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キャリアニュース

第5回  転職者の退職理由「倒産、人員整理」が2位に急上昇

提供:日本人材ニュースHRN日本人材ニュースCarrera
2010/4/12


人材採用・育成の専門紙「日本人材ニュースHRN」、キャリア支援ニュースサイト「日本人材ニュースCarrera」から、IT業界の雇用に関する記事を転載してお届けします。

転職者の退職理由、「会社倒産、人員整理・解雇」が2位に急上昇

 リクルートが四半期ごとに実施している「転職者の動向・意識調査」で、2009年10月〜12月期における転職者の退職理由として「倒産、人員整理・解雇」が2位に急上昇していることが分かった。

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 調査によると、転職者の退職理由は、2009年の全期間をとおして「会社の将来性や方向性への不安」が最多であったが、第3四半期までは2位だった「仕事を通じて成長感を実感できなかったから」が3位となり、代わりに第1四半期には9位だった「会社倒産、人員整理・解雇」が2位に急浮上。深刻な雇用情勢を裏づける結果となった。

 転職者の意識で「景気悪化の影響があった」と回答した人は全体の約7割(68.8%)に達し、2009年1月〜3月期に比べて16.6ポイント増加している。

 こうした状況の中で、転職が決まったいまの気持ちをたずねたところ、「まずは仕事が決まったことでホッとした気持ち」「転職が決まったということの安堵感と、新しい仕事への不安感と期待感が入り交じっています」「無職期間が終わり、社会に復帰して安心した。職がなく収入が途絶することがどれだけ不安なことか、身をもって感じた」など、就職難の時期に仕事が決まったことに胸をなでおろす様子がうかがえた。

 調査は、同社が運営する転職サイト「リクナビNEXT」退会者2万5670人に、2009年10月1日〜12月31日の期間、アンケートを実施。回答を得た1万5945人のうち、転職が決まった2826人の情報を抽出・集計して取りまとめた。

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新人時代、4割が「会社を辞めたいと思った経験あり」

 新人時代、約4割の人が「会社を辞めたいと思った経験あり」――。ポッカコーポレーションは「『仕事』に関する意識調査」の結果をまとめた。調査は、2010年3月24日〜25日の2日間、20〜29歳の有職者男女500人を対象に行った。 

「自分が新入社員のころ、会社を辞めたいと思ったことがあるか」
 「自分が新入社員のころ、会社を辞めたいと思ったことがあるか」

 「自分が新入社員のころ、会社を辞めたいと思ったことがあるか」を聞いたところ、39%が「ある」と回答した。

 理由としては「人間関係がつらい(25歳男性・事務職)」「人間関係がうまくいかなくなり、会社に行きたくないと思った(26歳女性・通信機器販売)」など、「人間関係」を理由とする人が大多数だった。

 さらに「入社後にギャップを感じたことがあるか」を聞いたところ、68%の人が「ある」と回答。「思ったより上下関係が厳しかった(25歳男性・一般事務)」「自分の実力不足(25歳男性・ハードウェア設計)」など、学生時代とはまったく異なる環境や価値観にぶつかったようだ。

 新人時代に「会社を辞めたいと思った」と答えた人のうち、「実際に辞めた」という人は33%、7割の人が「辞めなかった」と回答。

 理由は、「自分のやりたいことのためにも経験を積みたかったから(25歳女性・メーカー営業)」「辞めてしまったら自分の負けだと思ったから(24歳女性・看護師)」「自分自身に負けたくなかったので(24歳女性・保険営業)」「素敵な大人に諭された(29歳女性・営業推進業務)」「周りにいた上司・同期からの励ましがあった(24歳男性・ITコンサル)」「上司に恵まれていたから(26歳女性・医療事務)」など。周りの励ましや自身の踏ん張り、キャリア形成などを考えて思いとどまっている。

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