第3回
私がマネジメントよりコンサルタントを選んだ理由
遠竹智寿子
2001/7/18
丸山龍一郎氏
ストーンソフト・ジャパン株式会社 ネットワークセキュリティーマネージャー |
ストーンソフトは、企業向けの高可用性ネットワークやクラスタリングなど、ビジネスクリティカルな部分に焦点を当てた独自のソフトウエア・ソリューションの提供を専門とした企業である。同社は、世界で最も成功を収めるフィンランドのソフトウェア企業の1つとして、業界で高い評価を受けるとともに注目を集めている。
ストーンソフトは、各国の政府機関や優良企業を含む500以上の顧客先を抱え、過去4年間の売上高の伸び率が100%を記録するなど、急成長中だ。同社の日本法人ストーンソフト・ジャパンは、2000年10月に設立。現在は、社長、営業、SE、PR担当を含めた9名のメンバーで業務をこなしている。4人のSEのうちの1人としてシステムサポートを担当する丸山氏は、同社に移って5カ月になったばかりだそうだ。
同社の提供するサービス内容では、「ハイアベイラビリティ」と「ハイセキュリティソリューション」という2つの言葉がキーワードになる。転職の際にポイントとなったのが、まさにこのキーワードだったという。システムエンジニアとして始まった丸山氏のキャリアは、いつしかコンサルティング系へと移行した。3回の転職経験の中には、自ら失敗だったと感じた例もあったそうだ。それぞれの節目は何だったのか、会社を探すにあたってのポイントは、そして転職後の思いはどうであったのか、その本音を聞いた。
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