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第62回 エンジニアで良かった。喜びがこみ上げた瞬間30連発

Tech総研
2008/12/8

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普段の仕事は決して楽ではないけれど、ふと喜びを感じる瞬間がある。こみ上げる幸せがある。「エンジニアで良かった……」そう思うのはどんなとき?(Tech総研/リクルートの記事を再編集して掲載)

  その1
8割近いエンジニアが、自分の仕事に喜びを感じた経験あり!
図1 エンジニアとして、「この仕事をしていて本当に良かった」と実感した経験があるか

 今回、無作為に抽出したIT・ソフトウェア系&ハードウェア系エンジニア300人に「エンジニアとして、いままで仕事に取り組んできて喜びややりがい・感動を実感したことがあるか」を質問してみた。その結果が図1。一度でも経験のあるエンジニアが全体のおよそ8割に上った。普段、Tech総研では「仕事がキツイ」「上司との人間関係が最悪」「将来のキャリアをイメージできずに不安」など、エンジニアを取り巻く厳しい環境実態にフォーカスしたレポートが多い。その中で今回の結果には「一筋の光明」を見いだせた感がある。

 8割のエンジニアが実際に体験した「エンジニアの仕事を続けていてホントに良かった!」エピソードを、30連発で紹介したい。

  その2
やっぱりエンジニアはいい! 「この仕事に喜びを感じた」エピソード30連発

Case1 想定外のアクシデントの数々を苦労して乗り越えた喜び

エピソードNo.1:39歳 システム開発(ファームウェア系)

自分が直接の担当でない製品に不具合が発生し、急きょ海外での不具合解析を任され、夜通しの作業が続いた。途中弱音を吐くこともあったが、経験による予測で不具合の原因を自らつかみ不具合解析に貢献したときは、自分で自分を褒めてやりたいと思った。

そのほかにもこんなエピソード

No.2:徹夜して立ち上げたラインが一斉に稼働を始めたときの興奮が忘れられない(41歳・システム開発[ファームウェア系])

No.3:低騒音新幹線の開発にかかわったことがありました。自分の担当した部分の開発が順調に進まず、営業運転開始の前日にすべての車両に設置を完了しました。そのときの達成感はいまだに忘れられません(39歳・生産技術)

No.4:海外向けお客さまへの納期が数週間と迫っているときに、かなりの不具合が発生した。課のほぼ全員で、徹夜も含めて製品設計を行い、なんとか出荷できたときの達成感は素晴らしかった。設計ならではの信頼感とチームワークを問われる出来事だった(42歳・システム開発)

No.5:最新鋭技術のプラントの稼働を目指し、試運転と性能評価を担当。そのプラントは最新鋭だけにトラブルも多く、工程どおりに進めるにはより高い技術検討と高いチームワークが必要であった。そんな中、会社の命運を分けるようなトラブルが発生し、急きょそのプラントを早急に仕上げなければならなくなった。プロジェクトメンバーは一致団結し、プラントの稼働を当初の予定より早めることができた(31歳・品質管理)



Case2 街中で自分の手掛けた製品を見掛けたときの喜び

エピソードNo.6:40歳 機械設計

自動車の顔であるランプの開発をしている。開発が終われば、必ずテレビCMやカタログの表紙でランプがクローズアップされる。「あの車のランプかっこいいね」と評判になると、口には出さないものの「自分が開発したんだぞ」と誇らしい気持ちになる。

そのほかにもこんなエピソード

No.7:店頭で自分の担当製品が購入されるところを見たとき(レジで実際お金を出しているところを見ると余計に喜びを感じる)。「価格.com」などの評価サイトで、こだわったところについて良い評価のコメントがあったとき(42歳・システム開発[ファームウェア系])

No.8:田舎の村へインターネットを導入し、とても感謝されたとき、本当にやって良かったと感じた(41歳・ネットワーク設計構築)

No.9:家電の新機能の評価をやっていたことがあります。プロトタイプのかなり品質が低いところから、少人数で繰り返し実施。しかも、例えばW3Cのサイトで業界標準を学ばなければまともに評価できないという状況だったので、勉強も含め必死でした。そしてようやくそれが製品として世の中に出たとき、その機能そのものにフォーカスしたCMが打たれ……。これまで自分が携わってきたものは「おまけ」的な機能が多く、こういう扱いを受けたことがなかったので非常に感激しました(30歳・システム開発[ファームウェア系])

No.10:携帯電話の機構設計業務をして、初めて会社として折りたたみ式の携帯電話を世に出し、100万台を超えるヒットに。多くのユーザーが自分の設計した携帯電話を使っているのを目にしたとき、先行他社の特許を回避する新しい特許や製品としてまとめてきた苦労が実ったんだなぁと、とてもうれしく思いました(40歳・機械設計)


No.11:新規の製品開発を設計から最終製品化まですべて自分1人で行い、それが会社のカタログに載ったり新聞で紹介されたりしたとき(33歳・光学技術)

No.12:自分が開発にかかわっていた製品が衛星で宇宙に打ち上がり、その製品で撮像した地球の映像が送られてきたとき(42歳・制御設計)



Case3 多くの人に感謝される喜び

エピソードNo.13:35歳 制御設計

古い設備の更新の仕事で、省エネタイプの物を自分で選定し、購入から工事まですべて実施した。工事費用は高かったが、年間で運転コストを数千万円削減でき、相手の職場の人から感謝され、とてもうれしかった。

そのほかにもこんなエピソード

No.14:自分が設計したセキュリティソリューションの資料を会社のホームページに掲載していたら、大手メーカーから取り扱いたいと申し込みがあった。まさに探していたものだと感心された(37歳・システム開発[Webオープン系])

No.15:出来上がったシステムをレビューしたときになぜか驚かれ、実際に業務運用し始めて「おかげで業務効率が上がったよ」とお褒めの言葉を賜ったとき(40歳・システム開発[Webオープン系])

No.16:マイコンのユーザーズマニュアルやアプリケーションノートをよく書いている。ユーザーからの質問の多かった内容をマニュアルに詳しく書いたところ、質問がグッと減ったばかりか、とても分かりやすい、使いやすいとユーザーや特約店から好評だった。感謝してもらえる仕事ができて、とてもうれしかった(42歳・システム開発[ファームウェア系])

No.17:「いままで1時間かかっていた仕事が、5分でできるようになったよ〜」などとお客さまから感謝されたとき(42歳・パッケージソフト開発)


No.18:ユーザーから「あなたがいないとうちのシステムは困る」といわれたこと。営業から「この仕事をやめないでくれ」といわれたこと(42歳・パッケージソフト開発)


No.19:あるテーマパークで運営途中にアトラクションが故障停止したが、迅速に修理してアトラクションクルーから英雄視された(41歳・品質管理)


Case4 自分のアイデアと技術力が発揮されたときの喜び

エピソードNo.20:30歳 システム開発(Webオープン系)

遊び心と創意工夫でひそかにアプリケーションに組み込んでおいた隠し機能が、稼働開始数カ月後に緊急案件として依頼され、工数の10分の1でリリースできたとき、自分の先見の明を実感した。

そのほかにもこんなエピソード

No.21:何度やり直しても割れが発生する砂型の設計で、試行錯誤の末、私の提案した形状が採用され、割れない砂型ができたとき(31歳・機械設計)

No.22:製品の工程内不良が多く、原因も分からない状態で参画。徹底的な製品構造と不具合の解析、工程状況の洗い出しを行い、複数の対策の手を打ち、不良を根絶できたとき(33歳・生産技術)

No.23:基本的に職場の周りの人間は自分より先輩が多いのですが、その先輩方が誰1人として直せなかったトラブルを直せたとき、自分が認めてもらえたような気になるのが快感(35歳・サービスエンジニア)

No.24:品質保証の仕事をしている。製品の出荷前検査でお客さまの仕様とは違ったものが出荷予定製品に続出し、早急な対応が必要であった。会社としての動きは遅かったが小生の対応は早く、小生個人の働きに免じて出荷許可にサインすると外国人検査員からいわれたとき(40歳・品質保証)


No.25:会社の誰もが無理だと思っていた、「納期1.5カ月の装置を2週間で設計」を成し遂げた(40歳・機械設計)



Case5 まだまだある! エンジニアでなければ得られない喜び

エピソードNo.26:33歳 機械設計

子どもが生後6カ月のときから、何度も長期の海外出張が入ってしまい、子どもの成長を見逃してしまったことを残念に思っていた。そのとき自分が設計した車が発売され、大きくなった子どもをその車に乗せることができたとき、達成感を覚えた。

そのほかにもこんなエピソード

No.27:自分たちが試作開発したシステムを海外の展示会に出展し、自分で説明を行った際、外国人が興味を持ってブースに集まってきたとき(43歳・システム開発[汎用機系])

No.28:機械を制御するプログラムの開発を担当したとき、初めての実機を使ってのテストで、自分の作ったプログラムどおりに機械が動作したことに感動した(30歳・パッケージソフト開発)

No.29:トレーナーとして後輩に技術を教えることが多かったので、自分が教えた後輩が新商品開発にかかわったとき(30歳・回路システム設計)

No.30:開発に参加した通信システムに不具合がいろいろ出て、顧客クレームに対して出張して話を聞いた際、「顧客が生命の危機にさらされる状況になったとき、その通信機器で連絡を取ってなんとか一命を取り留めた」と知ったとき。クレームについては厳しくいうが、それほど大事な通信機器だと思ってくれていると感じたとき(39歳・回路システム設計)


「喜び」を経験した後、仕事に変化はあった?  

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