@IT自分戦略研究所ブックシェルフ(53)
『売れ顔の法則』を読む
@IT自分戦略研究所 書評チーム
2008/10/8
■「顔マーケティング」の3つの法則
売れ顔の法則 嶋ひろゆき(著) ダイヤモンド社 2008年9月 ISBN-10:4478007039 ISBN-13:978-4478007037 1500円(税込み) |
マーケティングの本。会社がもうかっていないときはどうすればいいか。ヒット商品を作ればよいとこの本に書いてある。では、ヒット商品はどのように作るのか。「顔マーケティング」という著者独自のマーケティング手法を活用すれば、ヒット商品が生み出せるとする。
「顔マーケティング」は3つの法則で成立している。
- 顔 : ウリが伝わる顔にせよ!
- ウリ : ライバルに勝てる特長をひと言でいえ!
- 効き : ウリを実感させろ!
「顔」とは、見つけやすく、(その商品の)ウリが分かりやすい顔、つまり、パッケージのことを指す。
「ウリ」とは、ライバルに勝てる特長のこと。ひと言で表現できなければ、ウリにはならない。
「効き」とは、ウリを実感させること。その商品を購入した顧客の期待を裏切らないこと。
その商品が“売れ顔”かどうかを見分けるにはどうすればいいか。「みわこの法則」を当てはめて、その商品の売れ顔具合を評価する。「みわこの法則」とは、
- (売り場で)「み」つけやすい
- (ウリが)「わ」かりやすい
- 「こ」のまれやすい
の3つの条件で構成される。(鯖)
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