SQLの副問い合わせを使いこなす間違いやすいポイントを追え! Bronze SQL基礎I(7)(1/2 ページ)

Oracleデータベースエンジニアとしての基礎力を証明するORACLE MASTER Bronze。その取得を目指すITエンジニアのための講座が本連載だ。間違いやすいポイントを確認し、合格に近づこう!

» 2008年09月12日 00時00分 公開

 前回「複数の表からデータを取り出す方法」では、結合の種類と特徴、構文について学習しました。

 今回は、以下の項目を確認します。

  • 副問い合わせの基礎
  • 副問い合わせで使用する比較演算子

副問い合わせの構文

例題1

EMPLOYEES表からLAST_NAMEと一番高い給与(SALARY)を検索しているSQL文をすべて選択してください。

a.select last_name,salary from employees

  where salary=(select salary from employees

         where salary=(select max(salary) from employees));

b.select last_name,max(salary) from employees;

c.select last_name,salary from employees

  where salary in(select salary from employees

         where salary in (select max(salary) from employees));

d.select last_name,salary from employees

  where salary=(select salary from employees

         where last_name=(select max(salary) from employees));

例題の範囲をおさらい

参考:「SELECT文中のSELECT文、副問い合わせ

 副問い合わせとは、SELECT文の句に埋め込まれたSELECT文のことです。副問い合わせを使用することで、欲しい情報を1つのSQL文で求めることができます。

正解

a、c

解説

選択肢a:このSQL文を実行した結果は以下のようになります。

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