@IT > 知らないのは損! Twitterは就活“裏”情報の宝庫

>>インデックス
  就活生のためのTwitter活用術

Twitterを使って賢く情報収集、賢く就職活動!


第3回 知らないのは損! Twitterは就活“裏”情報の宝庫


井上敬浩(慶應義塾大学大学院)
2010/03/30


Twitterは、就職活動に必須のツールである。就職活動に必要な情報を収集できるだけではなく、経営者や業界の人と交流をすることも可能だ。本連載では、就職活動に必ず役立つTwitterアカウントを厳選して紹介する。

 こんにちは。慶應義塾大学大学院理工学研究科の井上敬浩です。

エンジニアライフ
コラムニスト募集中!
あなたも@ITでコラムを書いてみないか

自分のスキル・キャリアの棚卸し、勉強会のレポート、 プロとしてのアドバイス……書くことは無限にある!

コードもコラムも書けるエンジニアになりたい挑戦者からの応募、絶賛受付中

 就活中の皆さんは、Twitterでしか得られない「チャンス」があることをご存じでしょうか?

 Twitter経由のみのイベント情報や採用情報はもちろんのこと、人事や経営者の方々と話す機会もあります。これを知らないのはとても損です。今回は、いくつかの事例を見ながら、おすすめアカウントを紹介していきます。

Twitter経由のみの採用


 なんと、このツイートの試みはヤフーヘッドラインに掲載されました( 関連記事:「ECナビ『ツイッター』で新卒採用 人材集客力に着目」)。 70人近くの応募者が集まったようです。ECナビの宇佐美さんはTwitter上で、ベンチャーで働くことやコンサルや起業家について、学生に向けて熱心に呼びかけてくれています。Twitter上での質問会は毎回大きな盛り上がりを見せます。就職活動において、大いに参考になるアカウントであることは間違いありません。

Twitterのみでしか知り得ない採用情報

 ウノウ 山田進太郎社長。写真・動画共有サービス「フォト蔵」やソーシャル育成ゲーム「まちつく!」などのサービスを展開しています。ツイートを見ると分かりますが、自信とやる気を持った学生を募集しています。実は、ウノウは新卒募集を大々的に行っておらず、新卒説明会も開催していません。しかし、Twitterで山田社長をフォローしていれば、チャンスを知ることができるのです!

人事との出会い

 GREEの人事担当、岩井さんのツイートです。何気なくツイートした学生に対して、なんと人事担当の人がメッセージを送ってくれています! 日頃から自分の思いを熱心にツイートしていると、もしかしたら人事担当の目に止まる……なんてことがあるかもしれません。もちろん、こちらから積極的にアプローチしていくのもアリですよ。

経営者とのコミュニケーション

 マイネット・ジャパン 上原仁社長。会社説明会後、学生が上原社長にお礼ツイートをした際、優しく熱く返事をしてくれています。メールのやりとりですと、このようにお互いの距離が縮まることはなかったかもしれません。「社長との近さ」は、就活生にとって非常に魅力的ですね。

人事の熱い思いに触れる

 KLab 人事担当の坂本幸太郎さんです。人事としての学生に対する思い、学生との向き合い方を真摯に語ってくれています。就活生である僕たち学生がこういうツイートを目にすると、非常に熱くなります。人事が本気で向き合ってくれている。だから僕たちも本気で向かっていこう、と思えます。

企業を深く知るチャンスを得る

noto noto
12:02 AM Jan 27th

 DeNAマネージャ 能登さんのアカウントです。Twitter限定で、アルバイトの募集をしています。モバゲータウンなどで非常に勢いのあるDeNAでアルバイトができるなんて、最高の機会ではありませんか!?

 このように、Twitterには「企業をより深く知る」ためのチャンスが、たくさん眠っているのです。Twitterはまさに、就活情報の宝庫といえるかもしれません。

記者プロフィール
井上敬浩(いのうえたかひろ)
慶應義塾大学大学院理工学研究科で数理科学を専攻。研究内容はアルゴリズム・最適化。

 情報学は学んでこなかったが、学部4年時のITベンチャー企業でのアルバイトをきっかけに、ITの面白さにどっぷりと浸かるように。 一通りのプログラミング言語を浅く広く学んできたが、まだまだ勉強不足を感じている今日この頃。得意分野は、データマイニングや最適化アルゴリズムの実装。 スピード感があって個人の裁量が大きいITベンチャー企業が大好き。



自分戦略研究所、フォーラム化のお知らせ

@IT自分戦略研究所は2014年2月、@ITのフォーラムになりました。

現在ご覧いただいている記事は、既掲載記事をアーカイブ化したものです。新着記事は、 新しくなったトップページよりご覧ください。

これからも、@IT自分戦略研究所をよろしくお願いいたします。