pr

「技術者のための社会人大学」として、先駆け的な存在である稚内北星学園大学。最先端の高度な授業と、最高レベルの講師陣が特徴だが、学ぶ環境としては「楽しく、ためになる」ことが重要だと訴える。その授業内容と、在校生のインタビューから、「何を、どのように学べる」のかを探っていこう。

  土日午前中の授業でも「思わず出席したくなる」理由

9時20分、金山教授が教室に入ってきて講義を始めると、学生たちの背筋もピッと伸びる。机の上に、ノートならぬ「ノートPC」を広げて講義を受ける

 日曜日の朝9時過ぎ、まだ人通りの少ない東京・秋葉原駅前。「秋葉原ダイビル」の12階にある稚内北星学園大学東京サテライト校(以下東京サテライト校)の教室に、続々と学生が集まってくる。金山典世教授の「ネットワーク管理論II」を受講する学生たちだ。そのほとんどが、平日は会社で仕事をしている社会人学生だという。休日の朝早くにもかかわらず、地域によっては1時間以上かけて通う学生もいるそうだ。

 あっという間に30人超の学生がやってきて、みるみる席が埋まっていく。前方の席から埋まっていくのが、普通の大学の授業やセミナーと大きく異なるところだ。

 この日の授業は、OSPF(Open Shortest Path First)によるネットワーク構成についてだった。金山教授自らが作成したスライドを基に、授業が進んでいく。居眠りやおしゃべりをする学生は皆無で、真剣な面持ちで講義を聞き、カタカタとノートPCのキーボードをたたく。金山教授は、ネットワーク構築や設計、プロトコルの専門家であり、本校のある稚内地域のネットワーク整備をはじめ、理論と実践の2つのアプローチを通じて学生の技術力を高める“達人”だ。

 この授業の人気はどこにあるのか。それは、講義+演習がワンセットになっているところだ。もっといえば、その日の講義を踏まえてネットワークの仕組みを実際に構築することに主眼が置かれている。金山教授の知識やノウハウが詰まった独自の教材による質の高い講義と、その内容を踏まえた演習により、「普段、まったく意識することのないネットワークについて、その構成がどうなっているのか、どうやってつながっているのかが分かるようになります。技術の面白さや奥深さを感じると同時に、しっかり演習をこなすことで、高度な技術力や知識を身に付けることも可能です」(金山教授)という。この内容の濃さが、休日午前中でも大勢の学生を集める秘訣(ひけつ)なのである。

  グループ演習だから技術力も友情も深まる

 実習は個別ではなく、グループ形式で行う。グループ形式のメリットは、何といっても「学生同士で教え合う習慣や意識が高まる」こと。一般に「教え合う」ことは、理解力向上に最も有効な手段とされているし、それが演習の場であれば、「実際に手を動かす」ことも加わるため、より高度な技術知識を得ることも可能だ。

演習に入ると、講義の真剣な空気が和む。共同作業のためか、教室からは時々談笑が聞こえてくる。グループで1つの作業を行うことで、学生同士の連帯感も高まる

 社会人学生は、背景も勤務先も年齢もバラバラだが、演習ではそうした違いが“個性”となって進んでいく。例えばあるグループでは「グループの1人がネットワークエンジニアなので、その人を中心にネットワーク設定を行うが、ケーブル作りなど実技の方は、手先の器用な人にコツを教えてもらってみんなで作り上げていく」といった具合だ。

 実際、履修している学生たちからは、「話しながらできる演習が楽しみで授業に出ている」「仮にその日の講義内容が理解できなくても、演習やグループ同士の助け合いを通じて、スムーズに理解できる」といった声が聞こえてくる。中には、「この実習で友人ができた」という学生も。また、演習内容をどうしても自分たちだけで解決できなければ、金山教授直々に応援を頼むことも可能。技術力や知識を高めるとともに、学生同士のコミュニケーションや仲間意識も育まれていく授業なのだ。

 さらにいえば、「この授業では、手を動かすことで、ネットワークがどのような仕組みになっているのかを体感できます。もっと深く勉強したければ、演習用として学校に備わっているCiscoのルータなどネットワーク機器を使った自習も可能。企業に限らず、一般の組織ではネットワーク機器に直接触れることは絶対にできません。高度な環境で自由に設定を変えるなどの演習ができるのは、東京サテライト校だけでしょう」(東京サテライト校スタッフ)とのことだ。整備された環境、学習する仲間がそろうことで、「勉強しよう」というモチベーションを保ち、技術力や知識を深めていくことができるのだ。

  独学ではかなわない「学ぶ」ノウハウを身に付けられる

稚内北星学園大学東京サテライト校に通う影山裕峰さん

 昨年4月、東京サテライト校に入学した影山裕峰(ひろお)さん(36歳)も、「東京サテライト校で学んだからこそ、いまがある」と実感している1人。影山さんはもともと、ある開発ベンダのITエンジニアとして、クライアント先である大手オーディオメーカーの情報システム部門に常駐していた。高等専門学校を卒業してIT業界に就職した後は、メインフレーム、Visual Basic、Webアプリケーションと、ITトレンドの変遷を追うようにスキルアップしてきたという。

 だが、Java関連の勉強を独学で続けるうちに、“限界”を実感。「独学だと、自分のできることしかやらなくなってしまいますし、いろいろな知識を整理することも難しい。なのでいくら勉強を続けても、伸びる力に限界があるのです」(影山さん)とのことだ。

  「オープン技術が全盛の今日、技術者の命題は、扱える技術の幅を広げていくことです。でも独学では、身に付けられる知識や技術に限界があります。また私は、コンピュータ系はひととおり分かっていたものの、ネットワーク系はやや弱かったので、仕事の交渉時に不自由を感じることもありました。必要な幅広い技術知識を体系的に身に付けるには、やはり大学という場が一番適していたのです」(影山さん)

 授業カリキュラムは、3年次にみっちり基礎をたたき込み、4年次には実際に「開発する」ことが中心となる。影山さんは「正直にいうと、IT業界で仕事をしてきたため、基礎的な講義は退屈に感じることもありました。しかし4年次で実際に開発がメインになると、自分が分かっていなかったことや理解不足の点がいろいろ見えてきます。そこで前に戻って復習したり、学校の友人に尋ねたりといろいろなリソースを使って学ぶことができるようになる。これは非常に大きな変化でした」と語る。

  仲間がいるから、技術や能力が大きく伸びる

 東京サテライト校で学ぶ意義は何か。影山さんは「2年間という長いスパンの学習」「知識や技術力の体系化」「手を動かし、実地訓練する環境の整備」という3つを挙げる。セミナーでは通り一遍の知識しか身に付かないが、大学では長い期間をかけてじっくりと「基礎」から「実践」までを学べる。また個別技術を学ぶ専門学校ではなく大学であるからこそ、ネットワークやJavaという幅広い授業を選択して学び、それぞれを体系化していくことが可能だ。また、最先端を標ぼうする稚内北星学園大学の東京サテライト校だからこそ、ネットワーク実習などの特殊な環境も整備されている。その一方で、年間学費が国立大学並みという“コストパフォーマンス”の良さもポイントだ。

 「こうした環境で、共に学ぶ“仲間”ができたことが、この学校だから得た何よりの財産です」と影山さんはいう。現在はさらに大きな飛躍に向け、転職を考えているそうだ。「エンドユーザーとじかに接し、その人が悩んでいる経営課題や技術課題を解決できるエキスパートを目指す」(影山さん)といい、東京サテライト校で得た技術力、知識、そして人脈をもって新たな道を目指している。会社員という枠を打破し、自分で道を切り開く意思を持つことができたのも、東京サテライト校に入学して得た力の1つ。そうした意味では、まさに「成功したITエンジニア」といっていいだろう。

  成功するITエンジニアになるための3カ条

 実際に社会人と学生の「二足のわらじ」を維持するのは大変なことだ。影山さんの場合は、どのような工夫をしたのだろう。

1.  「学校生活」を生活に組み込んでしまおう
   「自分は追い詰められないとやらないタイプ。なので『とにかく授業には絶対出ること!』と誓い、自分の中でペナルティを課したりすることで、心理的にプレッシャーをかける。そのうち、土日になると自然に学校に向かうようになります。そうなればしめたもので、いつの間にか通学に慣れてしまうのです」(影山さん)

 一見、ものすごい意思の強さが要求されそうだが、影山さんは「もし何かあって授業に出られなくても、eラーニングの環境が整っているので、そこでカバーすればいい」というルールも適用。余裕を保つのも、学習効率を上げる秘訣である。こうした意思の強さや柔軟性は、仕事の場でも必ず生かされるはずだ。
2.  「宝探し」をしてみよう
    「いくらプレッシャーをかけても、なかなか土日は起きられないという方に。学校に行って、授業に出たり演習をこなしたりすれば、知らなかったことや新しい発見が必ず得られます。私はそれを『宝探し』と呼んで、毎週『今日はどんな宝が見つけられるかな』とワクワクして通っていました。自分自身で何か新しい発見をする、という前向きなプレッシャーをかけてみてはどうでしょう」(影山さん)

 例えば影山さんは、前述の金山教授の授業で初めてケーブルを自作し、実際にネットワークを組んでみるという体験をした。「ケーブル作りは『自分には合わない』と実感しましたが、実際につながったネットワークを見ると、本当に感動しましたね。いままで当たり前と思っていたことが、こんな過程を経て、こんな技術を使っているんだ、と見えることで、視野が広がったと思います。これは自分の知識や技術力にも、大きく役立っていますね」(影山さん)と笑いながら語る。そんな「新しい経験」ができるのが、東京サテライト校だ。
3.  できなくてもOKだ! 常にリラックス!
   「仕事は『できませんでした』『分かりませんでした』が認められない状態です。でも学校は違う。仮にできないことや分からないことがあっても、自分で調べたり学んだりすればいいんです。『分からないということが、分かればOK』というリラックス感があれば、勉強するモチベーションもわいてきますよ」(影山さん)

 知らないことを知る楽しみ。「技術力を付ける」と気負わなくても、東京サテライト校内には、自然に知識や技術が身に付く環境がある。その最大の特徴が「楽しんで学ぶ環境」であること。ほどよいプレッシャーと高度な授業内容、共に学ぶ仲間がいることで、総合的なスキルアップが実現できる。キャリアに悩み、技術力向上を目指す社会人の大きな助けになるはずだ。

稚内北星学園大学
東京サテライト校 入試説明会
稚内北星学園大学東京サテライト校の目的・カリキュラムなどの説明を受けることなどできます。 詳細は東京サテライト校Webページにてご確認ください。

日時
2006年11月4日(土)


■場所
秋葉原ダイビル

■内容

・東京サテライト校に関する説明
・進学相談会
・東京サテライト校授業見学


■お問い合わせ先
03-5297-5520(東京サテライト校)

提供:稚内北星学園大学
企画:アイティメディア株式会社
制作:@IT編集部
掲載内容有効期限:2006年10月22日

【最新】東京サテライト校 学校説明会
■学校説明会日時
2008年1月13日(日)
2008年2月16日(土)

■内容
(下記スケジュールは1/13実施分です)
12:30-13:00 受付
13:00-14:00 東京サテライト校に関する説明
14:00-15:00 体験講座「技術者は何を学べばいいのか」
15:00- 個別進学相談会、東京サテライト校授業見学(希望者)

詳しくは、東京サテライト校学校説明会のページをご覧ください。

■お問い合わせ
稚内北星学園大学 東京サテライト校
東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階
TEL 03-5297-5520

■参加申込み
東京サテライト校説明会
稚内北星学園大学
稚内北星学園大学 情報メディア学部

■本校
北海道稚内市若葉台1丁目2290番28
電話:0162-32-7511
FAX:0162-32-7500

東京サテライト校
東京都千代田区外神田1-18-13
秋葉原ダイビル
<交通>
JR秋葉原駅電気街口 徒歩1分
東京メトロ銀座線 末広町駅 徒歩3分
東京メトロ日比谷線 秋葉原駅 徒歩4分
つくばエクスプレス 秋葉原駅 徒歩3分

東京サテライト校 入試説明会
2006年11月4日(土)に第2期入試の説明会を開催します。
くわしくは、東京サテライト校入試説明会のページをご覧ください。

■お問い合わせ
稚内北星学園大学 東京サテライト校
東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階
TEL 03-5297-5520
関連記事
■第1回■稚内北星学園大学・東京サテライト校で自分を磨け!
■第2回■稚内北星学園大学・丸山ゼミであなたの可能性を広げる
■第3回■稚内北星学園大学・東京サテライト校「システム開発演習」の狙い
■第4回■稚内北星学園大学・東京サテライト校で最新技術を身につけよう
■第5回■稚内北星学園大学・時間の制約を超えてスキルアップを図る
■第6回■稚内北星学園大学・技術を体系的に見渡せる次世代エンジニアを目指せ
■第7回■稚内北星学園大学・実案件を題材に、最新技術を多角的に学べる!
■第8回■稚内北星学園大学・ 自分のペースで技術力を伸ばせる