企画:アイティメディア 営業局 制作:@IT 編集部 掲載内容有効期限:2005年6月23日 |
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■効果の高いORACLE MASTER試験対策教材ORACLE MASTERの世界における累計の資格取得者数は2005年4月で12万人を超えた。@IT自分戦略研究所が2004年8月に実施した読者調査でも、ORACLE MASTERに対するITエンジニアの取得意向は群を抜いて高かった。
もしORACLE MASTER取得を考えているなら、少なくともオラクルのeラーニング教材「プレミアム・ライブラリ」は知っておきたい。冒頭に述べたように、プレミアム・ライブラリは、さまざまな学習方法のメリットをうまく組み合わせた教材なのだ。プレミアム・ライブラリで学習した修了者の合格率が高いばかりではなく、利用者の満足度が高いのもこの教材の特徴。日本オラクルが行った利用者アンケートによると、「非常によい」「よい」との回答は、なんと90%だ(図1)。 あらためて紹介すると、プレミアム・ライブラリとは日本オラクルが提供しているeラーニングサービスだ。ユーザーはWebブラウザからインターネット経由でサービスにアクセスする。eラーニングなので、常に最新の教材や問題で学習できる。内容が陳腐化しないのは、書籍とは違う大きなメリットだろう。 プレミアム・ライブラリにはORACLE MASTER資格試験に準じてコースが用意されている。例えば、ORACLE MASTER Bronze Database 10gのコースならば、試験科目である2科目分の学習ができる。利用期間は180日間。短期集中で学習しても、6カ月計画でじっくり取り組んでもよい(表1)。今年5月からは10gに対応したコースがついにリリースとなった。
■4つの学習モードで効果的に学習プレミアム・ライブラリには4つの学習モードがある。これが合格率の高い第1の理由だ。学習モードごとに詳しく見ていこう。 (1)教材モード
教材モードの内容は、ORACLE MASTER試験の出題範囲を網羅したオラクル集合研修コースで使用されるテキストに完全に準拠している(表2)。完全準拠なのは、数あるORACLE MASTER対策eラーニング教材の中でも、オラクル「純正」プレミアム・ライブラリだけだ。画面はスライド・エリア、テキスト・エリアで構成されていて、これにナレーションが加わる。ナレーションは何度でも繰り返し聞くことができる。
スライド・エリアに表示されるスライドはPDFとしてダウンロード可能で、通勤時間など空き時間を使って学習テキストとして活用できる。テキスト・エリアの解説文は要約やマーキングなどで工夫がされ、どこが重要なのかを把握しやすい。集合研修で講師が強調する点などが強調表示されているので、ポイントを押さえられるのだ。さらにレッスンごとに用意された理解度チェックテストによって、自分の理解度を確認できるようになっている。 トピックごとに、関連するQ&Aモードへのリンクが張られているので、疑問点はオラクル講師に直接質問できるほか、いままでの質問と回答を参照することによって、理解を深めることができる。さらにBronzeコースでは、演習環境モードにもリンクしているため、学習した内容を実際に操作して試すことができる。内容を多角的に学習できるのだ。 (2)問題集モード
問題集モードは、10gコースでは「問題集コース」と「模擬試験コース」の機能が独立し、使いやすく充実。試験対策として入念な準備が可能となった。問題は、オラクル講師が作成・監修している。これもオラクル「純正」教材の強み。ORACLE MASTER試験とまったく同じ問題が出題されることはないが、試験で確実に正答できる実力をつけるための問題が練られている。どういう問題でつまずくかギャップ分析を行い、その結果が問題に反映されているため、高品質で効果的な問題集となっている。問題集の品質を実感いただくため、Bronzeコースから10問を次ページに掲載した。参照いただきたい。 「問題集コース」では、レッスンごとにすべての問題を1問ずつ学習することができる。解答できなかったり不正解だったりした問題は、関連する教材モードやQ&Aモードで学習することができる。Bronzeコースでは、SQL基礎I、DBA10gとも各200問の問題数が用意されている(2005年5月時点)。
「模擬試験コース」では、実際の試験と同じ問題数(20問)が毎回ランダムに出題され、回答後に採点結果(画面参照)が表示される。繰り返し問題を解くことで試験に慣れ、自分の苦手な問題を把握・克服することにも役立つだろう。さらに教材モードとの連携機能を利用して、学習すべき教材トピックに立ち戻れば、効果的な学習が可能となる。 (3)演習環境モード
Oracle Database 10gを操作できる演習モードで、Bronzeコースのみ利用できる。WebブラウザからOracle Database 10gにアクセスできるデータベース・トレーニング・システムを採用し、画面からSQLコマンドを実行してその結果を直接確認することができる。オラクル「純正」eラーニングならではの機能といえる。 手を動かしながらOracleがどう反応するか確かめることができるため、知識を確実に定着化させ、理解をより深める一助となる。特に自由に扱えるOracle Database環境が身近にない場合には貴重だ。Oracle Databaseをインストールしたり、最新のバージョンにしたりする手間もコストも省くことができ、学習に専念できる。 (4)Q&Aモード
学習者は、学習期間内であれば購入コース科目に関する質問を何度でも投じることができる。質問にはオラクル講師が責任を持って、おおよそ24時間以内に回答するよう運営されている。オラクル講師が担当することがオラクル「純正」の証だ。 また、過去のQ&Aは学習者に対してすべて公開されていて、その数は約3500件にもおよぶ(2005年5月時点)。従って質問を送る前に過去のQ&Aを参照して疑問が解消する場合も多いだろう。また過去のQ&Aを参照するうちに新たな知識を得ることもあるという。 ■自分の学習スタイルに合わせて選択
学生時代を思い出してほしい。試験勉強の方法は人それぞれ。ひたすら問題集を解いて学習する人もいれば、教科書を1から読んで理解していく人もいる。プレミアム・ライブラリは、このような各自の最適な学習方法に応じて4つのモードを使い分けられるのが最大の特長である。 1からじっくり学習したい人は教材モードを中心に、問題を数多く解きたい人は問題集モードを中心に、という具合だ。またそれぞれのモードは相互に連携できる。問題集モードから関連するトピックを教材モードで復習したり、間違えたSQLコマンドを演習環境モードで実際に実行して確認などができる。どうしても理解できないときにはQ&Aモードが役立つ。4つのモードを切り替えながら学習すれば、効果がより一層高まるのは間違いない(図2)。 書籍や研修コースで学習する場合と比較すると、プレミアム・ライブラリなら両者のメリットを享受できる。 ■プレミアム・ライブラリはお得か?試験対策の教材といった場合、真っ先に思い浮かべるのは書籍だろう。何といっても低価格で済む。対策本や解説書なら高くても数千円だ。また通勤や移動時間を有効に使えて、自分のペースで学習を進められる。だが掲載内容以上の情報を得ることはできず、また人に質問することもできない。1から学習して合格するほどの実力をつけるには、相応の努力と時間が必要だ。
効果のみを考えた場合には、集合研修だろう。講師から直接解説を聞く、質問する、操作する、という体験により、短期間に集中して高い学習効果が期待できる。だがネックになるのは価格だ。個人で払うには敷居が高い。また平日に受講するには業務を調整しなければならない。忙しいITエンジニアにとっては困難が伴う。 プレミアム・ライブラリなら書籍のように自分のペースで自由に学習できるうえ、研修コースのように高品質で効率的な学習効果も上げられる。前述の日本オラクルによる利用者アンケート結果では、購入理由の第1は「集合研修と同等の内容を自分のペースで学習できる」である(図3)。 書籍と比べると高額なプレミアム・ライブラリだが、費用対効果で考えてみよう。仮にBronze試験(2科目)で、1科目ごとに1回不合格となって2回目の受験で合格したとする。受験費用は1回あたり15,750円(消費税込、以下同じ)なので、4回の受験で63,000円かかる。ストレート合格に比べ、31,500円割高だ。 追加負担になるのは受験料だけではない。不合格になったら、再試験に向け、引き続き試験勉強をしなければならないし、再度試験手続きをして試験会場に足を運ばねばならない。忙しいITエンジニアにとっては、受験料の負担以上に時間が余計にかかることが重荷になるだろう。確かにプレミアム・ライブラリは安価ではない。しかし合格率の高さを考えれば、不合格によって発生するこれらの追加負担を回避できる可能性が高いのだ。
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