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「オープンソースカンファレンス2011 Kansai/Kyoto」レポート

情報発信をすることで、世界が変わったエンジニアたち

金武明日香(@IT自分戦略研究所)
2011/8/26

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コラムとブログで何が違うか?

 『雲(クラウド)の隙間から青空が見えた』の粕谷大輔氏は、「きみの話をしてくれないか」というタイトルでLTを行った。

 粕谷氏はまず、コラムとブログの違いを説明。両者の違いとして、「読者数」「ソーシャルメディアでの反応の多さ」「人目のつきやすさ」を挙げた。

 「読む人数が違う。自分の個人ブログでは数百PVだが、コラムでは数千PVになることがある」。さらに、同僚が会社で自分のコラムを読んでいて「この人、お前に似てね?」と言われたことがあるという、関西人らしいボケにあふれたエピソードを紹介する。

 
「この人、お前に似てね?」「いや、それ俺なんだけど……」

 「“自分の意見は他人とは違う”ということが前提。ならば、人と同じことを言わず、自分をさらけ出していけばいい」。あなたの話は、誰かが聞きたがっているかもしれないと、粕谷氏は語る。

敏腕プロデューサーがいないなら、セルフプロデュース

 『不思議そうで不思議でないちょっと不思議な現場の話』のregtan氏は、「AKB48に入れない僕が生きる道」というテーマで、アイドルとそうでない人を比較しながら「自分の見せ方」の違いを語る。

 
アイドルになれない俺らができること

 AKB48と一般人の違いは「敏腕プロデューサーがいるかいないか」。秋元康氏はメンバーたちの持つ良いところをうまく“魅せる”能力がある。だから、普通の子がアイドルとして活躍できるという。

 では、AKB48に入れないエンジニアたちはどうすればいいのか。

 regtan氏は、「自らを見せる=セルフプロデュース」の重要性を協調する。OSCのような人が多く集まる場所に出てLTをしたり、多くの人が読むメディアでコラムを書いたりするなど、オープンな場に出ることがセルフプロデュースの第一歩だ。そこで、自分の持っている知識やキャラクターを見せることで、「この人はこういう知識を持っているんだ」と認識してもらい、自らを魅せることが重要なのだ。

情報発信=インプットとアウトプットの繰り返し

 それぞれ発表者ごとに個性はあるが、共通しているのは「情報発信というアウトプットをすることで、新しいインプットや出会い、発見が生まれる」ということだ。勉強や経験などでインプットするだけではなく、何らかの形でアウトプットする――そうすることで、インプットだけしていた時とは異なる“機会”が生まれる。LTやコラム、個人ブログ、Twitter、イベントへの参加など、さまざまなアウトプット手段を通じて得た「出会い」の大切さを、コラムニストたちの発表は教えてくれる。

 
ブースではコラムニストカードを配布していました

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LTのスライドまとめ

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