忘れない』ことを基本スタンスにしています。常にユーザーのビジネスの成功を大前提にし、新しい技術にチャレンジし、それを取り入れていく気概を持ち続けてほしい。加えて、自分のやりたいことを考えて明確化し、それを生かすために主体的に行動できること。そういうITエンジニアの方と一緒に仕事ができる日を楽しみにしています」(和田氏)

 マイクロソフト、アクセンチュアというグループ企業や海外法人と恒常的に交わり、常に外の世界に開かれているアバナードは、まさに最先端の技術が学べる環境だ。この大きな舞台で、世界に通用するITエンジニアを目指してみてはいかがだろうか。

アバナード募集職種/問い合わせ先
■募集職種
 ・ソリューション・ディベロッパー(SD)
 ・システムズ・エンジニア(SE)
 ・プログラム・マネージャー(PM)

 詳しくはアバナード採用ページをご覧ください

■お問い合わせ、応募先
ご応募される方は、希望職種を明記の上、履歴書・職務経歴書をアバナード人事部までお送り下さい。
japan.recruiting@avanade.com

注目企業インタビューIndex


アバナード株式会社
企画:アイティメディア営業本部
制作:@IT編集部

掲載内容有効期限:2007年8月9日

会社概要
■会社名
アバナード株式会社

■本社所在地
〒107-8672 東京都港区赤坂8-5-26 赤坂DSビル西館

■代表執行役社長
石川 敬

■創業
2000年(米国ワシントン州シアトル市)

■設立
2005年7月28日(東京)

■資本金
7000万円

■従業員数
日本/89名 平均年齢/31歳(日本)

■事業内容
テクノロジーサービス(コンサルティング、システム・インテグレーション)
募集職種
■ソリューション・ディベロッパー(SD)
.NETソリューションのライフサイクルとWindowsアーキテクチャを駆使してプロジェクトを推進するアプリケーションの専門家です

【仕事内容】
*マイクロソフト系製品をベースとして、エンタープライズ・ソリューションを顧客へ提供するプロジェクトへの参画、要件定義、設計、開発業務の実施
*BI、ポータル、SOAなどの高度なソリューションをマイクロソフト製品により実現し、顧客業務に適用
*SAPやDynamicsなど先進的なマイクロソフト関連の業務パッケージの展開

【対象となる方】
・オープン系またはWeb系業務アプリケーション設計/開発経験者
・マイクロソフト開発環境の知識、経験(特に.NET)のある方
---------------------------------------
■システムズ・エンジニア(SE)

マイクロソフトのプラットフォームに関する経験、知識を備え、顧客のIT業務、コストの削減、効率化を推進するインフラ領域の専門家です

【仕事内容】
*マイクロソフトソリューション適用プロジェクトへの参画
*プロジェクトにおけるインフラ領域の設計、導入
*顧客のIT業務、コストに関する削減、効率化の検討・実行
*Microsoft Office SharePoint Server (MOSS), Exchange Server, Windows Server等を利用したマイクロソフトソリューションの顧客業務への適用検討、設計、導入

【対象となる方】
・システムインフラの設計、構築、導入経験者
・Active Directoryの設計、構築、導入経験者
・MOSS, SQL Server, Exchange Server, Windows Server等の設計、構築、導入経験者
---------------------------------------
■プログラム・マネージャー(PM)

大規模かつ複雑なプロジェクトを計画、運営、管理していくプロジェクトマネジメントの専門家です

【仕事内容】
*プロジェクトにおけるコスト管理、品質管理、リスク管理、顧客とのリレーションシップ管理およびメンバー管理
*顧客管理、アライアンス管理、ソリューション戦略、マーケットソリューションの考案から進捗管理および購入管理

【対象となる方】
・大規模開発プロジェクトの企画やマネジメントの経験者
・マイクロソフトの技術をベースとした開発案件のプロジェクトマネジメント経験者
・顧客とのリレーション構築、ビジネスの経験があり、テクニカルバックグラウンドのある方
・マイクロソフト製品の知識がある方
待遇・条件
■配属部署
経験・能力を考慮の上、決定します。

■給与
年俸制(経験・スキルを考慮の上、当社規定により優遇)

■勤務地
東京(プロジェクトによっては地方・海外も有)
※希望を考慮いたします。

■勤務時間
9:00〜18:00 ※フレックス・タイム制度あり(標準労働時間8時間)

■休日休暇
完全週休2日制(土日) 、祝日、年末年始、年次有給休暇、傷病休暇、慶弔休暇等

■待遇・福利厚生
昇給年1回(9月)、交通費全額支給、超過勤務・出張・住宅手当、社会保険完備、退職金制度、各種法人会員および契約施設・ホテル等

キャリアセミナー
アバナードのことをより深くご理解いただくために、毎週水曜日に少人数制のキャリアセミナーを開催しております。
セミナーでは会社概要だけでなく、プロジェクト事例、実際の仕事内容、社風などについてお伝えし、皆様からの疑問・質問についても何でもお応えいたします。
当日は面接等の選考は行いませんので、お気軽にご参加下さい。


関連リンク
特集 Enterprise Library 3.0概説(前編)
自身のセオリーから飛び出した新生EntLib 3.0とは?
@IT > Insider.NET 2007/05/22

特集 Enterprise Library 2.0新機能
Enterprise Library 2.0を特徴づけるDI機能とは
 
@IT > Insider.NET 2006/04/01

「不遇のWindows技術者」募集、アバナードが事業本格化
@IT > NewsInsight 2006/3/10

@IT Special 記事企画 .NETエンタープライズ新時代 ― SIerに聞く。エンタープライズ向け.NET導入の実際 ― 第3回 アバナード株式会社
@IT > .NETエンタープライズ新時代 第3回 2007/6/30