第2回 入社3カ月でプロダクトマネージャー。GREE OB訪問記
北村慶一（慶應義塾大学大学院）
岑康貴（＠IT自分戦略研究所）
2009/10/1
大学院在籍時に「Mashup Awards」へ作品を応募し2年連続で賞を獲得。たった1人の新卒第1期生。入社半年にして主要サービスのプロダクトマネージャー。この人を見ていると、入社すべくして入社し、その期待通りに活躍しているという印象を受ける。
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「WebでOB訪問」第2回は、SNSサイト「GREE」を運営するグリーに新卒第1期生として入社した1年目エンジニア、細谷伊佐武（ほそやいさむ）氏にOB訪問を行った。グリーでエンジニアとなったいきさつや、今の仕事ぶりについて聞いた。
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連載：WebでOB訪問 バックナンバー |
■ 入社の決め手はケーキ！？
「いきなり僕の周りを社員さんが囲んで、『おめでとう』って祝ってくれたんです」
細谷氏は、入社を決めたときの様子をそう振り返る。
就職活動でWeb業界の企業を探していたとき、グリーが新卒第１期生を採用するということを知って興味を持ったという細谷氏。詳しく話を聞こうと合同企業説明会へ参加し、グリーのブースを訪れた。
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グリー エンジニア 細谷伊佐武氏 |
「ブースでの説明や社員の印象が、生き生きして明るい感じでした。面接でも意気投合して盛り上がったほどです。どの社員さんも、やる気に満ち溢れていて、面白い人たちだと感じました」
入社の一番の決め手は、内定通知書をもらったときの出来事だという。「内定通知書を取りに来て」と会社からいわれ、細谷氏は他社の選考の用事も兼ねて、はるばる上京した。会社に着くと、社員の人たちが立っている。目の前にはケーキ。偶然にも、その日は細谷氏の誕生日だったのだ。履歴書に書かれた誕生日に気付いた人事担当者が手配し、社員全員でお祝いしてくれたそうだ。
「学生1人のためにここまでしてくれる会社は他にないな、と確信しました」
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