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@IT自分戦略研究所ブックシェルフ(5)
『1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術』

@IT自分戦略研究所 書評チーム
2008/7/18

■会議運営の上手な技術

 会議とは、仕事の達成を支援するツールに過ぎない。だから、スムーズに仕事が達成できるのであれば、会議はいらない。

1回の会議・打ち合わせで必ず結論を出す技術

斎藤岳著
東洋経済新報社
2008年6月
ISBN-10:4492556117
ISBN-13:978-4492556115
1680円(税込み)

 しかし、多くの場合、ある仕事を達成しようと思えば、できるだけ短い期間での達成が求められるし、評価される仕事というのは往々にして規模が大きなプロジェクトであって、その場合、多くの人との協業は欠かせない。利害関係者が多く、締め切りが決められ、巨額の予算が動くプロジェクトを「それなりにスムーズ」に進めるうえで、欠かせないツールが会議なのである。

 プロジェクトで会議が担う機能とは「結論を出す」ということである。ただし、いいかげんな結論では駄目だ。質のいい結論を出さなければいけない。では、質のいい結論を出すには、どのように会議を進めればいいのだろうか? この本にはこの疑問に答える具体的な技術が記述されている。

 うまい会議運営の技術を丸めるとこうだ。

  • ゴールを決めておくこと(今日はこれを決めると宣言しておく)

  • 議論の論点を決めておくこと(そして議論をその論点からズレないようにすること)

  • 議論は事実にだけ基づいて行うこと

 取りあえず、この3点に注意して会議を行えば、その会議が雑談で終わることは回避できる。(鯨)

本を読む前に
プロジェクトの危険信号は会議で分かる (@IT自分戦略研究所)
せきばらいで会議をコントロールする? (@IT自分戦略研究所)


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