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PR:マイクロソフトではたらく、彼女たちのストーリー

社会人人口に占める女性の社会進出率が向上したといわれるが、依然として就業継続の不確実さはつきまとっている。結婚、出産といったライフステージの進行でさまざまな壁に直面するからだ。「長期的な視野を持って働きたい」「能力を発揮したい」という女性就業者の希望をかなえるべく、マイクロソフトでは、管理職養成を含め、全社的な取り組みを展開している。

日本の女性就業率は依然として低いまま

 OECD、経済開発協力機構の「雇用アウトルック2008年版」によると、日本における25〜54歳のいわゆる“プライムエイジ”の女性就業率は67.4%である。一方、同じ世代の日本人男性の就業率は約93%である。男女の就業状況には依然として大きな差があるといわざるを得ない。

 男女雇用機会均等法の施行・改正などにより、女性の社会進出状況は改善されているが、上記の数字からも明らかなとおり、依然として男性の場合と比較して低い就業率である。女性就業率が思うように上がらないのは、結婚、出産といったライフステージの進行による就業環境の変化に対して、企業側の支援が限られているという理由が大きい。周囲の理解や援助が適切に受けられず、仕事と家事/育児負担の間で大きな葛藤を抱えてしまうために、働き続けたいと考えていたとしても、実際には力尽きて退職してしまうケースが多いのである。また、いったんブランクができてしまうと、復職の際にこれまで築いたキャリアをうまく生かすことが難しくなる。

重要なのは働き続けられること
マイクロソフトならそれが可能

 女性が継続して働くために最も重要なカギは、女性特有のライフステージに配慮した就業環境ではないか。マイクロソフトでは、“仕事に対して高いオーナーシップを持つ人材に、惜しみなくチャンスを提供する”というシンプルな人材活用ポリシーを掲げている。いい意味で女性をまったく特別扱いしない。同時に、結婚や出産などのライフプランを理由に就業意欲を邪推するようなことも一切しない。同社では「(結婚・出産を機に)女性は早く退職するかもしれない」などと考えることはなく、女性の「長期的な視野を持って働きたい」「思う存分能力を発揮したい」という希望をできるだけ叶えるような取り組みを積極的に展開している。

入社して11年
100人のスタッフを統括するディレクターにして3児の母

マイクロソフト カスタマーサービスアンドサポート カスタマー&パートナー サポート サービス ディレクター 木里絵氏

 マイクロソフト カスタマーサービスアンドサポート カスタマー& パートナー サポート サービス ディレクター 木里絵氏――11年前にマイクロソフトへの入社を考えたとき、すでに結婚しており、第1子は乳幼児という状況だった。とはいえ、マイクロソフトで働くことにおいて、乳幼児がいることは就業上のハードルになることはなかった。彼女はソフトウェアのローカライゼーションを担当する部署で、アジアリージョン マネージャーに就任した。米国本社へ業務報告を行うグローバルな部門であり、上司はドイツ人、その上はカナダ人女性で同じく育児中だったため、“母親業”への理解は得やすかったという。一方日本のマイクロソフトでは、既婚女性率、とりわけ育児中の女性社員はまだ少なく、“母親業”との両立に諸手を挙げて歓迎する雰囲気があったわけではなかったようだ。

 その後、シニアマネージャーとしてカスタマーサービス アンド サポート部門へ異動し、第2子を出産。このころを境にご主人が自主的に専業主夫宣言。それにより、確かに共働きの女性に比べて家事/育児の負担が軽減され、残業、出張を含めハードワークもこなしやすい環境になった。しかし、やはり家庭における「お母さん」の役割は大きい。働く女性の多くがそうであるように、彼女は超朝型の生活にシフトすることで家族との時間を犠牲にすることなく、何とか前日にやり残した家事や仕事を片付けた。また、業務時間中は1分1秒も無駄にしない徹底的なタイムマネジメントで数多くの仕事をスピーディーにこなし、通常は18時、遅くとも19時には会社を出るという働き方を身に付けた。

 その後人事異動で社長室勤務となり、社長を補佐するビジネスマネージャーとなったときに、思いがけず第3子を妊娠。ビジネスマネージャーという仕事は業務スコープが広く、出張なども以前に増して頻繁にある。さすがに就業継続は難しいかもしれないと異動も覚悟して周囲に打ち明けると、“ぜひこの部署で子どもが産めることを証明してほしい”と逆に激励され、上司であるダレン・ヒューストン(Darren Huston)社長(当時)以下、進んで彼女の業務を分担してくれたという。

 1つのチームとして助け合って目標を達成するという協業マインドこそ、まさにマイクロソフトが日本で20年間活動する中で築き挙げたものだ。出産休暇や育児休暇といった人事制度のみならず、マイクロソフトで女性が長く働き続けられる理由の1つに、このような有形無形の“チーム力”があるのは確かだ。

 彼女が育児休暇から復帰したとき、代わりに仕事を引き受けていた同僚、部下たちは、“ビジネスマネージャー職を経験できたことはとても有意義であり、おかげで仕事の幅が広がった”という感謝の言葉を彼女に送ったという。

 現在、木氏はかつて所属したカスタマーサービス アンド サポート部門で、約100人のスタッフを統括するポジションについている。「マイクロソフトは女性にとって働きやすいか、というと、正直そうは言い難いです。以前に比べて制度的にはずいぶん改善されましたが、まだまだ改善していくべき点はたくさんあります。しかし、働きたいという思いと同時に家庭を大事にしたいという思いを持っている社員には、男女の区別なく、それを実現できるような仕組みを会社で提供してくれることは確かです。特に心強いのはチームです。困ったときには助けてくれますし、頑張れば認めてくれる。そういう環境の中でここまできたので、わたしも、かつてのわたしと同じような状況の人がいたら必ず助けてあげよう、という気持ちになります。『チームと自分を信じて一歩踏み出してみたら、何とかなった』。これはわたしがここで働いて得た最大の収穫です。もちろんそれ相応の努力は必要でしたが、何かを“あきらめる”決断を迫られたことは、一度もありませんでした」(木氏)

長く働ける環境を求めてマイクロソフトへ
制度を活用して自分への投資時間も確保

マイクロソフト カスタマーサービス&サポート コンシューマサポート部 IW / H&Eサポート IW テクニカル リード 山中理沙氏

 マイクロソフト カスタマーサービス&サポート コンシューマサポート部 IW / H&Eサポート IW テクニカル リード 山中理沙氏は、木氏の統括する部門に所属する入社2年目の社員だ。

 彼女はこれまでにいくつかの企業に勤めたが、どの企業でも大した理由もなく同僚女性が次々に入れ替わっていった。とても腰を落ち着けて働ける雰囲気ではなかったと彼女はいう。長期的な視野が持てる就業環境を求めて、転職活動を開始したものの、面接で聞かれるのは「近々結婚する予定はありますか?」など仕事の本質に関係ない個人的なことばかり。山中氏は、そこに「結婚する女性はすぐ辞める」という思い込みが感じられたという。

 彼女の就業意欲を純粋に評価したのは、当時マイクロソフトだけだった。長く働きたい要望を伝えると、面接官は同社の人事制度を1つ1つ詳細に説明した。逆にプライベートに関することはまったく聞かれなかった。

 入社して彼女が最も感動したのは、社員のライフスタイルに合わせた働き方を選択できることだった。職種にもよるが、裁量労働制や、11時から15時までをコアタイムとしたフレックスタイム制が導入されており、業務に支障が出ない範囲で自由な働き方が可能なのである。

 実際、彼女もフレックスタイムを有効利用して、仕事とプライベートを両立させた充実した生活を送っている。彼女の場合、朝はできるだけ早めに出社し、データ分析など1人でじっくり考えたい仕事、時間のかかる仕事を午前中にこなしてしまう。午後は、ミーティングなど人とコミュニケーションが必要な仕事に割り振り、自分の決めた時間に退社。夜はスポーツジム通いなど自分への投資に充てている。もちろん、日によってはこの通り行かないときもあるが、長く働いた翌日はなるべく早く退社するといった具合に、必ずどこかでバランスをとる。マイクロソフトでは、長時間働くことよりもむしろ、タイムマネジメントの巧みさが評価される。

 同社には在宅勤務制度もあり、さまざまなパターンで在宅勤務を選択することが可能だ。自宅の近くで開かれている英会話教室に確実に通うため、彼女はこの制度も上手に活用している。週に1度とはいえ、最初は習い事のために在宅勤務を選択することに抵抗があったそうだが、上司の木氏に「ぜひやってみて。それで経験したことをフィードバックして」と強く背中を押されて実行に移した。

 さらに彼女は、同社が社員向けに提供しているマン・ツー・マンの英会話レッスンにも積極的に参加しており、英語の習得には並々ならぬ意欲を見せる。その先にある思いは、米国本社やインドに在籍する同僚との円滑なコミュニケーションだ。

 山中氏の仕事に対する意欲の高さは入社当初から際立っていた。当時は、Windows VistaとOffice 2007製品が出荷された直後で、カスタマーサービス&サポート部門は文字通り嵐のような忙しさの中にあった。次から次へと出現する課題を持ち前の判断力でてきぱきと整理し、解決に導いていった手腕によって、その年ただ1人選ばれるカスタマーサービス&サポート部門内でのMVPを受賞したのである。彼女は語る。

 「男性も、女性も、新人も、ベテランも関係なく、手を挙げた人間にどんどん責任ある仕事を任せてくれることが、マイクロソフトに入って感心したことの1つです。自分のことは自分でするという企業風土が徹底しており、本業に集中できるのもうれしい点でした。MVPはそうした環境で夢中で働けた結果、頂けたのかなと思います。“どうせ働くならやりがいのある仕事を”と考えている女性は多いと思いますが、そういう女性にマイクロソフトは最適の環境だと思います」

 いまのところ、さらなるキャリア確立が最優先事項になっているとのことだが、今後結婚や出産に直面したとしても、周りに木氏など仕事と家庭を両立させながら着実にキャリアアップを続けているロールモデルが存在するため、「的確なアドバイスが受けられて安心」と山中氏はいう。

◇◇◇

 マイクロソフトには、IT業界でキャリア形成を考える女性が目標にできる先輩、つまり心強いロールモデルが何人も存在する。彼女たちが歩んだ道を参考に自分の進むべき道を考えることができ、迷ったり悩んだりすることがあっても相談できる。女性が働き続けるうえで一番苦しいのは孤立無縁となることであり、状況を理解してくれる先輩がいることは大きな支えだ。

 また、マイクロソフトには、女性のキャリア形成、特にリーダーを目指す女性を全社的に応援する企業風土がある。同社は、“彼女が働き続けられるかどうか”ではなく“彼女に働き続けてもらうにはどうすればいいか”を考える。よって、人事制度でも、コアタイム制や在宅勤務制などの各種施策を充実させ、働く女性のワークライフバランス確立に対して真剣に取り組んでいる。

 さらに、女性だけに限ったことではないが、マイクロソフトはやる気のある人にどんどん仕事を任せる。人のたゆみない成長こそがビジネスの成長であり、企業の成長であると同社では信じられているからだ。

 最先端のテクノロジに触れながら常にスピード感のある職場で働きたい女性、枠にとらわれず着実にキャリアを積んでいきたい女性は、ぜひマイクロソフトの門をたたいてみてほしい。マイクロソフトだからこそ実現できる働き方、生き方がきっとあるはずだ。

セミナー情報
マイクロソフト主催・女性セミナー

〜マイクロソフトのサポートエンジニア、マーケティングマネージャーが語る〜
「WOMEN'S ワークスタイルセミナー」

日程:10月29日(木)

時間:19時00分〜20時40分(受付開始18時45分〜)

場所:マイクロソフト新宿オフィス6F
詳細はこちらから

提供:マイクロソフト株式会社
企画:アイティメディア営業本部
制作:@IT自分戦略研究所編集部
掲載内容有効期限:2009年10月27日

マイクロソフト株式会社


セミナー情報
マイクロソフト主催・女性セミナー

〜マイクロソフトのサポートエンジニア、
マーケティングマネージャーが語る〜
「WOMEN'S ワークスタイルセミナー」

日程:10月29日(木)

時間:19時00分〜20時40分
    (受付開始:18時45分〜)

場所:マイクロソフト新宿オフィス6F
詳細はこちらから


会社概要
■会社名
マイクロソフト株式会社

■本社所在地
東京都渋谷区代々木 2-2-1 小田急サザンタワー

■代表執行役社長
樋口泰行

■設立
1986年2月

■資本金
4億9950万円

■従業員数
2383人(男性:1892人、女性491人)
(2009年7月1日現在)

■平均年齢
36.7歳(男性:37.1歳、女性:34.9歳)
(2009年7月1日現在)

■事業内容
コンピュータソフトウエアおよび関連製品の営業・マーケティング

■経験者採用

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