第2回 デル業績悪化。原因は"Shipments"の下落

DOW JONES Business English
2009/3/10

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■英文和訳

世界的な売上不振で、デル社の第4四半期の純利益が48%減少

デル社の第4会計四半期の純利益が48%減少した。世界全体で出荷量が減り、景気低迷のせいで企業のIT関連支出の減少が続いている。ライバルのヒューレットパッカード社も、先四半期の利益が13%減少した、と報告している。

第4四半期の業績は良くなかったが、デルの株価は木曜日の終値8ドル21セントから4.6%上がって8ドル60セントになった。デルは、2011年会計年度までに経費を40億ドル削減すると発表した。同社が昨年3月に発表した最初のコスト削減案より10億ドル多い額である。

デルの最高財務責任者ブライアン・グラデン氏は、「現四半期を通して業績不振が続くだけでなく、その先も長期間にわたり業績が低迷することを予想している」と語った。さらに同氏は、「コスト削減の目標額として今回増やした10億ドルは、会社全体の節約により達成する」と付け加えたが、それ以上詳しい説明はしなかった。同氏は、さらなる解雇の可能性を否定しなかった。

デル社は、3年がかりで経費を30億ドル節約する計画の一環として、経費削減、宣伝活動の強化、人員削減を実行してきた。しかし、2007年に開始されたCEOマイケル・デル氏による経営建て直し計画は効果が上がらず、その結果、昨年はデル社の幹部2人が会社を去ることになった。デルの株式は、過去6カ月間に価値が3分の1に減少してしまった。

Source: Dow Jones Newswires
Original Date:2009/02/27
業種:情報・通信業
トピック:金融


 

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