¥1,980¥1,980 税込
ポイント: 20pt
(1%)
配送料 ¥480 5月26日-28日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥1¥1 税込
配送料 ¥247 5月15日-16日にお届け
発送元: 【お急ぎ便対応店】ニッポンシザイCOM 市貝店 販売者: 【お急ぎ便対応店】ニッポンシザイCOM 市貝店
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
OK
ターンアラウンド ゴーンは、いかにして日産を救ったのか? 単行本 – 2003/6/5
購入オプションとあわせ買い
カルロス・ゴーンは、世界的にみても現在、最も注目されている経営者のひとりであり、自動車業界の経営者がその業界だけでなく、産業界全般にわたって影響を与えたインパクトの大きさは、アイアコッカ以来といえる。
ゴーンは瀕死の日産を、わずか二年で黒字転換した立役者であり、その成功は自動車産業史上でも稀に見るほど劇的なものだった。閉鎖的でありしかも因襲に執着している日本のビジネス環境のなかで、「外人」であるゴーンが企業の再建を達成したことはまさしく驚嘆に値する。
著者のビジネス・ジャーナリストのデビッド・マギーは本書で、今まで知られることのなかったゴーンの人となり、マネジメント手法、新しく登場したグローバルなビジネス・マネジャーを取りまとめる役割をつまびらかにしている。
ブラジル生まれのレバノン人であるゴーンは、アメリカ、南米、フランスそして日本で企業を成功に導いてきた。
本書では、ゴーンがかつて日本経済の足かせとなってきたビジネスや文化のタブーをどのようにして克服したか、さらにベンチマークを徹底したコストの削減、系列の解体、デザインの刷新、品質や製品の改革、権限の委譲にどのように取り組んだかを明らかにしている。四大陸で目覚ましい結果を出すのに不可欠であったゴーン流マネジメントの精髄に触れられるだろう。
本書のテーマは、日産の劇的な復活と企業がグローバル化した経済を舞台に成功するためのノウ・ハウであり、意欲あるすべてのマネジャーにとって必読の書である。
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2003/6/5
- ISBN-104492501088
- ISBN-13978-4492501085
商品の説明
商品説明
そんななか、本書の特徴は、日産自動車の復活というストーリーを中心に、グローバル経済で企業が成功するための手法を、北米や欧州における日産の取り組みを通してまとめている点にある。日本で注目を集めた、座間工場をはじめとした生産ラインの縮小や系列企業の整理といった話題にはあまり触れていない代わりに、さまざまな国籍の経営幹部のインタビューを通し、日産のグローバル戦略を浮き彫りにしている。日産リバイバル・プランを発表した1年後に、多額の資金を投じたミシシッピ州のキャントン工場建設を決定するまでの推移が詳細に描かれている点などが顕著な例で、日本企業の再建物語というよりは、グローバル経営の神髄を凝縮した本だととらえるべきであろう。
また本書には、カルロス・ゴーンだけではなく、日産やルノーのマネジャーの声が多数収録されている。デザイン部門の責任者である中村史郎のインタビューなど、リストラだけによらない収益回復へのチャレンジが明らかにされている点にも注目である。
「エキサイティングな車を投入できるか否かが、企業の成功と失敗の分かれ目となる」と、ゴーンは語っている。そういった意味においては、瀕死の状態から抜け出した日産は、いまだ成功と失敗の分かれ目に立っている状態であるといえよう。日産の次の一手は、どのような形で投じられるのか。日本の日産自動車ではなく、世界企業としての日産自動車に関心がある人におすすめしたい1冊である。(朝倉真弓)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2003/6/5)
- 発売日 : 2003/6/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 302ページ
- ISBN-10 : 4492501088
- ISBN-13 : 978-4492501085
- Amazon 売れ筋ランキング: - 280,172位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 492位ビジネス人物伝 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
日本では いわばカリスマ経営者であり 映画のスター並の人気になった感がある。彼の成功は 映画化されてもおかしくないと思うくらいである。
そんな日本に住む日本人ではなく フランス人でもない アメリカ人の視点で書かれたゴーン論が本書である。
日産が本当に復活したのかどうかは まだこれからの年月を待たなくてはならない一方 ゴーンがいなかったら そろそろ倒産していたかもしれないという気も十分する。ゴーンが日産で何をやったのかは本書を待たずとも 日々の新聞記事、TV等で紹介されつくしている感はあるが よく考えてみると常識的なもので 奇策や魔術は使っていないことに改めて驚く。しがらみに捉われずコストを下げ、社内のcommunicationを良くし 新製品にも果敢に取り組む。それでけではないか。
その意味では正道を行ったわけだが その「行く」という点が 大変な魔法であったということも 感嘆しつつ感じる。
本書を読んで 米国人である著者も同じ意見であることが分かり ちょっとほっとした。
本人による自伝『ルネッサンス ─ 再生への挑戦』や雑誌で語り尽くされた感のあるゴーン伝だが、本書は日産の復活を中心に、グローバル経済で企業が成功するための手法を、北米や欧州における日産の取り組みを通してまとめている点が特徴。
他の国からのトップレビュー
So this book is more about the guy himself, his career and his success, beside common places, not much to learn how to turn around anything.