自分戦略研究所 | 自分戦略研究室 | キャリア実現研究室 | スキル創造研究室 | コミュニティ活動支援室 | エンジニアライフ | ITトレメ | 転職サーチ | 派遣Plus |

燃えよダイエット。体重2けたへの道

第3回 仲間を見つけて、ペアダイエットに挑戦

千葉大輔(@IT自分戦略研究所)
2007/11/9

 ダイエットを再開して2カ月目。前回、行ったプチ断食は体重を減らすことができたが、意図的に食べ物を我慢するということが精神衛生上、非常に良くないことだとあらためて確認することができた。普段それほど太っていない人が、ある程度短期間のうちに体重を減らそうというときには効果的だと思うが、筆者のように余分なぜい肉をたっぷりと付けた人間が、長い時間をかけて少しずつその肉を消していくといった場合には不向きだ。

 「今度は食事制限はやめよう」。そう心に誓った筆者だったが、なかなかこれといったダイエット法が見つからない。はて、どうしたものかと悩んでいるときに相談してみたのが、ITmedia Biz.ID鷹木創さん。以前に「ダイエットをしている」ということを聞いていたので何か有効な方法はないものかと探りにいってみたのだ。

 しかし、鷹木さんも現在「停滞中」だという。2人で悩みながら出した結論は「ペアダイエット」。1人だとくじけそうになるが、仲間がいたらきっと頑張れるかもしれない。Extreme Programmingにおけるペアプログラミングにも通じるものがある。筆者たちは早速そろってダイエットを開始することにした。

Webで体調を管理する。そんな時代になったなんて!

 ペアダイエットをするに当たり、奇をてらったことをするよりも基本に立ち返った方がいいだろうということになった。2007年1月から半年ほど行ってきたダイエットでは、自分の普段の生活を振り返って見直すということが重要だった。そして、それには日々の生活を「記録すること」が有効だった。1日の食事や体重、体脂肪率といったことを記録するだけでも効果が見られたのだ。

 ただ、これらの項目をその都度記録することは少し面倒でもある。やせたかったらそれくらい頑張れといわれそうだが、頑張ることができればいま体についているぜい肉は初めからついていないのだ。

 簡単に自分の体の状況を記録できるツールが必要だということで、利用することにしたのが健康管理サービス「ライフキャリア」。体組成計や血圧計で測定した数値をアダプタ経由でサーバに転送し、Webで自分の体のデータを管理するという仕組みだ。以前、体組成計と歩数系をPCと連動させて体重や1日の数値を管理してたことがあったが(ついにやってきた停滞期と還暦を迎えた体年齢)、ああいった試みを拡張したものだと考えてもらうと分かりやすいだろう。

自分の体のデータがすぐに出る

 
血圧を測定しているところ。ライフキャリアの測定指標を見ると最高血圧125mmHg、最低血圧80mmHg以上は高血圧となるという。そんな……  

 計測するのは、体重や体脂肪率という基本的なものに加えて、血圧や血糖値といった普段の生活ではなかなか計測することがないものまで。計測器をながめながら眉間にしわを寄せる筆者。実は筆者は血圧の測定が苦手なのである。こういった体つきをしているので、もともと血圧は高い。人間あらかじめ悪い結果が待ち受けているのが分かっているのに、それをまざまざと見せつけられるのは何となくくやしい。体重はもうあきらめているのだが、血圧というとその数字を見せつけられる回数が体重ほど多くないだけに、数値が高いと落ち込んでしまう。

 しかし、これも慣れてしまえばきっと大丈夫に違いないと自分にいい聞かせ、日々の健康状況を記録していこうと決めた。

 計測器を持ち歩くのは面倒なので、体組成計は家に置き、残りの計測器は会社に置いて毎日できるだけ同じ時間帯に計測するようにしている。

指先から血を出して、血糖値を測定しているところ。ライフキャリアの測定指標を見ると、空腹時血糖値が110mg/dL以上、食後2時間血糖値が140mg/dLの場合要注意のサインだ。えーと……

 実際に計測し始めて思ったのが意外と面白いということだ。血圧や血糖値といった数値は、体重よりもその時々の自分の体調がすぐに表れる。「今日はちょっと調子がよくないなぁ」という日に実際に計測してみると、案の定高過ぎる、あるいは低過ぎる数値が出る。同様に、一気に記事を書き上げて「疲れた」というときに試しに血圧を測ってみると高い数値が出る。

 このように自分の体調がすぐに数字となって可視化されると、事あるごとに測ってみようという気になる。これが体重や体脂肪率と大きく違う点だ。体重や体脂肪率の場合は、日々の増減がそれほど大きくないので、ともすると自分の変化を見過ごしてしまうこともある。

励ましあいながらペアダイエット

 2人で「今日は何kgですか」とか「なかなか減りませんね」といったように、互いに声を掛け合いながらダイエットをしている。これまでのダイエットは1人で行ってきたので、どこか孤独を感じていたような気がしていたのだが、仲間がいると何となくだが心強い。

 「向こうも多分頑張っているだろうし、こっちも負けないようにしないと」、そういうふうに意識が変化する。仲間がいるって何てすてきなことだろうか。仲間と一緒にダイエットをすると、自分の考えていることを相談しやすい。「試しに○○をしようと思うんですけど」と相談すると、「それだったらこうした方がいいかもしれない」「それって本当にできます?」といった意見やフィードバックが得られる。1人のときは何かアイデアを思いついた後に、「これって正しいのだろうか」「うまくいくのだろうか」という疑念が浮かんでも「まずは試してみるか」と体当たりを挑むしかなかった。同じ問題意識を持っている人と気軽に話すと、いろいろな気付きがあって面白い。

 とはいいつつも、体重の増減としては思ったほどでもない。前回の断食で「もう食事制限はこりごり」という思いが残っていて、食事の量が増えているのかもしれない。体のデータを測る以外はこれといった方策を用意しているわけではないので、このままだとゆるゆると数字が変化していくのだろう。

達成感を積み上げる

 現在の体重は107.0kg。期間が少し短いこともあるのだが、前回と比べて、2kgの減量にとどまった。しかし、体のデータを測る以外に何もしていない割には、それなりにうまくいっていると思う。

 そんな筆者をしりめに「このところ禁酒しているんですよ」と鷹木さん。い、いつの間に……。自分はあまり特別なことをしておらず、これでは申し訳がたたないと、つい最近だが水泳を始めた。運動によって筋力を付け、あるいは維持して基礎代謝を高め、太りにくい体を作るという基礎に立ち返ることも必要だろう。また、これは個人的な感想だが、食生活を変えるよりも運動をしているときの方が、自分の中で「頑張っている感」がわきやすい。小さく、ささやかな達成感がある。物事を進めていくうえで、非常に重要な要素だと思う。自分の体のデータを記録して日々の体重の減少をながめることも小さな達成感を積み上げることだ。

 ダイエットを成功させるためには、こうした達成感を得られるポイントをいくつも用意するといいのかもしれない。そして、ペアダイエットならばその達成感を共有しやすい。悩みは半分に、喜びは2倍になる。次回以降のダイエットではこうしたポイントも考えながら、効果的な方法を選んでいきたい。

関連記事 Index
コンビニランチでも健康を維持しよう!
コンビニデザートでリフレッシュ!

自分戦略研究所、フォーラム化のお知らせ

@IT自分戦略研究所は2014年2月、@ITのフォーラムになりました。

現在ご覧いただいている記事は、既掲載記事をアーカイブ化したものです。新着記事は、 新しくなったトップページよりご覧ください。

これからも、@IT自分戦略研究所をよろしくお願いいたします。