情報セキュリティはリスクマネジメントやコーポレートガバナンスの一環としても重要な経営課題となっており、官民を問わず社会のあらゆる領域で高度な情報セキュリティ専門人材への需要が高まっています。こうした背景から、2004年4月、わが国初の情報セキュリティに特化した独立大学院として、横浜駅直近に誕生したのが情報セキュリティ大学院大学(以下、IISEC)です。
IISECは情報セキュリティを文理にまたがる学際的な総合科学ととらえ、博士前期課程では、各人の研究テーマやバックグラウンド、キャリアイメージによって、それぞれの研究推進に必要な知識をクリアにするため、「暗号テクノロジ」「システムデザイン」「法とガバナンス」「セキュリティ/リスクマネジメント」の4つのコースを設定し、履修指導、研究指導を行っています。
在学生の8割強を現職の社会人が占め、システムインテグレーター、ISP、ソフトウェアハウス等に勤務するSE、研究者、営業担当者をはじめ、ユーザ企業のシステム担当者、人事・総務担当者、教育・研究機関や官公庁の職員など、所属業界も多岐にわたっています。授業の履修や研究活動を通じて得られる確かな実力とともに、技術からマネジメントまで幅広く情報セキュリティを扱う大学院ならではの人脈は、修了後もつながる貴重な財産となっています。
都心からも好アクセスな横浜駅から徒歩1分という立地にあるIISECでは、有職者に配慮し平日夜間(18:20〜19:50、20:00〜21:30の2コマ)と土曜日に、必修科目を含む多数の授業やゼミを開講。また土日祝日も開放している院生自習・実験室を始め学内の全教室からACM、IEEE、LNCS、LexisNexisなどのオンラインデータベースにアクセスできるほか、独自奨学金制度や希望者へのノートPC無償貸与など、学生の自主的な研究活動をサポートする施設と制度が充実しています。
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