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@IT自分戦略研究所ブックシェルフ(44)
こうすれば凡才でも秀才に勝てる

@IT自分戦略研究所 書評チーム
2008/9/17

■凡才が秀才に勝つには

仕事は頭でするな、
身体でせよ!


久恒啓一(著)
大和書房
2008年3月
ISBN-10:4479792317
ISBN-13:978-4479792314
1260円(税込み)

 凡才が秀才と互角以上にわたり合うにはどうすればいいのか。その心得が書いてある。全部で30個。頭の作りはそう簡単に変わらないが、行動はいますぐに変えられる。著者はそう主張する。行動を変えよ。その変化を継続させよ。いつか凡才は秀才を追い抜くことができる。「仕事は身体でせよ!」とはそういう意味である。

 「身体の使い方」を仕組み化する。つまり習慣化する。「身体が頭をリードしたとき『習慣』になる」(『仕事は頭でするな、身体でせよ!』、p.142)とこの本に書かれている。どんなに疲れていても、1日に30分は本を読む。30分が無理なら15分、15分でも無理なら5分でいい。それを継続する。1年間継続できる人は「おそらく5%もいない」と著者はいう。10年継続すれば、本を読まない人と比べて相当の差ができる。

 コツは深く考えないこと。最初に体を動かせば、頭は勝手に動き始める。読書の身体化が軌道に乗ったら、今度は感想をブログに書く習慣を体になじませる。人は何かを書くことでモノを考える。考える時間が1日のうち30分あれば、1年で365日×30分=182.5時間も何かを考えていることになる。(鰆)

本を読む前に
行動を起こせば何かが変わる (@IT自分戦略研究所)
正しいことをし、行動力を発揮するココロ (@IT自分戦略研究所)
何をやっても続かないSEを変えた「貢献・評価・満足 (@IT自分戦略研究所)


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