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第5回 日本語プログラミング? 「なでしこ合宿」へGO!

はなずきん
2009/4/1

IT系の勉強会は日々、全国各地で開催されている。「IT勉強会カレンダー」の管理人で、自らも勉強会を運営しながらさまざまな勉強会に足を運ぶ筆者が、毎月面白い勉強会をピックアップする。

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 3月は292件の勉強会をIT勉強会カレンダーに登録しました。この件数は、複数の日程をまたぐものを1件としてカウントしているため、1日単位で考えると、実際にはもう少し多くの勉強会が登録されていることになります。

 ここ最近、いろいろな勉強会がさまざまな地方で活発に行われています。「素晴らしい!」と思う半面、「IT勉強会カレンダーは土曜日の件数が多くて、すごく見にくい!」と感じている人も多いようです。読者の皆さんの中にも、そう思われている人がいるかもしれませんね。

  なんと、IT勉強会カレンダーの登録情報をベースに、都道府県別のカレンダーを自動生成してくれた人がいます。「自分の活動範囲だけの勉強会カレンダーが欲しい!」という場合は、「metacon」でまとめられているIT勉強会カレンダーファミリーをチェックしてみてください。

勉強会に行ってみた〜2009年3月「関西OpenOffice.org勉強会」

 2009年3月15日に大阪で開催された「関西OpenOffice.org勉強会」に参加してきました。

勉強会情報
勉強会名:関西OpenOffice.org勉強会
開催場所:大阪
開催頻度:5回/年(2008年実績)
セッション内容:OpenOffice.org関連

 関西OpenOffice.org勉強会は、いままで紹介してきた勉強会とはちょっと趣が異なります。「OpenOffice.org」という固定された分野のため、ちょっと入りづらいイメージがあるかもしれません。

 OpenOffice.orgは、オープンソースでありながら、Microsoft Officeなどほかのオフィススイートのファイルを編集したり、PDFを作成したり、Flashを作成したりすることができます。よく考えると、皆さんの最も身近な場所に位置するソフトではないでしょうか。

 この勉強会は第1回の開催時から「cotocoto」という参加者登録のシステムを利用しています。cotocotoは、名前(ハンドルネーム)とメールアドレスを用いて参加申請を行うシステム。申請者あてに個別のリマインダ送信を行ったり、csv形式で参加者リストをダウンロードしたりすることが可能です。

 
 
勉強会の様子

 今回の勉強会の参加者は、学校や企業で日常的にOpenOffice.orgを使用しているユーザー層、OpenOffice.orgの日本語化プロジェクトに参加している開発者層、普段は別のオフィススイートを使用しているけれども、少し興味があるというレベルの層など多岐にわたっていました。また、会場となった大阪電気通信大学のWebサイトで、たまたま勉強会の存在を知って参加した、という人もいました。

 この勉強会は、大学のコンピュータ演習室を会場として利用しているため、実際にセッションで話した内容を、演習室内のOpenOffice.orgがインストールされた端末で確認することができます。自分のノートパソコンを持参しなくても問題がないのは、ありがたいところですね(……とはいえ、今回は4人ほど、ノートパソコン持参者がいましたが……)。

 今回のセッション内容は、

  • 「Calcで工程管理」(わたしが担当しました)

  • 「OpenOffice.orgの独自コンパイル」

  • 「OpenOffice.orgの書籍を作ってみて」

の3つ。最後のセッションで登場した書籍(オープンガイドブック OpenOffice.org 3)は、この勉強会を開催する打ち合わせの中で、「コミュニティメンバーで書籍執筆を行おう!」という話から生まれたものです。執筆だけではなく、初稿チェックなどもコミュニティメンバー内で行ったそうです。

 ちなみにこの勉強会は毎回、告知前にメーリングリスト内でコミュニティメンバーに対し、登壇者募集の呼び掛けを行います。つまり、メーリングリストに参加していれば、いつでも登壇のチャンスがあるというわけです。

 セッション内容は「Impressによるプレゼン資料の作成方法」や「ほかのオフィススイートとの比較」など、OpenOffice.orgに関連していれば特に制限がありません。参加者から一歩進んで、「登壇者」という立場で勉強会に参加してみませんか?

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