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IT勉強会入門

第5回 400kmの旅をしよう――北海道学生IT勉強会事情


小野寺大地(室蘭工業大学情報工学科)
2009/11/27


学生サークルの域を越え、プロの技術者コミュニティに参加してみないか! 高い技術に触れられることはもちろん、就職前にIT業界やIT企業に詳しくなれる、働くエンジニアの生の声が聞ける、世代を超えた縦のつながりを築けるなど、学生がIT勉強会に参加するメリットは大いにある。

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 皆さん初めまして、小野寺大地といいます。北海道に住む現役大学生で、勉強会の開催やイベントのお手伝いなどをしています。

 本連載を読んで、勉強会に興味を持たれた学生は少なくないと思います。しかし、勉強会はどこで開催されているのでしょうか。関東や関西では確かに盛んですが、ほかの地域ではどうでしょう。

 実は、関東や関西だけではありません。地方にもIT勉強会はあります!

 今回は、北海道で筆者が主催した学生IT勉強会について紹介したいと思います。

■ 学校や友人に飽きたわけじゃないけど、刺激が欲しかった

 筆者がなぜ勉強会に参加し始めたのかというと、「刺激が欲しかった」からです。ずっと同じ学校にいて同じ生活を送っていると、慣れてきますよね。自分が慣れてしまっているということに気付かなければいいのですが、気付いてしまったら、何か新しいことをしたくなります。

 「このままでいいのか?」

 「もっとできることはないのか?」

 そこで筆者は「学校生活に飽きたのなら学外に目を向けよう」と考えました。それも、自分と同じ年齢の人だけでなく、若い人から年配の方までいろいろな人が集まるものがいい。そして、自分の将来に少しでも関係あることが望ましい。

 そんなときに偶然、「高専カンファレンス in Hokkaido」の立ち上げの話を発見しました。筆者は立ち上げに参加し、イベント自体やその後の懇親会を通じて、徐々に勉強会にはまっていきました。

■ この面白さを学生に伝えたい。でも、どうすればいいのか?

 勉強会の面白さを知った筆者は、ほかの学生にもこの面白さを伝えたいと考えました。手始めに、友人を勉強会に誘うようになりました。しかし、「何それ?」「えー、また今度ねー」などといわれてしまうことばかりでした。

 本当に興味がないのなら、個人個人の考え方の問題なので、どうしようもありません。しかし、中には勉強会に興味を持っても「難しそう」という理由で参加をためらってしまう人がいました。そこで筆者、「学生が興味を持ちやすいIT勉強会」を、自分で作ってしまおうと考えました。

 まず、当時在籍していた苫小牧工業高等専門学校で、友人たちとノートパソコンを持ち込んで何かを作る、という企画を2〜3回行いました。みんなでだらだら集まって、パソコンに向かって何かを作るという、非常に緩い内容の勉強会でした(勉強会というより、開発オフですね)。

 こうした活動をもっと広めていきたいと考えたのですが、1人でできることは限られています。そこで、インターネットを利用して、地元でIT勉強会に興味を持っている学生を調べました。すると、筆者が進学予定だった室蘭工業大学に、同じ志を持った学生がいることが分かったのです。すぐにメッセンジャーで連絡を取り、一緒にやろうと声を掛けました。

地方IT勉強会とは旅行である  

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