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Oracle Fusion Middlewareのテクノロジを理解する!

いま注目を集めているのが、ミドルウェアのテクノロジだ。オープン系のシステムが、導入できればいい時代から、さまざまなシステムの連携が必要な時代になってきたためだ。では、ミドルウェアをどう学習すればいいのか。そのテクノロジのコアとともに、その方法を解説しよう

 「情報システムは作って動かすだけの時代から、安定運用し連携させる時代に移ってきている。その実現でキーになるのがミドルウェアだ」。日本オラクルのオラクルユニバーシティ 執行役員 武井直氏はこう力を込める。オラクルはアプリケーションサーバの「Oracle Application Server」をベースに、ミドルウェア群「Oracle Fusion Middleware」を強力に打ち出している。

 「ITエンジニアとってデータベースを学ぶのは一般的だが、ミドルウェアに注目するITエンジニアも増えてきた。今後ますます増加し、データベースからミドルウェアを学ぶのが王道になるだろう」

 ミドルウェアが重視される背景には企業情報システムの変化がある。オープン系システムが普及し始めた数年前は、とにかくシステムを早く構築することがITエンジニアに求められた。そのため重視されたシステムは「構築しやすい」「早い」「止まらない」という基本的な要素を押さえたシステムだった。

オープン系システムは「生かし方がフォーカス」

 しかし、現在の企業情報システムは「生かし方がフォーカスされる」と武井氏は指摘する。オープン系システムを構築するだけでは、トータルコスト削減やセキュリティの向上などを実現できないことが明らかになったからだ。

日本オラクル オラクルユニバーシティ 執行役員 武井直氏

 オラクルは、この新しい要求に応えるには「安定した運用」「システムの連携」などを実現するミドルウェアの存在が不可欠だと考えている。そしてこの要求はオラクル環境だけではなく、他社のミドルウェアやコンポーネントが混在する環境でも求められるとしている。

 オラクルは企業情報システムを3階層で考えている。基盤となるのはOracle Databaseの層。エンドユーザーに実際にサービスを提供するのはOracle E-Business SuiteなどのOracle Applicationsの層。その中間には、データベース層とアプリケーションをつなぐ、Oracle Fusion Middlewareの層がある。

 Oracle Applications層にはオラクル製品やPeopleSoft製品だけではなく、場合によってはSAP製品やカスタムアプリケーションが稼働することになる。非オラクル環境も含めて安定運用させ、コンポーネントと自在に連携させるには、強固で柔軟な基盤であるOracle Fusion Middlewareが必要――。これがオラクルのメッセージだ。

システムを安定運用させる技術基盤

 Oracle Fusion Middlewareは非常に多くの機能を包含する。基盤となるのはOracle Application Server 10g。Oracle Application Server 10gはJ2EE準拠のアプリケーションサーバだが、企業情報ポータルやプロセス統合、サービスバス、アイデンティティ管理、キャッシュ、RFID管理、開発ツールなど多くの機能を標準で備えるのが特徴だ(図1)。

図1 Oracle Fusion Middlewareの基盤となるのがOracle Application Server 10g。その上にさまざまな機能が載っている。図をクリックすると、拡大図を表示します

 さらにビジネス・インテリジェンスやコンテンツ管理、データ統合などの機能も持たせることが可能で、Oracle Application Server 10gは、情報システムを安定運用させて連携させるための基盤になっているといえる。

 ITエンジニアにとってもOracle Application Server 10gの重要性は増している。単にシステムを構築し、稼働させるだけなら従来までの知識やスキルで十分かもしれない。しかし、Oracle Application Server 10gの各機能を生かして、経営に即したオープン系システムを構築するにはOracle Application Server 10gのスキルが不可欠になるからだ。

 「オープン系システムに携わる人すべてがOracle Application Server 10gのスキルが必要になっている。データベース管理者やJava開発者、さらにオラクル以外のデータベースを使っているITエンジニアにも必須だろう」(武井氏)

 企業情報システムで今後のキーとなるミドルウェアのスキルを向上させるため、日本オラクルは資格試験「ORACLE MASTER Oracle Application Server 10g」を新たに設立した。

 2月11日に始めた「ORACLE MASTER Silver Oracle Application Server 10g」は、Oracle Application Server 10gと、含まれるコンポーネントの基本的な管理操作に関する知識とスキルを認定する資格。Oracle Fusion Middlewareの世界全体を理解するうえでのベースになる技術を習得できる資格で、日本オラクルは、Fusion Middlewareソリューションのインフラ担当やWebシステムの運用・構築を行うエンジニア、Webシステムのアーキテクトを資格の対象と考えている。

 日本オラクルのオラクルユニバーシティ 営業部 セールスコンサルタント 後藤力氏は資格取得のメリットを、「Fusion Middlewareビジネスを推進するうえでの技術力のアピールになり、Oracle Databaseの技術力の裏づけになる」と語る。

ソリューション・ビジネスを広げるための基礎スキル

日本オラクル オラクルユニバーシティ 営業部 セールスコンサルタント 後藤力氏

 さらに、「Oracle Application Server 10gは、Fusion Middlewareビジネスを推進するうえで、それぞれのビジネスシナリオに共通する技術基盤。各ビジネスシナリオはサービスを構築、提供するITエンジニアにとって利益を生む、最も“おいしいところ”といえる。その旨みを手に入れるには、この資格でベースのスキルを固める必要がある」と述べる。

 オラクルには、システムインテグレータ(SIer)にはOracle Fusion Middlewareで利益を上げてほしいという思いがある。「SIerがビジネスのパイを広げるにはソリューションの拡充が必要だ。そのためには基盤となる運用管理を確実にすることが大切。ソリューションを定着させるためには運用管理の重要性が高まるだろう」と後藤氏は語る。

 また、利益を生む情報システムの開発が求められるユーザー企業のCIOや情報システム部マネージャにとっても、ミドルウェアの動向をチェックすることは重要だ。SIerなどのシステム提案を評価する際のポイントになるのはミドルウェアの開発や運用体制だからだ。

 アプリケーションサーバに必要なスキルとは、まず導入/構築では、ハードウェアやソフトウェアの配置、クラスタリングの構築などの環境コンフィグレーションと、アプリケーションエラーなどに対応するログなどの情報ソース管理がある。また、運用保守/拡張ではSSL設定やユーザー管理などのセキュリティ設定と、バックアップやデータベースのセッション管理などの運用管理がある。

 これらのスキルは「Oracle Application Server 10gだけでなく、すべてのアプリケーションサーバに必要(図2)。オープン系システムのすべてがこれらのスキルがベースになっている」(武井氏)

図2 Oracle Fusion Middlewareを実現するための研修コース体系図

「間口が広い資格」のメリット

 オープン系システムの構築、運用管理のスキルを広く学ぶORACLE MASTER Silver Oracle Application Server 10gは、「間口が広い資格」といえるだろう。武井氏は「時代の要請に応え幅広い技術者に取得してもらいたい資格とした」としたうえで、「次のソリューション開発への第一歩になる」と力を込める。Oracle Application Server 10gのスキルをベースに、さまざまなコンポーネントを活用して新たなソリューションを開発してもらいたい、というのがオラクルの狙いだ。

 特に真っ先に取得を検討してもらいたいのが、ORACLE MASTERを取得しているITエンジニアだという。「データベースの価値を最大化させるためには、ミドルウェアとの連携が鍵になる。そのためのスキルを学べる」(後藤氏)からだ。武井氏は「管理者だけではなく、開発者にも取ってもらいたい」と語り、資格取得者1000人の達成を早期に目指す考えを示した。「1000人を早く達成し、それをトリガーにOracle Application Server 10gのライセンス利用が加速することを期待している」

■Oracle Fusion Middlewareを実現するための研修コース
コース名
目的
受講形態
日数
価格(消費税込み)
Oracle Application
Server 10g 管理I
作って動かす
集合研修
5日
31万5000円
Oracle Application
Server 10g 管理II

安定運用させる

集合研修
5日
31万5000円
Oracle BPEL Process
Managerによる
SOAアプローチ
連携する
集合研修
3日
18万9000円
OracleBI Discoverer 10g 操作
データ分析
集合研修
2日
12万6000円
OracleBI Discoverer 10g 管理
データ分析・管理
集合研修
3日
18万9000円
検証キット付き
オラクルで始めるRFID
システム 構築
収集する
(ICタグの活用)
集合研修
1日
9万4500円
Oracle Fusion Middleware対応コースの詳細は日本オラクルのWebサイトでご確認ください

■ORACLE MASTER Silver Oracle Application Server 10g
テスト名
出題数
合格点
合格率
試験時間
66問
45
68%
105分

■Oracle Application Server 技術診断
Oracle Application Server 技術診断
〜be an ORACLE MASTER〜
Oracle Application Server 10g 技術診断



※2006年3月31日まで利用可能

提供:日本オラクル株式会社
企画:アイティメディア営業局
制作:アイティメディア営業局
掲載内容有効期限:2006年3月31日

Oracle Application Server 技術診断
〜be an ORACLE MASTER〜
Oracle Application Server 10g
技術診断




※2006年3月31日まで利用可能

ORACLE MASTERを理解するための
リンク集
新資格ORACLE MASTER
ORACLE MASTER Silver Oracle Application Server 10g

ORACLE MASTER ポータル
ORACLE MASTERの新着情報や取得者事例など関連情報などがまとめて掲載されている

ORACLE MASTER 試験情報
ORACLE MASTER各資格の詳細情報や試験内容チェックリスト、認定方法などの情報が掲載されている



Oracle Fusion Middlewareを
実現する研修コース

Oracle Application Server 10g 管理I
目的
日数
価格消費税込み)
作って動かす
5日間
31万5000円

Oracle Application Server 10g 管理II
目的
日数
価格消費税込み)

安定運用させる

5日間
31万5000円

Oracle BPEL Process Managerによる
SOAアプローチ
目的
日数
価格消費税込み)
連携する
3日間
18万9000円

OracleBI Discoverer 10g 操作
目的
日数
価格消費税込み)
データ分析
2日間
12万6000円

OracleBI Discoverer 10g 管理
目的
日数
価格(消費税込み)
データ分析・管理
3日間
18万9000円

検証キット付きオラクルではじめる
RFIDシステム構築
目的
日数
価格消費税込み)
収集する
(ICタグの活用)
1日間
9万4500円

Oracle Fusion Middleware対応コースの詳細は日本オラクルのWebサイトでご確認ください


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Oracle Fusion Middleware (日本オラクル)

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