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第8回 若手テストエンジニアの「合宿」――WACATE フォトレポート
岑康貴(@IT自分戦略研究所)
2010/6/21
WACATE2010 夏 2010年6月12日(土)〜6月13日(日) 若手テストエンジニアのためのワークショップ。2007年にスタートし、通算6回目。今回のテーマは「テストにおける見える化・報告」。 |
三浦海岸の近くに建つ「マホロバ・マインズ三浦」で1泊2日のワークショップ |
当日のセッション資料が掲載された予稿集と 事前に参加者が書いたポジションペーパー集 ポジションペーパー:自己紹介や、当日議論したいことを書いたペーパー |
「本部長に提出するテスト報告書」を作る、というワークショップ 翌日には、実際に報告書の内容を発表する |
この時点で、すでにセッション2時間、ワークショップ3時間が経過 それにも関わらず、各グループ、活発な議論を続く |
約50人の若手テストエンジニアが10グループに分かれてワークショップ |
技術系イベントにしては珍しく(?)女性の姿がちらほら 「テストエンジニアは女性が比較的多いのかも」とは運営スタッフの弁 |
付箋を利用するグループもあれば パソコンでマインドマップを作るグループも
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あと1時間でまとめてください、というアナウンスが…… 「残業」はNG。夜はディナーセッションが待っている |
WACATE 2010 夏 実行委員長 日立情報通信エンジニアリング 池田暁さん |
池田さん 若いテストエンジニアは、いままで社外でつながる機会がほとんどありませんでした。もっと若手がテスト技術に触れたり、仲間を増やせる場を作りたいと考えて、WACATEを始めました。
WACATEは単なるセミナーや研修ではなくて、「大学のゼミ合宿」のような雰囲気にしたいといつも思っています。主役は参加者で、わたしたちは場とテーマを提供するだけなんです。
「温泉のある場所で泊り込み」という形式をとっているのは、「非日常を感じて帰ってもらいたい」から。宴会をして、同じ釜の飯を食うという、昔の製造業っぽいイメージですね。
参加費は決して安くないのですが、その分、積極的な人しか集まりません。「教えてもらおう」という人はいないんです。だからこそ、長時間のワークショップが、こんなにも活発に行えるのだと思います。
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