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日立ITプラットフォーム技術者資格認定制度

実務に「直結」し、
現場で今すぐ「生かせる」資格とは?

資格取得の理由として「実務に必要なスキルを磨くため」を挙げるITエンジニアは多い。実務に直結し、現場ですぐに生かせる資格の1つが、基礎から具体的な製品知識、高度な技術までを体系的に身に付けられる「日立ITプラットフォーム技術者資格認定制度」だ。

 スキルを武器として日々活躍するITエンジニアにとって、「スキルアップのための活動」「スキルの証明となる資格の取得」は常に意識すべきテーマだろう。

 具体的に、ITエンジニアは何を目的として資格を取得するのだろうか。@IT自分戦略研究所が2010年末に実施した読者調査では、「資格に関する考え」として「資格を取るのは実務に必要なスキルを磨き役立てるためである」としたITエンジニアが46.0%と半数近くに上った。

図1 資格を取得する理由として「実務に必要なスキルを磨き役立てるため」としたITエンジニアが最も多かった

 一方、ITエンジニアを取り巻く状況に目を向けると、仮想化技術やクラウドの活用が進むにつれ、システムはより複雑になりつつある。同時に、システムを構成する各製品の機能も高度化が進んでいる。各製品について体系立てて学び、場合に応じてそのスキルを客観的に証明することが必要になってくる。このことも、「実務に役立つスキルを磨ける資格」の重要性を裏付けているといえるだろう。

 「実務に直結し、現場で今すぐ生かせる資格」として、システム構築・運用・管理にかかわるITエンジニアにお薦めできるのが、日立製作所(以下、日立)の提供する「日立ITプラットフォーム技術者資格認定制度」だ。

実務に直結する
「日立ITプラットフォーム技術者資格認定制度」のメリット

 「日立ITプラットフォーム技術者資格認定制度」は、「オープンミドルウェア」「ストレージ」「サーバ」の3分野をカバーしている。「JP1」「Cosminexus(コズミネクサス)」「HiRDB」のミドルウェア3製品、「Hitachi Storage Solutions」および「BladeSymphony」に関するスキルを認定するもので、製品の強みを生かしたシステム提案、構築、運用スキルを効率良く修得できる「資格認定講座」と、そのスキルレベルを客観的に示せる「資格認定試験」を用意している。

 この資格認定制度を活用することで、ITエンジニアは

  • ITプラットフォームの基礎知識、製品知識を体系的に学べるだけでなく、講座によっては、実機演習を交えた構築ノウハウも習得できる

  • 取得したスキルを客観的に証明でき、顧客企業からの信頼度向上に役立てられる

  • スキルの棚卸しに活用できる

 などのメリットを得られる。

図2 「日立ITプラットフォーム技術者資格認定制度」は「オープンミドルウェア」「ストレージ」「サーバ」の3分野をカバー

 実際に資格を取得したITエンジニアからは、資格認定制度のメリットの具体例として

 「基礎からの説明がある講義と、構築手順などが記載されているテキストや実機演習により、幅広い知識を習得することができた」

 「身に付けた知識や経験が、資格という目に見える形でお客さまに示せるようになったため、これまで以上に自信を持って提案できるようになった」

 「製品に対する知識の幅が広がり、理解が深まった。お客さまからの問い合わせにも、確認の時間を取らず即答できるようになった。結果、相談をいただく機会が増え、『頼りにしているよ』といわれるなど、大きな信頼を得ることができた」

 との声が寄せられている。さらには

 「認定制度の体系化された教育を受講することで、お客さまの要求仕様に最適なソリューションの構築が可能になった」

 「資格取得後は、以前は雑談レベルで終わっていたお客さまとの会話からも、ソリューション提案につなげられるようになった。知識の向上とともに、ソリューション提案の幅も広げられたと感じている」

 といった声も多く、資格取得を通して、顧客へのソリューション提案力を向上できたITエンジニアが多いことがうかがえる。この点も見逃せないメリットだ。

 ここからは、「日立ITプラットフォーム技術者資格認定制度」について、「オープンミドルウェア」「ストレージ」「サーバ」の各分野ごとに詳しく紹介していこう。

業務分野やレベルに応じて学べる
「オープンミドルウェア」の認定制度

 「オープンミドルウェア」は、統合システム運用管理ツール「JP1」、クラウドサービスプラットフォーム「Cosminexus」、データベース「HiRDB」の3製品を対象とする。各製品の知識を、現在のスキルレベルや立場に応じて体系的に学べる講座と、認定資格から成り立っている。

 「JP1講座」は、JP1の利用シーンに対応した講座体系となっており、システム運用のニーズに合った操作方法、構築方法、設計方法を経験に応じて学ぶことができる。これにより、システム運用の新しい知識やノウハウを効率よく修得可能となっている。「JP1資格」には、セールスエンジニア向けの「JP1認定セールスコーディネーター」、構築・運用エンジニア向けの「JP1認定エンジニア」「JP1認定プロフェッショナル」「JP1認定コンサルタント」「JP1認定シニアコンサルタント」の4レベルがある。

 「Cosminexus講座」は、Webシステムの中核であるアプリケーションサーバや、クラウドシステムに欠かせないSOA製品を中心とし、基礎から高度なノウハウまでを幅広く学べる。「Cosminexus資格」には、セールスエンジニア向けの「Cosminexus認定セールスコーディネーター」、構築・運用エンジニア向けの「Cosminexus認定エンジニア アプリケーションサーバ」「Cosminexus認定プロフェッショナル アプリケーションサーバ」「Cosminexus認定プロフェッショナル サービス統合」「Cosminexus認定コンサルタント Webシステム」がある。

 「HiRDB講座」は、HiRDBの販売、HiRDBを使った業務アプリケーション開発に携わるITエンジニア向け、リレーショナルデータベースの基礎知識を持っておりHiRDBの構築や運用知識を効率良く修得したい人やITエンジニア向けなど、業務の分野やレベルに応じて適切なレベルアップが図れるように体系化されている。「HiRDB資格」は、セールスエンジニア向けの「HiRDB認定セールスコーディネーター」、構築・運用エンジニア向けの「HiRDB認定プラットフォームエンジニア」「HiRDB認定プラットフォームプロフェッショナル」、アプリケーション開発エンジニア向けの「HiRDB認定アプリケーションエンジニア」「HiRDB認定アプリケーションプロフェッショナル」がある。

グローバル資格の前提としても使える
「ストレージ」の認定制度

 「ストレージ」は、日立のストレージ製品「Hitachi Storage Solutions」を対象とした講座と、認定資格から成り立っている。認定資格は、「Hitachi Storage Solutions スペシャリスト」(Hitachi Virtual Storage Platform/Hitachi Unified Storage/Hitachi Virtual File Platform/Hitachi Storage Management Software の4分野)から、「Hitachi Storage Solutions コンサルタント」(Hitachi Virtual Storage Platform/Hitachi Unified Storage の2分野)へとステップアップしていく体系である。このうち、「Hitachi Storage Solutions スペシャリスト」は、SCSN-E(SNIA認定ストレージネットワーキングエキスパート)の認定要件の1つになっており、グローバルなストレージ技術者認定への足掛かりとしても有効だ。

信頼性に定評があるブレードサーバの構築を学べる
「BladeSymphony」の認定制度

 「サーバ」は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」を対象にしたもので、提案・見積もりに携わるセールスエンジニアとシステム構築を担うシステムエンジニアに向けて、講座と認定資格を提供している。認定資格は、セールスエンジニア向けの「BladeSymphony セールスコーディネータ」、システムエンジニア向けの「BladeSymphony エンジニア」「BladeSymphony プロフェッショナル」「Virtage エンジニア」がある。「BladeSymphony プロフェッショナル」に対応した研修講座「BladeSymphonyシステム構築実習 −SAN編−」では、システムの高可用性を実現するBladeSymphonyの特長的な機能「N+1コールドスタンバイ」の構築技術を、実機を用いて習得することが可能だ。


 日立は、資格取得者限定のサポートにも力を入れている。資格を取得したITエンジニアは、専用のWebページやメールを通じて、バージョンアップなど製品の最新情報や継続してスキルアップを図る際に役立つ技術情報を得られる。

 このほか分野ごとに、JP1資格の取得者には、JP1システムの構築時にテンプレートとして活用できる「ワークシート」を提供。ストレージの資格取得者には、ストレージ製品をリモートで実体験できる「ストレージナビゲーションツール」を用意する。サーバの資格取得者に向けては、新製品を先行して体験できる機会を提供する予定。

 今後は、資格取得者のスキルアップ支援をさらに強化する計画だ。具体的には、資格取得者専用Webページの機能を拡張した「One to Oneサイト」の開設などを予定している。「One to Oneサイト」でITエンジニアは、保持する資格の種類やレベルに合わせたよりきめ細かい情報を得ることができ、スキルアップの「次のステップ」を検討できる。さらには今後、日立とITエンジニア、そしてITエンジニア同士が双方向の情報交換を行えるようなセミナーやイベントの実施も検討されているという。

 システム構築の要件レベルが高まる中、さまざまな製品知識やノウハウの習得を求められているITエンジニアにとって、「日立ITプラットフォーム技術者資格認定制度」は、スキルアップに向けたベストプラクティスといえるだろう。

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関連リンク
日立製作所
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提供:株式会社日立製作所
企画:アイティメディア営業企画
制作:@IT自分戦略研究所 編集部
掲載内容有効期限:2013年3月31日