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エンジニアライフ時事争論(15)
言語萌えにキーボード萌え……
テクノロジに萌える人々


@IT自分戦略研究所
2010/12/15



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 人生にとって「萌え」は重要である。仕事がつらいとき、日常が精彩を欠くとき、ちょっとしたときめきを与えてくれるものは重要だ。

 エンジニアライフ時事争論、今回のテーマは「萌えテクノロジ」。技術やガジェットを愛するエンジニアが「萌え」について熱く語るコラム6本を紹介しよう。

「C++に萌えるがJavaには萌えぬ」――言語萌え

 まずは、プログラミング言語に萌える人々の意見から見ていこう。『プログラマで、生きている』のひでみ氏は「言語萌え」について考察している。

 「久しぶりにC++を使ったら、すっかりC++がツン化していた。以前は、ツンデレぐらいだったのに」――。ひでみ氏にとって、C++はいわば嫁言語とでもいうべき存在だ。しかし、仕事でVisual BasicとTransact-SQLを使っていたら、C++との付き合い方を忘れてしまったのだという。

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 C++を愛するひでみ氏にとって、Javaはどうもしっくりこない=萌えられない言語だという。C++の欠点込みで好きだからこそ、Javaの“行儀の良さ”がしっくりこないのでは? とひでみ氏は考察している。

 プログラミング言語は、言語設計者の思想や意思によって成立している。「プログラミング言語という存在は、擬人化せずとも人そのものを表現しているのかもしれない」と、ひでみ氏はまとめている。

言語萌えその2「Visual Basicが好き」

 『30過ぎで5社目でした。』のけいいちっく氏が萌えるのはVisual Basicだ。

 Webの更新チェックをするため、けいいちっく氏はVBScriptでプログラムを作った。けいいちっく氏にとって、萌えるポイントは「IDEがいらない手軽さ」にあるようだ。「Windows PowerShellに移行するらしいが、自分にとってしっくりくるのがこの言語」である、とけいいちっく氏は語る。

鼻血が出るほど「ライブコーディング萌え」

 『恋愛感情で仕事はできるか?』の森姫氏は、鼻血が出るほどライブコーディングが格好いいと断言する。

 森姫氏にライブコーディングの格好良さを教えてくれたのは、会社の先輩だった。プログラムで分からないことがあったので質問したところ、先輩はゆっくり説明しながらまたたく間にコーディングを行い、30秒後には1クラスを作り上げてしまったという。森姫氏にとって「人のコーディングを見て鼻血をふきそうになったのは人生初」の経験だったそうだ。

 なぜ、ライブコーディングは格好いいのか? 森姫氏は、「自分が知っている言語のライブコーディングを見るのが好き」と前置きしたうえで、以下のように考察している。

  • 「なんとなく自分もついていけそうな気がする」と思えるのがポイント

  • 自分が理解できる言語だからこそ、すごいことをやっていると分かる

  • いつか自分もこうなりたいと思える

 出血多量には気を付けて萌えたい。

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