ITエンジニアが中心に立って「世界を変えていこう」とするIT企業を徹底研究。アツいITエンジニアへ突撃インタビューし、その信念を聞く |
「KLabには、若手技術者がのびのびと活躍できる環境が整っている」――第3回「情報発信せよ、技術への投資は惜しむな――KLabの挑戦」で、KLab取締役の天羽公平さんはこうおっしゃいました。では、実際に若手技術者はどのように活躍しているのでしょうか? 今回は、KLab 研究開発部 兼 奈良先端ラボ責任者の竹井英行さん、研究開発部の鈴木信太郎さん、Kラボラトリーの高田敦史さん、3人の若手エンジニアにインタビューを行いました。
井上:まず、入社に至る経緯を教えてください。
研究開発部 兼 奈良先端ラボ責任者 竹井英行さん |
竹井:もともと、わたしは大学でロボット工学を専攻していました。わたしは「ロボットの新しい未来を切り開く」という野望を持っています。これからは、すべてのロボットやモノがインターネットにつながり、いままでとはまた違った存在になりうると思います。そんなロボットを作るためには、サーバやネットワーク、Webアプリケーションについての技術が必要だと感じていました。ですから、インフラに強く、エンジニア主導で新しいものを生み出すKLabは非常に魅力的でした。
大学の先輩がKLabで働いていたということも影響しています。その先輩は非常に優秀かつ真面目で、わたしはとても尊敬していました。「彼がいきいきと仕事をしているからにはすごい会社に違いない!」と思ったので、入社を決めました。
鈴木:わたしは今年の1月に中途入社しました。もともとWeb制作会社のプログラマだったのですが、その会社はどちらかというとデザインに重きを置いていたため、技術を突きつめるのには限界がある、と感じていました。そこで、思い切って技術志向の会社に転職しようと考え、KLabに行き着きました。面接では技術に関する濃い話ができましたね。面接が進むたび、「まさにここしかない!」という気持ちになりました。
Kラボラトリー 高田敦史さん
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高田:わたしは大学院では文学を専攻していました。学部生時代は、プログラミングなんてほとんどしたことがありませんでした。大学院生になって1人暮らしを始めると、夜に時間を持てあますことが多くなってしまいました。そこで、時間を有効活用するために、プログラミングを始めました。初めはブラウザ機能拡張のためのユーザースクリプトを書いていましたが、自分で動かせるものを作る楽しさにどんどんのめりこんで、いろいろな言語やアルゴリズムを勉強するようになりました。
就職活動では、「出版社」と「IT業界」という2つの異なる業界を回りました。KLabのCTOである仙石浩明さんとの面接は、とても印象的でした。仙石さんは、わたしの研究内容についていろいろ聞いてきました。研究といっても文系の研究ですから、仙石さんの専門ではありませんが、それでも興味を持って深く追求してくれました。面接では終始、白熱した議論を行えましたね。結果、無事に内定をもらいました。
井上:研修内容について教えてください。
竹井:KLabの2カ月の研修では、研究開発部以外のさまざまな部署を経験しました。そんな中、高田さんが進めていたPainticaに興味を持ち、「研修の途中だけど、Painticaを手伝いたい」と社長に直訴したのです。すると、あっさりPainticaプロジェクトにアサインされました。研修中にもかかわらず真剣にやりたいことを声にできたこと、実際に本格的なプロジェクトに携われたことで、「本当に自由な会社なんだ」と実感しました。研修中にプロジェクトにかかわるのは、実は前代未聞のことだったらしいですが……。プロジェクトはなかなか大変でしたが、ここから得られた自信や知識はとても大きなものだったと思います。
研究開発部 鈴木信太郎さん
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高田:わたしも、研修ではいろいろな部署を経験しました。わたしは何よりコードを書くことが楽しくて仕方がありませんでした。これまでは、本業である文学研究の影でコードを書いていたので、「堂々とコードを書いていいんだ!」という率直な驚きがありましたね。特に印象に残っているのは、「お絵描きチャット」というWebアプリを作成したことです。このアプリでは、複数のユーザーが同じキャンバスに絵を描けます。もともとJavaScriptやFlashが好きだったので、作るのがとても楽しかったです。この「お絵描きチャット」は、のちにプロジェクトとして昇格しました。
鈴木:わたしは中途入社ですので、いきなりプロジェクトにアサインされました。入社してすぐに大きな裁量を持って働かせてもらえたので、この環境にはとても満足しています。
楽な道ではない、それでも技術者としてやりたいことをやる |
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