第26回 マウスやキーボードの操作を一時的にロックする
kizuki
2010/8/4
忙しいITエンジニアに無駄は禁物。本連載では、わずかな工夫と最小の努力で仕事をスムースにする、“小技”を紹介します。 |
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自宅でPCを使っていると、ちょっと目を離した隙に第三者にいたずらされることがある。第三者といっても明確な悪意を持った第三者ではなく、例えば子どもがいたずらでキーボードをバンバンと叩いたり、あるいは猫がキーボードの上を歩いたりといったレベルのものだ。作業中のファイルを開いたままの状態でこのような目に遭うと、かなり悲惨なことになってしまう。
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こんな場合に便利なソフトが、今回紹介する「CoolBlockInputLite」だ。このソフトを使えば、席を離れる際にPCのキーボードとマウスをロックし、一時的に使用不可にできる。Windowsのロックと異なり、画面を表示した状態を維持したまま、マウスポインタの動きを完全に止めてしまえるのがミソだ。子どもの場合、キーボードやマウスを触って画面に何らかの反応が起こると、いたずらがエスカレートすることがある。こうした場合にも大いに有効だ。
「CoolBlockInputLite」。タスクトレイに常駐する |
ロックするには、タスクトレイ上のアイコンを右クリックし、表示するメニューの中から「Block Input」を選択。カウントダウンを表示したのち、マウスとキーボードは無効化、一切の操作を受け付けなくなる。カウントダウンは0〜5秒の範囲で設定することが可能なほか、ホットキーも設定できる。
タスクトレイのメニューから「Block Input」を選ぶとロックする。キーボードとマウスは同時にロックし、どちらか一方だけのロックはできない |
いったんロックすると、キーボードおよびマウスからの入力は完全にシャットアウト。[Ctrl]+[Alt]+[Del]は受け付けるので、解除にはこれらのキーを押せばよい。猫などのペットや子どもによるいたずらはもちろん、PCの電源を入れたままマウスやキーボードを掃除するといった用途でも重宝する。物理的な破損への対策としては残念ながら効果はないが、いたずらの拡大に対しては大いに有効なソフトだ。目的に応じ、Windowsのロックとうまく使い分けてみてはいかがだろう。
●本日のレシピ
ソフト名 | 作者 | 利用料 | 対応OS |
CoolBlockInputLite | Kurichan(くりちゃん) | 無料 | Windows 2000/XP |
この記事は、誠 Biz.IDに掲載された「3分LifeHacking:マウスやキーボードの操作を一時的にロックする」を再編集して掲載しています。 |
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