第30回 立てかけたキーボードの転倒を防止する
kizuki
2010/12/3
忙しいITエンジニアに無駄は禁物。本連載では、わずかな工夫と最小の努力で仕事をスムースにする、“小技”を紹介します。 |
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机の上で何らかの作業を行う場合など、キーボードの存在が邪魔になることがよくある。取り外して他の場所に移動させるわけにもいかないので、ついディスプレイなどに立てかけて手元の作業スペースを確保しようとするわけだが、いかんせんキーボードは縦置きにすることが想定されているわけではないため、何かの拍子にツルッと滑って倒れてしまうことも珍しくない。
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もし、机上で作業をするなどの理由でキーボードを立てかけることが頻繁にあるのなら、キーボードの前面の左右に脚となる滑り止めのパーツをつけておくと重宝する。脚となる滑り止めパーツはDIY用品として売られているものを用いるが、あまり大柄なものだとアンバランスに見えるので、無色透明で目立ちにくい製品を選ぶとよい。
今回使ったのは住友スリーエムが販売しているクッションゴム(CC-04)という製品だ。もともとは置き物の滑り止めに使ったり、ドア開閉時に大きな音を立てないための緩衝材として用いる部品である。直径はおよそ7ミリ、裏面に接着剤が付いているので、キーボードの前面両端に簡単に貼り付けることができ、立てかけた際に滑って倒れるのを防止してくれるというわけだ。ほんのちょっとした工夫ではあるが、実際に使ってみると作業中のイライラがうまい具合に解消でき、少ない出費ながら満足度はすこぶる高い。
脚パーツとして使用する、住友スリーエムのクッションゴム(CC-04)。20個入 |
直径約7ミリで、裏面に接着剤が付いている。ちなみにサイズ違いのバリエーションもある |
キーボード以外にも、オフィス周りにはこうした脚パーツを省略することでコストダウンを実現している製品が少なくないので、それらの製品に取り付けて使い勝手を向上させるのも悪くはない。身近な例でいうと、電卓などは試してみる価値がありそうだ。
ちなみにキーボードの買い替えも視野に入れているようであれば、エレコムの「TK-UP01MAシリーズ」のように、未使用時に立てておくことをあらかじめ考慮したキーボードも存在する。こうした製品を使ってみるのもありだろう。
キーボードの手前両端に貼り付ける。同様に右側端にも貼り付ける |
左の写真は正面から見たところ。机上で作業をしたい場合など、キーボードが邪魔になる際には…… |
ディスプレイなどにキーボードを立てかけると手元に作業スペースを確保できる。脚パーツが滑り止めの役目を果たすので転倒しにくい |
●本日のレシピ
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
クッションゴム(CC-04) | 199円 | 住友スリーエム |
この記事は、誠 Biz.IDに掲載された「3分LifeHacking:立てかけたキーボードの転倒を防止する」を再編集して掲載しています。 |
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