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第6回  2010年夏のボーナス予想――「下がりそう」3割「上がりそう」2割

提供:日本人材ニュースHRN日本人材ニュースCarrera
2010/6/3


人材採用・育成の専門紙「日本人材ニュースHRN」、キャリア支援ニュースサイト「日本人材ニュースCarrera」から、IT業界の雇用に関する記事を転載してお届けします。

大手企業の夏のボーナス 昨年比で増額の見通し

 大手企業における夏のボーナスは平均1.5%の増額になる見通し――こんな結果が、日本経団連が大手上場企業を対象にした調査で分かった。

 昨年夏のボーナスは前年比20%の減少だった。業種別に見ると今年は、昨年夏のボーナスで最も減少幅が大きかった「自動車」が昨年比2.09%増となったほか、「電機」5.39%増、「非鉄金属」5.91%増などとなっており、製造業を中心に回復傾向にある。増加幅が最も大きい業種は「食品」で、13.28%増となっている。

 同調査の対象は、主要21業種における「従業員500人以上の東証一部上場企業」251社に向けて行い、19業種128社から回答を得た。

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夏のボーナス予想悲喜こもごも 「下がりそう」3割「上がりそう」2割

 インテリジェンスが、夏のボーナス支給額の予想と転職意向に関する調査結果を発表した。調査は、関東と関西、中部地域に住む25歳〜34歳のビジネスパーソンを対象に行った。調査の結果、夏のボーナスが「下がりそう」と回答した人は全体の3割、「上がりそう」は2割、「変わらない」は5割となり、所属企業によって悲喜こもごもとなりそうだ。

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 今年の夏のボーナスが昨年と比較してどうなるか聞いたところ、「変わらない」が最多で49.5%。次いで「下がりそう」(29.8%)、「上がりそう」(20.6%)と続いた。「下がる」と予想する人が約3割を占める状況ではあるものの、昨年の45.6%からは大幅に減少している。

 支給金額の予想では、平均33.0万円。昨年の支給額平均34.2万円と比較すると、1.2万円の減額(マイナス3.5%)となっている。昨年調査では前年比5.5万円の減額、マイナス14.0%だったことと比較すると、減少幅には改善が見られる。

メディカル・メーカーは増加傾向、ITは引き続きボーナスが減少?

 業種別では、不況下でも好調な「メディカル」(41.6万円、前年比1.7%)や、昨年の調査で20%減と大幅な減少となっていた「メーカー」(37.9万円、前年比0.1%)でわずかに増加に転じる予想となっている。

  一方、景気回復の波が遅れてくる「商社/流通」(28.8万円、前年比マイナス9.2%)や、各社のシステム投資削減の影響を受けた「IT/通信/インターネット」(31.0万円、前年比マイナス8.0%)では、昨年に引き続いてボーナスの減少が予想されている。

 ボーナスの支給額による転職意向について聞くと、「ボーナス支給額によっては転職を検討する」人が19.2%で、約2割がボーナス支給額が転職を考えるきっかけになる可能性があることが分かった。

 さらに、「ボーナス支給額によっては転職を検討する」と回答した人に、どれくらいの減額で転職を考えるか聞いたところ、昨年比29.2%(9.6万円相当)の減額で転職を検討するという「転職検討ライン」が分かった。昨年の35.3%(13.8万円に相当)に比べ、転職を検討する減少幅が縮小傾向にあり、2年連続での夏のボーナス減額はさすがに許容できないと考える人が多いようだ。

 業種別では、「メディカル」の6.2%減が最も検討ラインが低く、メディア(35.0%)、サービス(35.5%)、メーカー(33.0%)、金融(32.4%)は、30%以上と検討ラインが高い数値となっている。

 調査は、2010年4月21日〜25日、関東、関西、中部地区在住 25〜34歳の正社員・契約社員を対象に、インターネットリサーチを実施。男女5000人から回答を得た。

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