仕事は1日のうちの大半を費やすものだからこそ、やりがいや楽しさを求めたい。仕事でのやりがい、楽しさを感じることができる職場はあるだろうか? ――こうした思いを実現できる環境を求めている人も少なくないはずだ。そんな思いを追求し、期待どおりの職場で働いている人もいる。マイクロソフトコンサルティングサービス統括本部(MCS)にはその思いを実現しているコンサルタントがいる。なぜマイクロソフトのITコンサルタントは、仕事を楽しみ、やりがいを追求できているのか、その理由を解明する。 |
仕事の広がり、成長、 仕事を通じて出会う人からの刺激があるマイクロソフト |
社会に出て10年以上が経過した中堅層ならば、次のステップとして、「やりがい、仕事の幅、大きな成長が見込める」環境で働きたいという欲求は強い。また、中堅層になってから新たな仕事への挑戦、自己の成長は、一生を左右するといっても過言ではない。
マイクロソフト コンサルティングサービス統括本部 コンサルタント 程原優実氏 |
マイクロソフト コンサルティングサービス統括本部(MCS:Microsoft Consulting Services)に所属する程原優実氏は、「1日の大部分を費やす仕事だからこそ、『楽しんで働きたい』」(程原氏)と常々考えており、その希望をかなえられると思い同社に転職した1人だ。
「マイクロソフトへ転職を決めた最大の理由は、楽しそうだったからです。第一に前職に比べ、さまざまな製品があるので、仕事の幅が広がるという期待。第二に、優秀な方が多いので、さまざまな刺激を受け、自分自身も成長でき、やりがいも感じられると考えました」(程原氏)という。
程原氏は、前職はBIツールや連結会計パッケージを提供するパッケージベンダで活躍しており、マイクロソフトのエンタープライズ製品はまったく未知の分野だったという。だが「デファクトスタンダードな製品を提供しているマイクロソフトで働くということに興味を持っていました」(程原氏)といい、新たな環境に挑んだそうだ。
前職の経験を生かしつつ、ITコンサルタントとして大きく飛躍 |
現在、程原氏は2つの製品をメインに技術コンサルティングを行う立場にいる。その1つが「Microsoft SQL Server Analysis Services」(以下、 SQL Server Analysis)という分析システムの技術支援だ。前職の経験から、キューブの作成やデータ設計についても知識があった。そのため、ユーザーが語る「こういうことをやりたい」「複数のデータを、こんな感じで閲覧したい」というニーズも的確につかみ、データフロー図やER図へ落とすことに関しては前職の経験を生かし、技術習得がスムーズに行えたそうだ。前職で得た技術スキルが生かせるのは、マイクロソフト製品群が多岐にわたるのも理由の1つである。
分析システムの技術支援であり、エンドユーザー企業の情報システム部門と直接折衝するプロジェクトにメンター(マイクロソフトの制度で、入社した社員が仕事上、また仕事以外に関して相談できる指南役)と同行した際に、メンターが持つ技術力、製品知識に圧倒された程原氏は、「メンターの方は、エンドユーザー企業の担当の方にほんの少しヒアリングをしただけで、その方の技術知識の深さを理解し、その方に合わせて的確に説明していくので、横で聞いていてもとても分かりやすかったです。まるで事前に解決書を用意していたかのようでした」と語る。
技術支援を行う立場にいるからには、当然相手より深い知識を持っているべきだ。だが、その知識や技術力も、ユーザーに理解されてこそ発揮できるもの。程原氏はメンターの知識や技術力を間近で見て、「ユーザーに信頼されるコンサルティングとは何か」を考えさせられたそうだ。
仕事の幅が広がるから、やりがいが得られる |
程原氏が担当するもう1つの製品は、「Microsoft Office Project Server 2007」(以下、Project Server)だ。Project Serverの導入プロジェクトメンバーに抜擢された際、少々不安はあったが、「仕事の幅を広げるため、挑戦した」(程原氏)という。
Project Serverは、製品名のとおりプロジェクトの進ちょく、メンバーのタスク管理を行うツールだ。適用範囲の自由度が高く、クライアント側も明確な要件ではなく、「こんなことはできないか」というイメージで話す傾向が強い。そのため、実装に必要な要件を引き出すには、非常に高度なスキルが要求される。
「製品機能だけを羅列していても、なかなか具体的な要件は引き出せません。先輩社員は、『この機能は、こんな使い方もできるんです』と実際の利用イメージに即して説明することで、先方の要件を抽出していました。分析系システムや連結会計パッケージという、いわば固定化されたシステムをメインに技術支援をしてきたので、こうした自由度の高い製品における要件定義の方法は初めての経験であり、やりがいを感じました」と程原氏はいう。
このプロジェクトでは、もう1つ印象的な出来事があった。それが「プロジェクトチーム全体のコミュニケーション」――。日・米両国のプロジェクトチームを相手に技術支援を行っており、米国チームとは、メールによるコミュニケーションが主体だった。しかし、コミュニケーションをするうえでどうしてもタイムラグ、壁を痛感することがあったそうだ。メールの場合、時差の関係上リアルタイムにコミュニケーションが図れず、状況説明が不十分となりお互いに自分の意見に終始してしまうという弊害が生じた。 程原氏は、「どうしたら相手に理解してもらえるか」をまず考え、相手側の負荷をできるだけ軽くするように努めたそうだ。程原氏のモットーは何事も前向きに考えることで、仕事を楽しむことだ。米国に行って米国側チームと直に話す機会が浮上した際、当初は英語に抵抗があった。しかしメールではなく、直接話す中でコミュニケーションの齟齬(そご)は解消できた。程原氏は、ITコンサルタントという仕事の中で「円滑なコミュニケーションを確立することの大切さ」を学んだという。
マイクロソフトなら、自分の技術やスキルの成長が分かる |
マイクロソフトでは、過去のプロジェクトで使ったドキュメントが知的資産として蓄積されており、これを参考にすることで、スキルアップができるという。「たまたまファイルを整理した際に、入社したばかりのころ作ったドキュメントを見て、現在のものと比べてみたところ、その差に驚きました」と程原氏は語る。こうして着実に成長していることを実感できることは、仕事を楽しむことにつながっている。
程原氏が目指しているのは、「結果を出すまで合意形成をしながらプロセスを進められるITコンサルタント」、また「どんなときでも、どんなことでも聞きやすい雰囲気のあるITコンサルタント」だそうだ。今後、先輩コンサルタントとしてメンターになる際には、新入社員に対して「回答をすぐ手渡すのではなく、調べ方を提示したり、ときには一緒に考えていくという方法を重視したい。そして一緒に成長していきたいです」(程原氏)という。
人間的な“深み”がある同僚がいるから、仕事が楽しい |
「システムとは人が使うものだから、その人たちのことを一番に考えるのが大事だと思っております」と語る程原氏 |
転職してすぐ、社内ルールに不慣れなころ、「ちょっと聞けば、忙しい同僚たちが、親切に答えてくれたり、フォローしてくれたことにいまでも感謝しています」という程原氏。「同僚たちと何気なく話をしていると話題の豊富さに圧倒されました」。社会のさまざまなことにアンテナを張っており、同僚たちが人間的な魅力にあふれていることに気付いたという。入社前に期待していた “多様な人との触れ合い” も予想以上。一般的には「ITコンサルタントは個人主義」と思われているが、マイクロソフトではそういう冷たさはないそうだ。
仕事を通じて得られる経験から、「人とのつながり、合意形成のプロセスを大切にするITコンサルタントを目指したい」と、程原氏は最後に繰り返した。
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企画:アイティメディア営業本部
制作:@IT自分戦略研究所編集部
掲載内容有効期限:2008年5月25日
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■会社名 マイクロソフト株式会社 ■本社所在地 東京都渋谷区代々木 2-2-1 小田急サザンタワー ■代表執行役社長 樋口泰行 ■設立 1986年2月 ■資本金 4億9950万円 ■従業員数 2061名(男性:1637名 女性:424名) (2007年7月1日現在) ■平均年齢 35.9歳(男性:36.3歳 女性:34.2歳) ■事業内容 コンピュータソフトウエアおよび関連製品の営業・マーケティング ■経験者採用 経験者採用情報トップへ |
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