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これからの時代を考える。CCNA認定を取得する

一般職からIT職へキャリアチェンジ
ネットワーク資格の取得で人生が変わった!

 30歳を目前にして、これからのキャリアアップについて思い悩むビジネスパーソンが多いようです。

 外資系金融会社の事務職として働いていた山本氏も同様でした。ITとは無縁でしたが、30歳を目前にしてキャリアチェンジを決意。日常業務の傍ら独学でCCNAとCCNPを続けて取得し、その後も難関のCCIE(筆記)に合格。ネットワーク資格の取得をきっかけにして、外資系金融企業のIT部門に転職するというキャリアチェンジで人生が変わり、自ら仕事を切り開きながら充実した毎日を送っています。

山本紘子氏 山本紘子氏
音声ネットワークエンジニア


プロジェクトマネージャ。4年制大学教養学部を卒業したのちに外資系金融会社に入社。6年間、事務職を経験。在職中にシスコ技術者認定資格CCNPを取得後、外資系証券会社の音声ネットワークエンジニアに転身。その後、いまの会社に転職し、現在はCTI構築のプロジェクトマネージャとして、コールセンターの効率化に取り組んでいる。保有資格はCCNA、CCNP、CCVP。

――事務の仕事をする傍ら1カ月でCCNAを取得されたということですが、どんな勉強をされたのですか?

山本 文系の学科を卒業して外資系金融の会社に入社してから、一般事務の仕事を6年くらい続けてきましたが、30歳を目前にして「手に職をつけたい」と思いました。当時、IT部門の人たちと仲良くしていて、飲み会でシステムの話に興味を持ったことがきっかけとなりました。IT部門の人の話を聞いたり雑誌などを調べ始めたりしていたら、「ITの中でも面白そうな分野はネットワークだ」と感じたのです。もともと機械を触ることは嫌いではく、大学時代はパソコンが大好きでHTMLを組んだこともあってか、あまり違和感はありませんでした。

 そこで、ネットワークに絞って、どんな資格なら市場価値が高いのかを調べました。雑誌を買って資格ランキング見たり、Webサイトで検索した結果、シスコの資格が上位にあることが分かりました。どうせ資格を取得するなら最高峰のCCIEを目標にして、まずCCNAを取得することにしました。ただ、まったくの門外漢でしたので、どこから手をつけていいのか分からなかったため、当初はネットワーク基礎講座のセミナーで勉強しました。

 最初は用語が分からず、調べながらの勉強でしたから時間がかかりました。また、現場を見たことがなくすべて想像の世界だったため、最初はハードルが高かったのですが、基礎が分かってしまえば独学は十分可能だと感じました。購入した問題集を中心に1日約5時間、1カ月ほど勉強してCCNAを取得しました。当時、CCNAの問題は英語でした(日本語を選ぶこともできた)。英語の参考書を使って勉強したため、専門用語を訳す必要がなかったのが良かったのかもしれません。期間を空けると学んだことを忘れてしまうので、半年後に独学でCCNPを取得、そしてCCIE(筆記)にも合格しました。

――ネットワーク資格を取得して一番変わったこと、そしてエンジニアの面白みはなんでしょうか?

山本 取得した資格でキャリアチェンジをしたいと、IT部門の友人に伝えてありました。CCIE(筆記)に合格したころ、友人が勤める外資系証券会社のIT部門の方から、お誘いがありました。ネットワーク系に空きがなく、音声系のエンジニアでしたが、思い切って一般職からエンジニアにキャリアチェンジしました。

 そのときは、音声系の資格を持っていたわけではありませんが、CCNAやCCNPを取得して自信になったことが、まったく違う世界へのキャリアチェンジのきっかけになったことは間違いありません。転職するまでは、ITは専門的で一般職の人間には難しいのではと心配していたのですが、新しい職場で新しい業務を習得するという点ではあまり変わらないと感じました。もちろん、トラブル対応などは経験が必要ですが、通常の業務にはスムーズに入っていけました。

 IT部門ではキャリアを積んだ大勢のエンジニアがおり、その中に混じって働くためには、経験年数がないというハンデがありますので、スキル証明の味方となる資格は積極的に取得することにしています。音声ネットワークエンジニアに転職した後も、CCVPを取得しました。

 ITエンジニアになって面白い部分は、自分が習得した知識・技術が経験と相まって積み重なっていくところです。一般職時代はアシスト業務が多かったのに比べ、現在の仕事は知識と経験に基づき、自ら提案して計画・実行できる点がとても気に入っています。

――山本さんの今後の展開、最後にネットワーク資格の取得を考えている皆さんへのメッセージをお願いします。

山本 現在、500名規模のコールセンターへCTI(Computer Telephony Integration)を導入するプロジェクトのプロジェクトマネージャを担当しています。今後はさらにスキルの幅を広げ、システムを総括的にコントロールできる立場になりたいと思います。

 未経験者のキャリアチェンジはアピールポイントが少ないため、ぜひとも資格を取得して、アピールポイントに加えるべきだと思います。経験者にとっても、資格取得のための勉強を通じて学んだ知識は、思わぬときに役立ちます。そうした意味で、わたしは今後も資格を取得していきたいと考えています。

 最近は、すべてのシステムがネットワークでつながり融合しつつあります。シスコの機器を直接触れる機会のないエンジニアでも、ネットワークの基礎であるCCNAなどの取得は、ネットワーク基礎知識取得の証明となるため転職にはとても有利です。CCNA取得のための勉強で得た知識は、ほかの業務でも役立つ機会が今後ますます増えると思います。

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クラウド時代の今、これからのITエンジニアはネットワークのスキルが不可欠です。ネットワークの入り口CCNA取得からクラウドへの道が始まります。

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主催 シスコシステムズ合同会社
日時 3月15日(火) 13:00〜17:00
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企画:アイティメディア営業企画
制作:@IT自分戦略研究所 編集部
掲載内容有効期限:2011年3月6日

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CCNA認定とは
CCNA (Cisco Certified Network Associate) は、シスコ技術者認定のベースとなる資格です。

ルーティング、スイッチング、WAN、セキュリティ、ワイヤレスなどの広範なネットワーキング基本知識と、その設定、運用、トラブルシューティングスキルを認定します。ネットワーク関連職に興味を持つ学生や、これからIT・ネットワーク関連業務に取り組む社会人の方に推奨します。
CCNA勉強の“お役立ち”
シスコラーニングネットワークジャパン
シスコ技術者認定に関するコミュニティサイトです。シスコ技術者認定取得 勉強法やトレーニング情報、ニュースなどを配信しています。
CCNA 試験内容
CCNA試験の一般的な出題内容を示します。ただし、試験によっては、ここに示されていない関連分野も出題される場合があります。
シスコ技術者認定ロードマップ(PDF)
コミュニティ活動
Japan CCNA Study Group
CCNA 取得を目指すメンバー間のスタディグループです。質問やアイデアの共有を通じて、お互いの学習効果を高めることができます。
シスコ技術者認定取得 勉強記
認定取得を目指すCLNユーザーの勉強記を紹介しています。
IT業界で働く女性の交流会
IT業界で働く女性の交流会「4月末までに資格取得を目指そう! CCNA&LPIC勉強会」を、1月26日から「隔週水曜」で開催しています。
バックナンバー
  クラウドの主役はネットワークエンジニアだ
  クラウド時代、エンジニアに求められるマインドとスキル・資格
会社概要
会社名
シスコシステムズ合同会社
本社
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー


シスコ技術者認定&認定トレーニング
ITインフラやクラウドを支えるネットワークエンジニアを育成するために、トレーニングコースや技術者認定コミュニティサイトを用意。また、エントリーレベルのCCENTからCCNA、ネットワーク技術者最高峰のCCIEといった技術者認定を実施しています。