実力試験・2006年秋編!
ORACLE MASTER Bronze DBA
有限会社 G.F.インフィニティ (Project - ∞)
2006/11/1
連載「ORACLE MASTER Bronze DBA講座」および「春のBronze実力試験 ORACLE MASTER Bronze DBA編」に続き、秋の実力試験開催! 各分野の理解度チェックに役立てば幸いだ。 |
2005年5月〜2006年4月の12カ月間連載していた「ORACLE MASTER Bronze DBA講座」。ORACLE MASTERの最も基礎的な資格である、「ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 10g」の取得に必要な試験の1つを解説してきました。
2006年5月の「春のBronze実力試験 ORACLE MASTER Bronze DBA編」に引き続き、2006年秋編として「Bronze DBA10g」の出題範囲から10問を出題します。「Bronze SQL 基礎 I」版の「実力試験・2006年秋編! ORACLE MASTER Bronze SQL基礎I」とともに、分からない問題、間違えた問題があれば、連載各回のページを参考にして復習してください。
それでは挑戦してみましょう。あなたは何問解けますか?
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リスナーを起動する方法として正しいものを2つ選択しなさい。
- lsnrctl startコマンドを使用する
- lsnrctl startupコマンドを使用する
- Database Controlを使用する
- Oracle Net Managerを使用する
- Oracle Net Configuration Assistantを使用する
ヒント:「Oracleのネットワークを構成する」
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各クライアントの構成ファイルに接続に関する情報を記述するネーミングメソッドを選択しなさい。
- 簡易接続ネーミング
- ローカルネーミング
- ディレクトリネーミング
- 外部ネーミング
ヒント:「Oracleのネットワークを構成する」
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バックグラウンドプロセスの動作に関する説明として正しくないものを2つ選択しなさい。
- DBWnは、データベースバッファキャッシュ内の変更されたデータブロックをデータファイルへ書き込む
- LGWRは、REDOログバッファ内のREDOログレコードをREDOログファイルへ書き込む
- CKPTは、チェックポイントの発生時にDBWnに書き出すためのシグナルを送り、書き出された後、データファイルと制御ファイルにチェックポイント情報を書き込む
- SMONは、ユーザープロセスに障害が発生したとき、対応しているサーバプロセスのリソースを解放する
- PMONは、システム障害のためにデータベースが停止した場合、次回のインスタンス起動時にインスタンスリカバリを開始する
ヒント:「Oracleインスタンスを管理する」
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データベースの起動と停止に関する説明として正しいものを選択しなさい。
- インスタンスの起動では、制御ファイルがオープンされる
- データベースの停止モードには「標準」「トランザクション」「即時」「中断」の4種類がある
- デフォルトの停止モードでは、トランザクションが完了した後、接続されたすべてのユーザーを切断する
- インスタンスの起動時、クライアントマシン上のパラメータファイル(PFILE)を指定して起動することができる
ヒント:「Oracleインスタンスを管理する」
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REDOログファイルに関する説明として正しいものを選択しなさい。
- 最低3つのファイルが必要である
- データベースに対して行われたDMLのみが記録され、DDLの記録は行われない
- 各REDOロググループ内には最低1つのREDOログメンバーが必要である
- REDOログファイルが満杯になるとそのファイル内の古い記録が上書きされる
ヒント:「Oracleのデータベース記憶域を探る」
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次の画面を確認してください。
(クリックで全体を表示します) |
「期限切れパスワード」をチェックして作成したときの動作に関する説明として正しいものを選択しなさい。
- パスワードを変更するまでは接続できない
- 接続するとエラーが発生する
- デフォルトでは30日後にパスワードの期限切れとなる
- デフォルトパスワードが設定される
ヒント:「Oracleユーザーを管理する」
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権限に関する説明として正しいものを選択しなさい。
- 権限をグループ化して管理するには、プロファイルを使用する
- システム権限を使用することで、特定のオブジェクトに対する権限を細かく管理することができる
- オブジェクトの所有者は、そのオブジェクトに対するすべての権限を所有する
- オブジェクトの所有者以外のユーザーは、問い合わせのみ許可されている
ヒント:「Oracleユーザーの権限とロール」
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データ型に関する説明として正しくないものを選択しなさい。
- 「DATE」を使用すると、4けたの年、月、日、時間、分、秒を扱える
- RAW、LONG RAW、BLOBのうち、最も大きなバイナリデータを扱えるのは「BLOB」である
- 「CHAR」を使用すると、固定長の文字データを扱える
- 「NUMBER(5,2)」とすると、5けたの整数部と2けたの小数部を使用する
ヒント:「Oracleの表の作成とビューの利用」
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表にデータの変更が行われたとき、別の表のデータを自動的に変更する場合に適切なプログラム構造体を選択しなさい。
- トリガー
- プロシージャ
- ファンクション
- パッケージ
ヒント:「Oracleのスキーマオブジェクトを活用する」
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データベースのバックアップとリカバリに関する説明として正しいものを選択しなさい。
- NOARCHIVELOGモードの場合は非一貫性バックアップが可能である
- 完全リカバリでは、障害発生直前のトランザクション(COMMITされていないものも含む)がすべて回復される
- Point-in-Timeリカバリでは、任意の時点までのリカバリが行われる
- Point-in-Timeリカバリでは、UNDOデータを使用して任意の時点までロールバックが行われる
ヒント:「Oracleのデータを復元する」
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実力試験・2006年秋編! ORACLE MASTER Bronze SQL基礎I |
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